都市と地方の地域格差
地方から上京してきた女性から、結婚できない悩みを打ち明けられたことがある。聞けば二六歳だという。
「この歳でお嫁にいけないと、隣近所から白い目で見られるんです。もう、恥ずかしくって外を歩けません。結婚できない原因は何でしょうか」
その話を聞いて、私は思わず笑ってしまった。二六歳で独身。そんな女性なら都会には掃いて捨てるほどいる。
しかし、その人たちは結婚できないからといって、深刻に悩んでいるわけではない。
都会生活の長い女性が、結婚できないと真剣に悩み始めるのは二九歳をすぎてから。三二、三歳頃になって「ひょっとしたら、このまま独身かも」という恐怖のささやきを背にしながら、必死に結婚相手をさがし始める、というのが一般的パターンのように思われる。都市と地方ではこのように、結婚で悩みだす年齢に六~七年の開きがあるようだ。
これは男性にも同じことがいえる。都会では二七、八歳の独身男性が田舎に帰ったりすると、とたんに「嫁さんは、まだもらわないのか」と両親や近所の人からいわれる。
事実、地方では、三〇歳すぎてまだ独身という男性は少ない。
だから、田舎で周囲の人から、「早く結婚しろ」とプレッシャーをかけられるようになったら、都会に出ればいい。都会なら肩身の狭い思いをしないですむし、第一、人間がたくさんいるから、手頃な結婚相手も見つけやすいだろう。
人が多いということは、当たる確率も当てられる確率も高いということになる。努力をおしまなければ、きっといい人にめぐり会うだろう。
美人必ずしも有利とは限らず
美人薄命という言葉があるが、これはある意味では正しい。いままで、何万人も除霊をしてきているが、美人ほど多くの生霊が憑いている。
その理由は、彼女に恋慕した男たちが多いからで、中にはふられてしまったり、その時怨みを抱いた男性もいただろう。
本人にはその気がなかったとしても、ちょっとした言葉のいき違いから、思わぬ怨みをかったりするものなのだ。これも、美人なるがゆえの宿命ともいえるだろう。
生霊は恐ろしい。それは運勢を萎えさせ、病気や災いをもたらす。生霊にとり憑かれた美人は、表面、平静を装っているが、霊視してみると、怨みの霊がヘビとなって、首や胸、腰あたりに巻きついている。
そして、絶えず肩が凝る、首が張るといって彼女は苦しがっている。これでは長生きなどできるはずがない。
確かに美人だと、多くの男性がいい寄ってくる。したがって、選択権は当然女性の側にある。
だが、結婚したあと、よほど両者がしっかりしていないと大変なことになる。というのは、美人の奥さんをもらうと、男性側は誰かに横どりされはしないか”と、心配になるものなのだ。余計な気苦労の分だけ、男性は負担となるが、美人の女性を伴侶にしたがために、これも一種の宿命といえるだろう。
こういう、もろもろの要素を考え合わせると、美人だからといって、必ずしも結婚が有利になるとは限らない。
もちろん、十人並以下より、以上であるほうが、チャンスは生まれやすいだろうが、とびきりの美人の場合は、いざ結婚を考えた時、男性側が二の足を踏むことも多いのだ。
だから、最近では最もプロポーズされる〝打率〟の高い女性は、顔立ちは普通か、ちょっとかわいい程度で、プロポーションのいい女性が多い。特に、バストにかなりの存在感があふれる女性は高打率。
私のもとに相談にこられる方で、「私、三か月に一度はプロポーズされちゃうんです」という女性や、「結婚するまでに、何十人にもプロポーズされました」とのたまう女性に共通する点は、たいていバストが豊かで、顔は〝並”という人が多い。
いわゆる、ふるいつきたくなるような美人でもないのに、どうして、そんなにプロポーズをされるのだろうか。
疑問に感じた私は、こういうことに詳しい守護霊にも聞いてみたところ、こんな答えが返ってきたのである。
「やはり……。さほど美人ではないので、他人にとられる心配がないようだ。プロポーズする際も、さほど緊張しないですむ。
“こんなボクでもOKしてくれるんではないか”という、心安さと、期待感があるのだろう。そして乳房が大きいことも、男を惹きつける要因だ……」
実は、これが男性に共通する本音でもある。恋人として、街を連れ歩くのなら、美人。女房にするのなら、働き者で健康で、顔は並かそれよりやや上クラス・・・・・・というわけである。
かなり、勝手ないい分だが、これが男の本音だからしかたがない。
だから、男心をとらえて、結婚にまでこぎつけようと思うのなら、次のようにしたらよい。
①顔が並の女性は、ちょっとかわいくなれる笑顔や仕草を研究する。
②顔が並以下なら(実際は、女性にはそれぞれ固有の魅力があり、それを十分に演出することができれば、誰でも美しくなれる)、言葉や態度、笑顔でかわいさを強調する。
③プロポーションに自信がないのなら、シェイプアップしよう。
④バストが貧弱に見えるようなら、パットを入れて、大きく見せよう。誰ものぞいて見るわけではないので、少々のあげ底は大丈夫。
「男性蜂」を呼び寄せる結婚花を咲かせるには、これぐらいの努力は必要である。何もしないで、イイ男をめようというのは、少々ムシがよすぎる。
必ず大きくなる「バストアップ神界ロゴ」

上図の「神界ロゴ」には神霊界のパワーを呼び寄せる不思議な力が宿っている。使い方はいたって簡単。図の中心部分を静かに、最低一分間は見続け、脳裏に焼きつける。
そして、いつでも頭の中にこのマークをイメージできるぐらいにして、「必ずそうなる、すでに願いは達成された」と強く確信する。これで、神霊界パワはあなたのものとなる。
もちろん、小さくコピーして胸のポケットにそっとしのばせておくのもよい。大いに活用していただきたい。
男をだますぐらい美しくなろう
