願いがかなう!星座の伝説(Vol.6)

その他の星座・星

一千光年離れた星の輝きは、今から一千年前に地球に向かって出発した光だ。
宇宙にきらめく星々を見ること。

それは無数の過去の輝きを同時に見ることである。

今という瞬間に、
我々は何千年、何万年もの時を駆けている。

北極星


人の命運や一生の指針をつかさどる星。

自分の進むべき道がわかりやすく示されて、
環境が調うので、
自分の天命に沿った方向へ人生が進むようになる。
天寿の全うをつかさどる。

自分の人生に有意義なアドバイスをしてくれる人との
出会いを導いてくれる。

無難に物事を乗り越えていく強化の力を授かる。

災いが起きる前に、無形のうち、先天のうちに、
大難を小難に、小難を無難に変えて救ってくれる。
宇宙真理の叡知と
スーパー・ミラクルメルヘンの星でもある。

漁師を救った光り輝く少年

季節や時間によって変わることなく常に北の空に輝いている北極星は、古くから方位を知るための星として知られ、航海の目印などに利用されてきた。

星座で言うと子熊座のアルファ星英語名はポラリス(極の星)。日本では十二支で北の方角を子とするため、「子の星」と呼ばれた。中国には「天辰」の名がある。

また、北極星を「地球の軸が入った「穴」と考えたのはアラビア人だ。

旅先から聖都メッカを礼拝するときは、必ず北極星で方角を確認した。

さらに目が痛いときには北極星を見つめ、けがをしたときは北極星の光にさらせば治癒すると信じていたという。

北極星の精が、道に迷った漁師の群れを救ったという伝説を持つのは、アメリカ・インディアンだ。

あるとき、猟師たちは熊を追って遠出したが、道に迷い、村に帰ることができなくなった。

そこで、猟で得た獲物を神に捧げ、皆で祈った。すると、まもなく全身が光を帯びたような少年が現れ、言った。

「僕についてくれば大丈夫だよ」少年の案内で、猟師たちは無事、村にたどり着くことができた。

彼らは少年が帰って行った夜空の星を「いつも動かぬ星」と名づけた。以来、自分たちが死ぬとその魂は空に昇って、この星を守るのだと信じられた。

カペラ


潮の流れを止め、潮の流れを生み、
潮の流れを変えることができる。
人生の潮流がより良きほうへと大きく変わり
強い運勢の流れが呼び込まれて、
本来の命運が良きほうへ次々と改められていく。

幼いゼウスを育てた牡山羊

カペラは、馭者座のアルファ星である。馭者座を構成する五角形の星の中にあって最も明るい。

そもそも馭者座は、鍛治の神ヘファイトスと知恵の女神アテナの間に生まれたエリクトニオスの姿をかたどったものである。

彼は長じて母アテナの跡を継ぎ、アテナイの王にまでなった英傑だが、生まれながらにして足が不自由だった。

その不自由な足を補うために自ら四頭立ての戦車を発明し、戦場を雄々しく駆け巡った。馭者とは馬車を操る人のことである。

ところで、星座となったエリクトニオスは、膝に山羊を抱いている。

これは当時、五角形が山羊を抱く老人の姿に見立てられた名残であると言われる。

そして、この山羊こそカペラの名の由来でもある。

カペラとは、ラテン語で「牝山羊」を意味する。しかもエリクトニオスが抱いているのは、大神ゼウスとの関わりが深い、由緒ある山羊だ。

ゼウスは生まれたばかりの頃、父クロノスに呑み込まれるのを逃れ、クレタ島の洞窟で密かに育てられた。

そこでゼウスに乳を与え、育てたのが、この山羊である。

ある日、ゼウスは山羊と戯れるうちに角を一本折ってしまった。この角は、所有者に幸運を授けるコルヌコピア (豊饒の角)となり、ゼウスは恩返しとして、この牝山羊を夜空に輝く星にしたのだった。

カシオペア座


オーラが倍加され、より強くなる。
銀河系の中心。 神霊的には東洋の文明文化の中心。

気持ちがくさくさした時などに、
カシオペア座の霊的パワーを受けると、
そのわだかまりが根こそぎスカッと晴れる。

美女の自惚れが呼んだ災い

秋から冬にかけ、Wの字の形を見せるのがカシオペア座である。日本でも「古くから「錨星」の名で呼ばれ、「ちょうこ(蝶)星」の呼び名もある。アラビア人はラクダの形にたとえた。