ところで、そんな“見せかけの自分〟で結婚したところで、最終的には男性を裏切ってしまうことになるのではないか、と心配しておられる女性もいるだろう。だが、心配ご無用。
というのは、男性だってプロポーズする時、「君を幸せにしてみせる」といいながら、女性の期待を裏切らなかった男性がどれくらいいるだろうか。
少々の見栄は、結婚前は許されるのである。動物はたいてい交尾の季節になると、オスもメスも美しくなろうとする。これが、自然界の法則なのである。人間とて例外ではない。
女性が、お化粧し、整形し、ヘアスタイルを気にして、パットをつけるのは、しごく当然のことなのだ。
もっともっと、自信をもって、美しく自分自身を演出すべきなのだ。
しかし、これはあくまでもプロポーズ時期における話であって、本来的にあるべき男女の道ではないので注意していただきたい。
われわれ人間社会では、いくら真心と愛があっても、それを上手に表現し、演出する術を知らないと、それらが相手に伝わらないことが多い。
つまり、叡智がなければならないのだ。
世の中には、性格もよく愛情も深いのに、なかなか男性からプロポーズされない、という女性がいる。それは、自己の性格や愛情を相手に伝えることが下手だからである。
愛とか真心は、至高の価値であるが、ただそれを備えているからというだけでは何にもならない。
神のみの美しい世界しか見えない人は、往々に、花といえば美しい花弁だけを連想しがちだが、地下にある根っこの部分も、やはり花の一部分なのである。
しかも、この根があってこそ、美しい花が咲く。人間もやはり同じである。愛や真心が至高の花とすれば、心の内側の根の部分には、もっとドロドロしたものが流れているのである。
真の意味で神に生きる人は、善悪、清濁をぐっと飲み込んで、しかも大善、大美に生き、自らは悪に染まらない人なのだ。
結婚に縁遠い女性は、もう一度自分の美しさや気持ちが男性の求めているものに合っているかを、再チェックしてみるべきだろう。
相手の男性の心を開かせるのは、容姿よりむしろ、あなたの性格のほうだ。
容姿のよさを鼻にかけて、ツンとすましている女性より、明るく気さくな女性を、男性は好むものである。
しかし、さらに容姿が男性の理想に合致していれば、まず一〇〇パーセント結婚できるだろう。
「美人は三日見れば飽きる」といわれるが、性格の明るさ、爽やかさは決して飽きることがない。女の幸せには、内面と外面の美の努力が一生涯必要なのである。
そのことを、しっかり心に刻んでおく必要があるだろう。
あせりと嫉妬が男運を遠ざける
美人でないからといって悩むことはない。二六歳をすぎ、三〇歳すぎても希望を捨てることはない。
必ず、この空の下にはあなたの伴侶となるべき男性がいるはずである。あせってはいけない。
結婚できないからといって、あせりにあせっている女性をときどき見かけるが、感心しない。
さりとて、ノンビリしすぎるのも問題だが、あせると、見えるべきものが見えなくなり、見なくてよいものが見えてしまう。
たとえば、あなたの隣の男性が、本当はあなたに気があるのに、おとなしい性格だから、なかなか告白できずにいるとしよう。
冷静になって考えると、気があるそぶりは随所に見られるのに、それに気がつかない。
そればかりか、逆に、ソワソワしている彼の態度を「優柔不断でテレテレした男」などと悪い方向に解釈している、といった具合だ。
まさに「岡目八目」は箴言である。あまり、そればかりに熱中していると大切なポイントを見逃してしまうことが多いのだ。
一歩冷静に高所からものごとを眺める工夫をすれば、あなたに好意を抱いている男性が、意外に近くにいるのが見えるかもしれない。
せっかく男運がすぐ近くまできているのに、あせりすぎると、周囲の状況がわからなくなり、男運をとり逃してしまう。
またもう一点、留意しなければならないのは、嫉妬心である。男性も女性も程度の差はあれ、嫉妬心はもっているものだが、それが強すぎると男運は逃げていってしまう。
嫉妬心の強い女性は元来、わがままな性格で、相手を思いやる優しさに欠けている。
許しの心も少なく、どちらかといえば攻撃的なタイプだ。本人はそう思ってはいなかったとしても、雰囲気から周囲の人々はそれを感じてしまう。
したがって男性からは、敬遠され、そのため男運に見放されることになるわけだ。
陰口、嫌味、皮肉等々は厳に慎しむべきである。周りで聞いていても気持ちのいいものではないし、みずからの評価を落とすだけで、何の得にもならないだろう。
また、嫉妬心は怨みにも通ずる。怨みが昂じると、それは生霊となる。つまり、自分自身が恐ろしい生霊を出すことになるのだ。
これを霊的に見ると、体の一部が欠けているような状態である。つまり、顔の半分、片手、腹の一部分などが消えているのである。
消えた部分が、すなわち、生霊となって、怨んだ相手に憑いているのである。自分のほうはどうかといえば、ポカーンとした虚脱感と空しさが残り、時として情緒不安定な部分が前面に表われる。
これは、霊的にも運勢的にも健全でない上に、実際の肉体にも悪影響をおよぼし、表情も暗くする。当然ながら、男運などこようはずもない。
むしろ、男運を呼び寄せるには、神々や守護霊たちに日頃祈るだけ祈って、あとはおだやかで、無欲な心境が大切である。
あせらず、強く嫉妬しなければ、自然と健康になり、肉体的にも若返り、表情も明るくなる。
すべてが、よい方向へと回転しはじめる。なにはともあれ、あせりと嫉妬は男運の大敵と心得るべきである。
コンピュータ縁談も活用すべし
近頃コンピュータ縁談が流行しているが、仲人さんが機械だからといってバカにしてはいけない。これもご時勢である。利用できるものは大いに活用すべきだろう。
話によれば、何十万円かの入会金を支払うと、毎月何人かの異性を紹介してくれるとか。
しかも、こちらの条件に、できるだけ合った人を選び出してくれるというのだから、こんなありがたい話はない。子もち、再婚、四〇歳台でもOK、という人もいるらしい。むろん、コンピュータに登録されたデータがすべてではない。
中には、できるだけ自分を高く売り込もうと、若干の水増し資料を提出している人もいるだろうから、ともかく、自分の目で見て確かめることが大切だ。
相手を選ぶ際のポイントは、必ず何か一点、共通項があるかどうかということだ。
一番いいのは、同じ思想をもち、同じ理想に生きていることだが、これはなかなかむずかしい。趣味嗜好が共通、というぐらいでもいい。
もう一つは、先ほども説明したが、お互いの性格や能力、職業を理解し、果たして釣り合うのかどうか、一緒に生活して、固苦しさを感じないかどうかを見きわめるべきだ。
あとは、実際に会ってみた時の印象などだろう。
これらのことを見た上で、合格ラインに達するのであれば、ゴールインしてもいいのではないか。神縁の人とめぐり会うには、いろいろな経路がある。
生まれた時から、どこかの彼と赤い糸で結ばれていて、いつかその彼と劇的な出会いが実現・・・・・・と、漫然と思っているだけではだめなのだ。
また、守護霊にお願いしているだけでもだめである。婚期が遅れた人は、あらゆる手を尽くして努力するべきだ。
守護霊に祈り、とにかく、あらゆるチャンスに挑戦して神縁の相手とめぐり会いたい、と願いつつ、実際に行動を起こせばよい。
すると、その瞬間から守護霊は働きはじめる。守護霊とは、あくまでも守護する霊であり、本人の自発的な心と行動がなければ、本格的な守護活動はしない。
それが、高級神霊である証しなのである。そうではなく、一方的に人間に働きかけるのは低級霊である。
人間の肉体に入り込み、これを支配してわが欲望を遂げようとしている霊だ。これが、神霊界の法則といえるものであり、正邪の区別を明確にしていただきたいところである。
ところで、守護霊が働いた場合の結婚パターンであるが、次のようなケースが考えられる。たとえば、神縁の相手がコンピュータ見合いのリストの中にいた場合。
すぐに、その人とめぐり会えればいいが、そうでないと、何人もの人とお見合いを余儀なくされる。
しかし、何人目かには、必ず神縁の人とめぐり会い、お互いにピーンとくるものを感じる。
ところが、コンピュータ見合いのリストの中にいない場合はどうなるだろうか。「ああ、今日もだめだった。私、どうしてそうなのかしら……」と、ガッカリしてお見合いからの帰り道に、ふと昔の女友だちとバッタリ会う。
「あら元気?えっ、まだ独身なの。大変ねー」などと嫌味をいわれつつも、男友だちの話になる。
そこで、「そういえば・・・・・・」と、ある男性を紹介される。彼も、目下独身。どこかにいい女性はいないだろうかと、結婚相手を募集中とのことだ。
「あなたも独身なら、ピッタリよ。年も近いし、性格もお似合いみたいよ。あなたたち、ピッタリの相性よ」
その女友だちのはからいで翌日にはその男性と、お見合い。視線を交わしたとたん、ビリビリッと電気が流れ、「あ、この人が理想の相手」とお互いに思うといった具合である。
このように、真の祈りと努力を積めば、必ず守護霊は別の幸運を用意してくださることをお約束しておこう。
奥の手は、このパワーコール(愛の呪文)で
相手の男性が、果たして自分にふさわしい人物かどうか、もうひとつピンとこない場合は、パワーコールという”奥の手〟がある。
パワーコール?ナニ、それ…という人は、はっきりいって遅れている!
パワーコールのなんたるかを詳しく知りたい人は、拙著『強運』(たちばな出版刊)を読んでいただきたい。
ここでは、話を進めるために少し、パワーコールについて簡単に説明しておこう。
これは、昔風ないい方をすれば、「呪文」である。だが、迷信、マヤカシなどでは断じてない。
神霊界の人智を超えた霊波動を言葉によって呼び寄せるというものである。したがって、その音ひとつひとつに深い意味が込められており、信じて唱えれば、必ず神霊界の波動をキャッチすることができる。
またそれは同時に、自分の守護霊、守護神をより活発に発動させることでもある。 パワーコールの正しい心得、方法をしっかり理解してから唱えないと、効果はない。
そればかりか、面白半分、遊び半分でやると、守護霊のお叱りを受け、とんだ災いをこうむりかねないのだ。パワーコールを唱える場合は、必ず「強運』を読んでからにしていただきたい。
パワーコールは、「ハルチ ウムチ ツツチ」
である。ここでいうチとは血を指し、血とは本人の霊である。
これを唱えると、自分の潜在能力が一〇〇パーセント発揮できる他、相手との相性が鮮明に現われてくる。
お見合いをする前に、あるいはデートの前に、「ハルチ ウムチ ツヅチ」と百回唱えるとよい。もし、相性がよければ、話はトントン拍子で進むが、そうでない場合は、会話や動作がギクシャクして、しっくりまとまらないものだ。
また、このパワーコールには「ツキ」を呼ぶ働きもある。つまり、運がつくのである。
だから、思わぬ幸運が転がり込んでくることもある。
もう一つ、「ハルチ ウムチ ツツチ」と一対として考えていただきたいのが、守護霊へのお願いである。
「守護霊さん。○○さん(相手の名前)が本当に私と相性がいいのかどうか、教えてください。
明日、デートをしますから、その時、霊的に鈍感な私でも、はっきり自覚できるような形で、ご教示ください。お願いします」
バカバカしいと笑うなかれ、真剣な祈りに対して、守護霊はきちんと答えを出してくれるものである。
詳しい方法は、第二章で説明するので、一度試されてみるとよいだろう。霊験あらたかなること、受けあいである。
とにかく、以上のような方法を使って、結婚と幸福をつかんでいただきたい。あせらず、高望みをせず、かといって安易に妥協せずに!