カシオペアの名は、古代エチオピア王ケフェウスの妃のものである。天下に並ぶ者のない美貌で知られ、その自信も相当なものだった。

驕慢な態度が反感を買うことも少なくなかった。

「海の女神ネレイスなんかより、私のほうがはるかに美しいわ」

ある日、ふとしたことから口をつい出た言葉が、大きな災いをもたらした。これを聞いたネレイスが、海洋の神ポセイドンに言いつけたのである。

怒ったポセイドンは大洪水を起こしてエチオピアの国民を苦しめ、その上、怪物鯨を送り込んだ。

万事休したケフェウス国王が神託を仰ぐと、娘のアンドロメダを怪物鯨の生け贄に捧げなければ神の怒りは鎮まらないという。

ケフェウスはアンドロメダを海岸の絶壁に縛り、怪物鯨が来るのを待った。

そこへ偶然通りかかったのが、英雄ペルセウスである。天馬ベガススに跨がった彼の勇猛果敢な活躍で、アンドロメダは無事救われた。

しかし、カシオペアをポセイドンは許さなかった。彼女は椅子に座ったまま夜空の星座にされ、一日に一度逆さに吊るされる運命となった。

オリオン座


力不足のところが足されて、
エネルギーが満ちあふれるようになる。

活躍のチャンスと活躍の場、意欲が与えられ
力不足のところを補う力量がいただける。

狩猟の女神アルテミス

輝きと配列の美しさから、数ある星座の中でもとくに人気が高いのがオリオン座だ。

その名前は、ギリシャ神話の美男子オリオンに由来する。日本でも、オリオン座の赤い星ベテルギウス「平家星」、白く輝くリゲルを「源「星」と呼び、源平合戦に見立てる地方もある。

ギリシャ神話のオリオンは狩りの名手であり、恋にまつわる災難が多いことでよく知られる。

キオス王の娘メロベに恋をしたときのことである。彼は王から「島の怪物を退治したら娘をやろう」という約束をとりつけ、その通り怪物を倒した。

だが、結婚は許可されなかった。そこで、オリオンは酒の勢いを借りて、強引にメロペを自分のものとしようとした。

これに怒った王は、酒の神ディオニュソスに相談し、酒で彼を酔いつぶし、目を見えなくしてしまった。

盲目となったオリオンは、クレタ島に渡り、月と狩猟の女神アルテミスに仕える身となった。

アルテミスもオリオンを可愛がった。しかしアルテミスの兄アポロンはこれが気に入らず、一計を案じた。オリオンが川を泳いでいるとき、彼女に「川を渡っている鹿を射ることができるか」とそそのかし、オリオンを射ち殺させたのである。

悲嘆に暮れたアルテミスは、、大神ゼウスに頼んでオリオンを星空に上げてもらった。それも、自分(月)が通る近くに……。

ペガスス座


良縁を結ぶ。

特に、自分を援助してくれる人との縁を
結んでくれる。

勇者を振り落とした天馬

ギリシャ神話では、勇者ペルセウスが怪物メドゥーサを退治して首を切ったとき、飛び散った血の中から生まれたのが、翼を持った天馬ペガススだ。

知恵の神アテナが飼い慣らし、ヘリコ山に住む芸術の神々に与えた。ペガススがで蹴って吹き出したのがピレネの霊泉であり、この水を飲むと、詩人や音楽家はインスピレーションが湧いたという。

さて、ベガススの活躍が有名なのは、コリントの若き王子ベレロポンによる怪物キマイラ退治である。

キマイラは頭が獅子、胴が山羊、尻尾が蛇という怪異な姿で、口から火$70A4 を吐いては森や村を焼き、人間や家畜を食べていた。ベレロボンは、キマイラを倒すにはベガススが必要だということを、予言者に告げられていた。

彼はピレーネの泉で待ち、ベガススを捕まえると見事乗りこなした。

ペガススに乗って縦横無尽に天空を駆け、首尾よくキマイラを倒したベレロポンは、大いに武勇を高めたが、この後、次第に自分の力を過信するようになった。

彼はついに、ペガススに乗り、神々のいるオリュンポスの山に昇ろうとしたのである。

怒った大神ゼウスは、一匹のアブを放った。アブに刺されたペガススは暴れ、ベレロポンを地上に振り落としてしまった。ペガスス自身はそのまま宇宙に駆け上がり、星座となった。