白鳩がパタパタとはばたいて祝福してくれる中で、新しい二人の歴史が始まる。
そして、一度目の結婚がダメなら、再婚がある、という前向きな姿勢で対処することが肝心である。そうすれば、天は必ずやあなたに、素晴らしい男性を引き合わせてくれるだろう。
《デートの知恵四つのポイント》
好きな彼と初めてのデート―こんな時は、前の夜から緊張ぎみ。デート本番の際、ワクワクして胸の高まりは隠しきれないもの。お互い相手を気づかいながらも楽しい一日だ。
なんてったって、「私には”彼”がいるのだ」と、もてない友人に対する優越感と満足感が湧いてくる時であろう。そこで、楽しいデートをより楽しくさせ、かつ運気を呼ぶ四つのポイントを紹介しよう。
①言葉は言霊。なるべく敬語まじりの標準語を使う
敬語を使うと、相手を立てた言葉として男性は気持ちのいいもの。ところが、人それぞれ言葉グセがある。
「ホント、ヤダー、ウッソー、あんたアホとちがう(関西)」
「だから、つまり、ネ、七時よ、会ってほしいわけ」
などの、ミーハー的な言葉や理屈っぽい言葉は、相手から軽く見られる。かといって気どる必要もない。
せめて、ホテルやレストランに行き、ここ一番という時はピシッと決めなければならない。
たとえば、二人でホテルオークラあたりのレストランで食事をする場合、きちんとした言葉を使う。すると、ミーハー友だちから、一歩進んだ大人の関係に彼との間を接近させることができるのである。
大切なのは、相手にすがすがしさを与える言葉であり、同時に、自分の誠意を伝えることである。言葉は選んで使うべし。
②沈黙を作らないためのキーワード
あ=遊び い=田舎 す=スポーツ る=ルーム(自分の部屋のこと) ひ=病気(相手の家族の健康)と=特技に=ニューこれらのキーワードをつなげると”あいするひとに”となる。
会話が途切れた時、これらを話題にすれば、気まずい沈黙はシャットアウトできる。
豊かな会話から運気が開かれるのである。
③軽いスキンシップは距離を縮める霊波
キッカケはどうであれ、異性同士が肌と肌を触れ合わせるのは心をときめかせる。また、このドキドキした気持ちはお互いに通じ合うものだ。
そして、二人の霊波もスキンシップを介して通じ合う。これが二人の距離を縮めるコツである。
ただ、誤解を招かないために一言。スキンシップとは特別な意味におけるスキンとそのシップをいっているのではない。
また、軽く、といってもやたらとさわりまくるものではない。ちょっと肩に手をやるとか、耳たぶをツネツネするぐらいのことだ。こういったソフトタッチな仕草は、心の交流を助けるのである。
④力を合わせ、アクシデントに立ち向かう
二人でハイキングに行ったが道に迷った。こんなアクシデントこそチャンス。地図を見ながらお互い協力し合って目的地に着けば二人の間は急接近しているものだ。
そこで、どんな場所にいけばよいかを教えよう。
カミナリの多い所がベスト。少々、命の危険もともなうかわり、メリットも大きい。犯ゴロゴロ雷が鳴り出したら、「キャー、こわい!」といいながら、女性のほうから抱きつきにいけるからだ。鳴っているあいだ中、男性に抱きついていればいい。
反対に男性が雷を怖がって女性にしがみつくようなら、女性のほうはガッカリだ。
だが、こんな彼と結婚してよいものかどうかがはっきりわかり、人生最悪のアクシテントから逃れることができるのである。これも雷大神様のおかげでありましょう。
第二章 この心掛けが良縁を呼ぶ
”偶然のチャンス”は霊界が作る
守護霊があなたを応援する
何回かお見合いしても、なかなかゴールまで辿り着けないという女性がいる。以前私のところに相談にこられた女性は、なんと見合い回数40。
毎月一人〜二人の男性と見合いしているのだが、これは、という相手にめぐり会えない。
本人もホトホトくたびれてしまい、「私に合う男性は、もういないかもしれない」と半ばあきらめ顔であった。
話を聞いてみると、お見合い相手の欠点や嫌な面がすぐに目についてしまうのだという。だから、相手から結婚OKの話があっても、首をタテに振らないのだ。
贅沢をいって、男をより好みしているわけではないが、何となく気が乗らない、という。本人もフィーリングがピッタリ合う男性に巡り会いたい一心で、紹介された男性とは必ず見合いをしてきたが、40回のうち、一度たりとも納得できる男性とのご縁がない。
そこで私が霊視してみたところ、守護霊が語るには、本人の努力は認めるが、まだその時ではないという。だから守護霊自身が、お見合いを邪魔しているのである。
守護霊が彼女の心に働きかけ、相手の嫌な面を見せて居るのだという。
守護霊は本来、本人を守護し、育てる役割を天より任命されている。
それなのに結婚を邪魔しているのは、とりもなおさず彼女自身の為なのであった。
生霊のように単に相手を苦しめ、悩ますたむに邪魔をしているわけではないのだ。
守護霊がまだ「その時ではない」と語っているのだから、焦るだけ無駄である。それよりも守護霊の存在を信じ、その働きに感謝して、毎日を明るく過ごすに限る。
そうすれば、必ず「結婚解禁日」がやってくる。
この話には後日談がある。
数ヶ月ぶり、再び彼女から連絡があった。なんと私のところに相談にきたあと、しばらくしたらお見合いの話があり、会ってみると、理想とピッタリの男性だった。
そしてめでたく結婚の約束をした。
と彼女は弾むような声で話してくれたのである。
なぜ、彼女の前に理想の男性が突如として現れたのか。
他でもない、守護霊が連れてきたのである。まだ「その時期ではない」といっていた守護霊だったが、彼女があんまり熱心に頼む、四〇回も一生懸命にくじけず、お見合いをしてきたので、守護霊が神様にとりなし、時期を少し早めていただいたのである。
このように、守護霊は常にあなたの味方である。
いい男性を見つけようと、まじめに努力すれば、誰が見ていなくても、守護霊はちゃんと見ているのである。だから守護霊に祈りつつ、安心して努力することだ。
世界の山下選手も、女の努力と守護霊にはかなわない
努力することがいかに大切であるか、その例は、あの柔道の山下泰裕選手の場合にピッタリとあてはまる。
別に、山下選手が柔道で努力した、という意味ではない。どんな屈強な男にも負けなかった彼も、女性の努力と守護霊にはかなわなかったという話である。
ロス五輪でめでたく金メダルを獲得した山下選手は、帰国後、ひょんなことで、東京銀座に買い物に出かけた。そして、何気なく店に入りショーケースをのぞいていたところ、そこに現われ出たる美女一人。といっても彼女はここの店員さんだった。
この店員さん、なかなか積極的で、目ざとく、山下選手を見つけると、ツツーと接近してきて、目と目が合うと同時に、間髪を入れず口をきいてきた。
むろん、立ち入った話はできない。ファンであることを告げ、ファンレターを出したいからといって、山下選手からすかさず住所を聞き出した。
山下選手は東海大学の職員だから、ファンレターのあて先なら本人に聞かなくてもわかる。が、そこがこの店員さんの頭のいいところ。直接アタックして、山下選手に自分の存在をアピールしたのである。
そして、すかさず写真入りのファンレターを出し、デートの約束までとりつけ、あれよあれよという間に結婚にまでこぎつけてしまったのである。
気は優しくて力もちなんともたのもしいハズバンドを、何の縁故もなかった女性が手中に収めたのである。
しかも相手は「世界の山下」「国民栄誉賞の山下」である。
しかし、これは奇跡でも何でもない。彼女の真摯な気持ちと努力が、彼に通じたのである。
もちろん、彼女の守護霊が直接、働いたことはいうまでもないし、山下選手の守護霊も、「この人なら、よかろう」と許しを出したのである。
人間の決断などというのは、いわばヒラメキである。特に、勝負の世界で厳しく生きている人間は、そのヒラメキが鋭い。彼女の努力と、守護霊の働きに、山下選手は何かピーンとひらめくものがあったのだろう。
「天は自ら助くるものを助く」というが、その通り。努力なくして、チャンスはめぐってこないし、守護霊も働かないのである。彼女の努力が守護霊に通じ、大きな男運を呼び寄せたのだ。
プラットホームで拾った男運、実は・・・・・・
守護霊の働きといえば、こんな話もある。
仮にA子さんとしておこう。彼女の結婚した相手というのが、甲斐性なしで暴力もふるうといった、およそ亭主失格者だった。ホトホト手を焼いたA子さんは、いよいよ離婚を決意して、離婚届けを出すために役場へ向かったのである。
事件はその途中のプラットホームで起きた。意気消沈してホームのベンチにたたずんでいたA子さんの前に、一人の男性が現われた。あまりにも表情が暗く、悲しげだった
A子さんに、その男性は声をかけた。
「どうされたのですか」
こうして二人の間に会話が生まれ、男性はA子さんをお茶に誘った。
いつもなら、見ず知らずの男性から声をかけられても、無視してしまうA子さんなのだが、その日ばかりは、気分も滅入っていたこともあって、男性の誘いにすんなり応じたのである。
喫茶店で話し込むうちに、その男性はA子さんの亭主に対して激昂してきた。そして、怒り心頭に発したのか、
「奥さん、私がご主人に意見してあげましょう。まったくひどいご主人だ」という。そして、なんとも強引な話だが、A子さんの家まで一緒にいき、ご主人に会って説教を始めたのである。
「あなた、ひどいじゃないか。もっと奥さんを大事にしなきゃ」
すると、そのご主人いわく、
「いや、あなたのおっしゃる通り。まことに面目ない。しかし、いまとなってはもう遅い。彼女が私と別れて幸せになれるというのなら、私に異存はない。どうか、彼女を幸せにしてやってください」
こうして、A子さんは無事に離婚手続きを終え、自由の身になった。プラットホームで出会った男性とその後意気投合して、数年後再婚したのだ。信じられないような話であるが、すべて実話である。
縁は異なものとはよくいったものである。どこで何が幸いするかわからない。まさか、プラットホームで声をかけてくれた男性と再婚するなどとは、A子さんも夢々思わなかったであろう。
だが、実はこれ、異なものでも何でもなかったのである。
ご主人と二人して私のところに来られたA子さん、再婚までのストーリーを語ってくれたあと、前世の鑑定を依頼された。
私はご主人とA子さん、二人の前世と守護霊を鑑定させていただいたが、その結果、驚くべきことがわかったのである。
なんと、A子さんといまのご主人とは、守護霊同士が兄弟だったのである。A子さんの守護霊が兄で、ご主人の守護霊が弟であった。
そのことを伝えると、A子さんは、腰を抜かさんばかりに驚いた。
「エ、エーッ。それじゃ私たち、近相親姦じゃないですか。近相……」
ロレツも回らないらしい。
「近相親姦じゃなくて、近親相姦でしょう。驚かなくても大丈夫。近親相姦なんかじゃないですよ。守護霊同士が同性愛だったということでもありません。