ペルセウス座


悪いものを御魂から追い出して、
みずみずしくふくよかな御魂に蘇らせてくれる星。

若き勇者の華麗なる冒険

ペルセウスは、アルゴスの王女ダナと大神ゼウスとの間に生まれた子である。

しかし、自分が孫のために殺されるというお告げを受けていたダナエの父、アルゴス王アクリシオスによって、母子とも海に流されてしまった。

二人がたどりついたのはセリフォスの島だった。ペルセウスは、この地で武術に長けた若者に成長した。

だが、ダナエに横恋慕した鳥の王は、ペルセウスが邪魔になった。

そこで王は、彼にメドゥーサの首をとってくることを命じたのである。メドゥーサは、髪は毒蛇から成り、その姿を直接見た者は石と化してしまうという凄まじい妖怪だった。

ペルセウスはメドゥーサ退治の旅の途中、女神アテナからは磨き上げられ青銅の盾を、伝令の神ヘルメスからは金剛の鎌を、さらにニンフからは空を飛ぶ靴と自分の姿を消す隠れ蓑を借りた。

姿を見られないように空から接近した彼は、メドゥーサの姿を直接見ることなく、盾に写した姿を見ながら首をとることに成功したのである。

彼はその首を持ち帰ると、母に執拗に言い寄る鳥の王に首を見せ、王を石にしてしまった。

ケンタウルス座


地上の生物のDNAをつかさどり、
遺伝子のすべてを統括する
霊的遺伝子を統括する働きがある。

花嫁略奪が原因で戦争に

「ケンタウルス」は、ケンタウロスのラテン語読み。ケンタウロスとは、上半身が人間で下半身が馬、いわゆる半人半馬の怪物である。

星座は、ケンタウロスが右手に持つ槍で、隣の狼座を射し抜こうとする様子がかたどられている。

彼の出生がまた数である。あるとき、テッサリアの王イクシオンは、女神ヘラに情欲を抱いた。

それを知った大神ゼウスは立腹し、雲でヘラの幻をつくった。そうとは知らないイクシオンは雲と交わり、その結果生まれたのが、ケンタウロス一族である。

彼らはイクシオンに似て粗暴で、しばしば周辺の人々に乱暴を働いていた。

テッサリアにはゼウスと縁の深いラビタイ族も住んでおり、ある日、ラビタイ族の王ペイリオスの結婚式にケンタウロスたちも招かれることになった。

最初のうちこそおとなしかった彼らだが、酒に酔うほどに野蛮な本性を現し始めた。

やがて侍女たちにからみ、ついには王の花嫁を連れ去ろうとさえした。これが原因で、ラビタイ族とケンタウロス族の間で戦争が勃発。戦いに敗れたケンタウロス一族はテッサリアを追われ、ギリシャ各地に散らばっていった。

ベイリトオスの結婚式におけるケンタウロスの花嫁略奪の場面は、古来よ多くの美術作品に描かれた。

シリウス


傷ついた御魂を霊的に改善し、
水晶のように円満具足な魂へと修復してくれる星。

世界で一番優秀な猟犬

全天で最も明るい恒星がシリウスだ。「光り輝くもの」「焼き焦がすもの」という意味のギリシャ語に由来する。星座ではおおいぬ座の口のあたりに相当する。

そのおおいぬ座には、こんな神話が残っている。

月の女神アルテミスのニンフ、プロクリスは、狙った獲物は必ず捕らえる猟犬レプラスと、狙った獲物を必ず仕留める槍を持参して、ボーキスの王子ケファロスに嫁いだ。

ケファロスは、この持参品を大いに喜んだ。というのも、その頃、国を一匹の狐が荒らしていたからである。

この狐は、どんなに追いかけても決して捕らえられなかった。

ケファロスはさっそく狐退治に出かけた。狐は巧妙に逃げ回ったが、ついにレプラスに追い詰められたかに見えた。そしてケファロスがくだんの槍で仕留めようとしたその瞬間…。

レプラスも狐も石に変身してしまった。それは大神ゼウスの仕業だった。天界から犬と狐の白熱の攻防を楽しんでいたゼウスは、勝負がつくことを惜しんだ。

狙った獲物を必ず捕らえる犬と、絶対に捕らえられない狐。彼は、この矛盾を解決するにはそれしかないと判断したのである。

夫妻の悲しみを思い、犬を星座にしたのもゼウスだった。

竜骨座


粘りとがんばりと精進の根元的エネルギーが補給される。
不撓不屈の精神の根源が授かり、
身体じゅうに元気の素がグングンとみなぎってくる。
興味、関心、好奇心を抱くエネルギーを与えてくれる。
すべての龍神の発祥地。