前世で兄弟、あるいは親子関係だった人が、現世で夫婦になることもしばしばあるんですよ。A子さん夫婦の場合はたまたま兄弟だった守護霊が守っているのです。万に一つの珍しいケースといえるでしょうね」
「なるほど、安心しました。守護霊が兄弟だったので、何かと気が合うのかもしれませんね。プラットホームで声をかけてもらったのも、そう考えると偶然ではなかったのでしょうね」
A子さんは三人姉妹だが、三人とも同じように、劇的な出会いがキッカケで結婚している。霊視してみると、それぞれの夫婦は前世で、やはり親族関係にあったようだ。
われわれの目から見ると、「縁は異なもの」と思えるかもしれないが、霊界から見ると、何らかの因果関係が必ずそこにはあるものだ。
素敵だなと思って結婚した彼が、実は前世では弟だったなんて、興ざめする人もいれば、ロマンチックなできごとと感じる人もいるだろう。
しかし、前世、血縁関係にあった人が、現世で夫婦となるのは、前世の思いと縁がそうさせたともいえるのである。
むろん、前世も夫婦で現世でも夫婦、そして来世もまた夫婦という、実にうらやましいカップルもある。そういう場合は、たいてい劇的な出会いで、燃えるような恋の末に結婚し、しかも長続きする場合が多い。
しかし、現世に、このような夫婦縁をもっている人は少ない。こんなことばかり夢見ている女性は、だいたい婚期を逃すことが多い。確率は一〇分の一以下であるからだ。
また、A子さんのように守護霊同士が兄弟だったり、親戚関係だったりする場合もある。
「広いようでも世間は狭い」などともいわれるが、霊界もまたしかり。プラットホームやバス停で、何気なく声をかけてくれた異性は、実は前世、血縁関係だった人物かもしれない。
チャンスはいつもあなたの隣にある
このように考えると、チャンスはいつも身のまわりに数多く転がっているものである。
産土神も守護霊も、絶えずよき伴侶と引き会わせようと必死であることがわかる。
だが、現世に生きるわれわれの感性が鈍いばっかりに、守護霊がせっかく仲人をしようとしているのに、みすみすそれを逃してしまっているのだ。
生を受けてこの世に生まれた以上、必ず男運はあるものと確信し、その男運を自分のものとするために努力すべきなのである。
何もしないで、「私には男運がない」と嘆いている女性をときどき見かけるが、努力もしない人間には守護霊も神様も力を貸してくれることは期待できない。
人類は男と女しかいない。年頃になれば、異性を意識するようになり、誰でもソワソワしはじめるものだ。
それが正常な姿である。男と女は本能的に結びつくようになっているのであり、割り符がピッタリ合うように、必ず相性のよい異性がこの世のどこかに用意されているのである。
その際に大切なのは、「私は必ず結婚できる。必ずイイ人が現われる」という確信をもつことであり、そのためにひたむきな努力をすることである。これが、一章で説明し男運霊界を動かすコツであり、「絶好球呼び込みバッター」となる第一歩である。
男はこういうタイプの女性に弱い
人には誰でも好みがある。生涯の伴侶を求めようとするなら、なおさらのこと、好みの問題は重要となる。顔もいいし、スタイルも人並以上。一流の大学も出ている。でも、どことなく虫が好かないというのは、理屈ではなく、やはり好みの問題なのである。
好みとは、すなわち相手の醸し出す雰囲気のことである。目つき、しゃべり方、服の色、顔の表情、ものの考え方、人生観・・・・・・それらのものが、人間の雰囲気を作る。雰囲気が合うことは、すなわち、二人のフィーリング、波長がピッタリであることを意味している。
ところで、雰囲気といっても人に好かれる雰囲気と、嫌われる雰囲気とがある。男性に好かれる雰囲気とは―
①明るい
②優しくて、ゆっくりしている。あるいは快活でハキハキしている
③メルヘン的な部分がある
この三点であろう。もちろん、もっと細かく分類できるだろうが、この三要素を備えていることが重要である。
逆に、人に嫌われる悪い雰囲気とは―
①暗い
②せわしなくて、理屈っぽい
③現実的すぎて、夢がない
の三点である。
元来、男性というのは、現実的には額に汗して働くように宿命づけられている。仕事では対人上のトラブルもあり、ひとたび職場を離れたら、気分を一新して、明るくやりたいと思っている。
したがって、こういう男心からすると、男性に気を遣わせる女性は嫌われる雰囲気のもち主といえよう。
彼女の顔を見るたびに、こちらまで暗い気分にさせられてしまう。せかせかして、落ち着きがなく、話をすれば理屈っぽくて、素直にハイといえないような女性である。
素直なハイとはたとえば、アイドル歌手。「ハァーイ・・○○子で〜す。よろしく」
といってニコニコしているだけで人気絶頂になってしまう。ファンからも、同じ歌手の仲間からも「○○子ちゃーん!結婚して……!」といわれるほど、もててもてて困る。
ところが、どんな美人歌手でもインタビューやステージで、こんなことをいっているとどうだろう。
「そもそも発声とはこうでなくっちゃいけない。
また、音楽事務所の運営とレコードの販売実績ということに関して鑑みるに、それは、歌手本来のもつ天性と、事務所を運営せしむる、いわば代表者の運気との関数的な関係であり……」なんて、ごたくを並べていて、男性ファンがつくだろうか。ファンがつくどころか逃げてゆくのがオチだろう。
こういう女性には、男性は気持ちの安らぎは感じない、しかも、話はいつも給料のことや、マンションのローンの支払い方法など現実的なことばかり。
これでは、男は参る。嫌悪すら感じて、魅力のひとかけらも感じられない。やはり、気疲れせず、そばにいるだけで気持ちが明るくなる、そんな女性が一番。
男は、こんな雰囲気をもった女性に弱いのである。男性が「結婚してください」と言葉に出すのは、こういう女性に対してである。
のんびり口調は相手を安心させる
いつもせかせかしている人。早口でしゃべりまくる人。目つきがいつもキョロキョロしていて落ち着きのない人。
そういう人には「キツネ霊」が憑いていることが多い。キツネというのは、動きが早く神出鬼没である。
また、キツネ目はどことなく油断できない。グリコ事件の犯人がそうだ。そういう霊的波動が雰囲気となって表れるのである。だから、いつもあわただしくしている人は損である。
逆にのんびりしている人は、どことなく人に安らぎを与えるものだ。あまりのんびりしすぎると、タヌキ霊が憑いてしまう危険はあるが、ほどほどののんびりなら大丈夫である。
特に、女性は口調をゆっくりさせたほうがいい。ゆっくりした口調からは、相手を責める言葉は出てこないし、第一、とてもおだやかである。
とにかく、優雅とまでいかなくてもよいから、善良に見えるよう、のんびりいこう。
テンポが遅いので、相手は十分に言葉の意味を咀嚼できるし、言葉の裏に込められた意味も理解できる。男性が前を歩き、女性はその後についてくる、という本来の生活パターンにも合致する。
だから、遅いほうがいいのである。
美しい花の妖精たちは、皆、スローテンポの口調だし、白雪姫やシンデレラも、のんびり、どこかとぼけた感じでしゃべっている。
絶世の美女が、男を相手にベラベラと早口でまくし立てているさまは、やはり似合わない。
たいてい早口になるのは、イライラして、怒っている時である。早口女性は、くれぐれも注意していただきたい。
また、一般の女性も、イライラした時は、できるだけスローテンポでしゃべるように心掛けるとよい。不思議と怒りは静まり、母親のような豊かな心になれるものである。
恋の運気はゆっくりリズム
ちょっとその気になれば、映画やテレビの中からも、いくらでも男運をつかむヒントを得ることができる。
男が女をくどいたり、女性が男心をくすぐるような時は、たいていゆっくりしたテンポである。
早口、せかせか雰囲気は場にそぐわないのだ。つまり恋の運気、愛の運気というのは、そもそもゆったりした波長なのである。
男運を呼び寄せ、恋の雰囲気を作り出そうとすれば、それはおのずからノンビリムードとならざるを得ないのである。
このムードを、積極的に醸し出し、男性をドップリとその雰囲気にひたらせれば、勝算は大いにある。
男運をもたらすには、男性が好む雰囲気を作ることが大切だ。蜂が甘い蜜を慕って花に集まるように、男性も恋の雰囲気に吸い寄せられるのである。
そのあたりをしっかり認識していれば、男運を逃すことはない。
動物や昆虫でさえ、雰囲気の代わりに、フェロモンという特殊な物質を出すことが知られている。
これによって、オスを引き寄せたりするわけである。人間も生理的には、ホルモンのバランスなどから考えると、似たようなものを放出しているかもしれないが、機械文明に毒されて感覚が鈍化した現代人は、それを感知することができなくなっている。だから、積極的に、こちらから雰囲気を作り出していかなければならないのである。
もてる女性は、信じて男運をつかむ
今まで多くの女性の結婚相談を受けてきたが、男運のよい女性というのは、間違いなくよい雰囲気をもっている。
逆に、雰囲気の暗い人は男運に見放されている。断っておくが、男運がないから、暗いイメージになるのではなく、暗いから男運を逃しているのである。
暗い人とは、すなわち疑り深く、消極的で、自信がなく、愚痴っぽい人を指す。だから、心が神、仏、幸運に対して素直になれない。
「大丈夫、あなたは結婚できます。守護霊さんが、必ず半年以内に、素晴らしい男性を連れてきてくれると、おっしゃってますから」
「ウッソー、そんなこと信じられない。いままでさんざん苦労してきてもこの有り様なのにどうして守護霊さんが急にいま頃、イイ人を連れてくるなんてことがあるでしょ ……] Jという具合である。
長いこと結婚できなかった反動で、こんなふうに考えるのも無理のないことかもしれないが、ものごと、疑い出したらキリがない。
ましてや、信じられることによってパワーを発揮できる守護霊や守護神にとって、疑われるほど、ショックなことはない(もちろん、信じてもらわなくても、ちゃんと本人を守護しているが、信じてもらうと、守護霊や守護神は、より一層働き甲斐があるというものである)。
一事が万事である。こういう女性は、すべてに疑い深く、かつ、すべてものごとを否定的にとらえる。もっと、明るく前向きに、ものごとを肯定的に考えたらどうか。
「私には男運がある。守護霊さん、守護神さんが必ず私を導いてくれる」
こう信ずるだけで、男運は一〇倍近くアップするものである。第一、疑い深く、すべてに対して否定的な女性を男性が好むだろうか。男運だって、思わず避けて通ってしまうだろう。
前向きなことを信じやすい女性というのは、いい意味で純粋であり、それに好奇心に満ちている。どこか、ワクワクと胸ときめかせるような神秘的雰囲気を漂わせている。