アルゴ遠征隊の大冒険

竜骨座はその昔、アルゴ座の名で呼ばれた星座の一部である。

アルゴとは、黄金の羊の毛皮を取りに行くために、ギリシャから世界の端にある国コルキスへと向かった船の名前。

毛皮を取りに行くことになったのは、イアソンである。彼はイオルクス国の正統な王位継承者でありながら、叔父にその座を奪われていた。

王位につくために課せられた条件が、黄金の羊の毛皮を持ってくることだった。

彼を助けるために、ヘラクレスや、カストルとポルックスの双子ら、国中から強者が集まった。

航海はまさに波瀾万丈。危険と冒険に満ち、一つ一つのエピソードが神話となっている。

やっとの思いでコルキスに到着したイアソンは、島の王女メディアの力を借り、目指す黄金の毛皮を手に入れた。毛皮を持ち帰って無事王位に就いた彼は、アルゴ号を神に献じ、それが夜空に飾られたのである。

アルゴ座は、東西南北が約七〇度に及ぶ大星座で、あまりに大きすぎるという理由から、その後、船尾座、帆座、羅針盤座竜骨座の四つの独立した星座に分けられた。十八世紀後半のことだ。

なお、竜骨とは、船の骨格の部分を意味する。

竜骨座のアルファ星カノープスは、中国からは南の地平に低く見えたので「南極老人」の名で呼ばれ、長寿をつかさどる目出たい星とされる。

へびつかい座


金銭欲や恋愛欲などの欲望や執念、
執着心、煩悩、霊障や邪悪な霊を抑えてくれる。

お金を儲けるだけではなく、
融通できるようになる。

男女のトラブルを解決してくれる。
すべてのものを守り、勃興させてくれる。

「素晴らしい」という気の塊がある星。

死者を蘇らせた名医

太陽の神アポロンには、テッサリアの王女コロニスとの間に生まれた息子、アスクレピオスがいた。幼い頃か賢く、その目は朝の太陽のように輝いていたという。

しかし、アポロンはうそつきカラスにだまされ、妻コロニスを殺してしまったため、わが子アスクレピオスの養育を、ケンタウルス族の賢者ケイロンにまかせた。

アスクレピオスはケイロンのもとで、さまざまな学問を学んだ。とくに医術を得意とし、やがて彼の右に出る者はいないといわれるほどの名医に成長した。

彼はあらゆる病気を治療し、その評価はとどまるところを知らなかった。だが、ついに神々の禁を破ってしまった。死者を蘇らせたのである。

これに怒ったのは冥界の王ハデスだ。「人間のぶんざいで死者を蘇らせるとは何とふとどきな!

これでは彼が人の運命を左右することになる上、冥界に死者はいなくなってしまう」

ハデスの訴えを聞いた大神ゼウスは、やむなく雷の一撃で、アスクレビオスを殺してしまった。

しかし、ゼウスは彼の才能を惜しみ、その姿を星座に残した。

星座になったアスクレピオスは蛇を持っているが、これは古代ギリシャでは、皮をぬいでは成長する蛇が神聖視されたからである。

アスクレピオスは死後も全ギリシャで崇拝され、蛇に姿を変えては病人を救ったという伝説が残っている。

鳳凰座


「よし、 やるぞ!」という、積極的で明るい、やる気の塊のような世界。
創作と行動の始まりの気が満ちている。

この星座のパワーを受けると、
「よし、やるぞ!」という気概に満ち満ちて、
すがすがしく強烈で、尽きせぬやる気に満ちあふれた人になる。

たとえ逆境に追い込まれ、
普通の人なら意気消沈してしまうような状況で
猛然とやる気を奮い立て愛を貫き、
凶も吉に変えてしまう力が授かる。

不死と再生の象徴

鳳凰座の鳳凰とは、古代エジプトの神話に登場する不死鳥(フェニックス)のことである。

ギリシャ語ではフォイニクス。フォイニクスにはフェニキア、深紅の色の意味もある。

フェニックスの生地はフェニキアであり、羽の一部は深紅だったといわれる。

紀元前五世紀のギリシャの歴史家へロドトスが伝え聞いた話も、これを裏付けるものである。

その姿は鷲に似ているが、羽の色は赤と金。普通の鳥のように木の実や虫を食すことはせず、香木の樹液を飲んだ。

生地であるフェニキアから、五百年に一度、エジプトのヘリオポリス(太陽の都)に飛来した。それはフェニックスの生命が終わ

りに近づいたことを意味する。香木を山のように積んで火をつけると、自らその炎に飛び込んで身を焼いた。

死に至るまでの鳴き声は、この世のものとは思えないほど美しかったといわれる。

やがて灰となり、その灰の中から蘇るのが次代のフェニックスだった。

つまり、同時に、二羽のフェニックスがこの世に存在することはなかっというわけである。

ヨーロッパやエジプトでは、フェニックスはその名のごとく、不死と再生の象徴とされた。

後世に至って、処刑から三日後に復活したキリストのシンボルとされたこともある。