男運が、こういう女性に吸い寄せられるのである。
ただし、何でもかんでも信じればいいというものではない。自分にとって、また多くの人々にとってプラスになるようなことは、大いに信じてよろしい。
しかし、マイナスイメージになるようなこと、たとえば、病気になる、人が死ぬ、試験に落ちる、男友だちにふられる……などは、あまり信じ込まないように。
気分が憂うつになり、表情が暗くなるので、男運が逃げてしまうからである。
“ノリ”のいい人は、運勢もいい
ここでいう”ノリ”とは、リズム感のことである。女性の美しさは、容姿もさることながら、声ではないかと思う。
私のところにも、毎日数多くの相談者がこられるが、まず第一に、その人の顔、表情で何をどう悩んでおられるかがわかる。次に、声を聞くと、心の中がいっぺんに見えてしまう。
気持ちの前向きな人、クヨクヨ悩まない人は表情も明るく、声も弾んでいる。とても、リズミカルなのである。
反対に、気の重い人の表情は暗く、声は沈んでいる。ボソボソと口ごもり、何をいっているのやら、さっぱりわからない。
表情が見えない電話の応対なら、より一層、声の重要性がわかる。声とは、自分の意思を相手に伝える手段だが、そこには語る人の感情が非常に色濃く込められているのである。
同じ「おはようございます」にしても、朝、家を出かける前に嫌なことがあり、気が滅入っている時のものと、その日ボーナスが支給されるという時では、おのずから声の艶、ハリ、響きにも違いが出てくる。
声の調子が最高潮になると、それは歌となる。歌は本来、気持ちの表現方法の一つで、喜びにつけ歌い、悲しみにつけて歌った。
そして、恋をする時もまた、その心を歌ったものである。平常の言葉では、いい表し難い感情の機微を、声にしてメロディーに乗せることによって、相手に伝えようとしたわけである。
「ウタ」を言霊分析すれば、「ウ」は”運搬” “移す” ”上向ける”であり、「夕」は”高い” “貴い” “尊い”である。
自分の心や感情を込めて、運び、高く素晴らしくして上げることとなる。
つまり、言葉にリズム感があり、聞く人の耳に快いならば、十分、語る人の善意は相手に伝わっていると考えてよい。
よく、「あの人はノリがいい」とか「いまひとつ、ノリが足りない」などというが、ノリとはこういった、リズム感、歌感覚のことを指している。
ノリは神道でいうところの「祝詞」のことであり、同時に「乗り戸」や「乗り止」となる。気分を乗せる戸や誠を止めること、であり、気が乗るとそれを見て神霊も感応するというわけである。
短歌を詠む時は、文字どおり歌うようなリズム回しで声を出す。人々を魅了する演説というのは、言葉にリズム感があり、さながら歌うがごとくである。講談、落語も、古館伊知郎さんも皆そうである。
他人より容姿に自信のない人は、声に艶を出し、リズミカルにしゃべる訓練をするとよい。上手に声が出るようになると、自然に心も軽やかになってくるものだ。
心根が正しく、明るくなれば、声も弾んできて、周囲に春風のごとき雰囲気を醸し出すものだ。
昔から「色の白いは七難隠す」といわれるが、肌の色艶にもまして女性の美徳は、声なのである。声にノリをつける、これが大切である。
それにもうひとつ、声をリズミカルに出すためには、息を長くする必要がある。息が長いとはすなわち、長息=長生きなのである。
長生きするためには、声にリズムをつけるとよい。長唄や能楽師に長生きの人が多いのもこのためであろう。
いつもノリが悪く、テンポがズレたりする人には、タヌキ霊が憑いていることが多い。タヌキは物を隠したり、忘れ物をさせたりする。
声のノリも悪いし、生活のリズムそのものも、やはり悪いのである。
また、声がいつもキーキーしている人。いわゆる金切り声、ヒステリーの声は、キツネの霊に操られている。
他人のことより、ともかく自分のことを最優先に考えると、声はキツネ調”になる。くれぐれも注意されたい。タヌキ、キツネの詳しい解説は、拙著『神界からの神通力」(たちばな出版刊)を参照されたい。
言葉に守護霊が乗っている
もう少し、言葉についてお話ししよう。その昔、三蔵法師(玄奘)のお供をしていた孫悟空は、フーッと息を出すと、たちどころに雲が現われ、その雲に乗って、縦横無尽の活躍をしたという。
千夜一夜物語の「アラジンと魔法のランプ」では、呪文を唱えながらランプをこすると、たちどころにもモクモクと雲が湧き、その雲はやがて何者にも負けない奇跡の大男に変身する、というのである。
いずれの話も、いわゆる空想であるが、神霊的な目で見ると、まんざら非現実的な内容でもない。というのは、言霊のパワーは、ちょうど雲のような形になっているからだ。
もっと正確にいえば言葉に宿る想念(その人の思い、考えなど)が、雲となる。正しい想念は白く美しい雲だが、邪な考えは、真黒な雲である。
そして、われわれの守護霊はその言霊の雲に乗っている!ちょうど、孫悟空やアラジンのあの大男は、とりもなおさず、守護霊、守護神のことを指しているのだ。
だから、これまで何度か説明したように、正しい思いで祈り、唱えるならば、その願いは必ず通ずるというのは、本当のことなのだ。
「祈り」はイ・ノリと読む。これは他でもない「意を乗せる」ということである。言霊に自らの意を乗せ、神へお伝えするわけだ。
真心の意と乗り。この二つが、神霊的パワーの源であると考えていただければよろしい。
