敵は常にわが身の内にあり。
油断は禁物。
良く磨く刃物に映る吾が身に、
しみ一つなきことを知る修業であれ。
高遠な理想の火は限りなし。
どこにでもある火を求むるな。
それぞれ違う人の火は
まちがいする程みがかれて、省る程光るなり。
よくこらえ、よく楽しむ。
是れ人生の極意なり。
たくさん残そうと思うと、価値がない。
少しでもいいからいいものを残そうとする。
即ち、真価があらわれる。
まず人間は欲望をこらえることから修業をはじめることだ。
次に楽しむ前に必ず苦しむ工夫がいる。
こうして得られるものが極快楽というものである。
苦しんでいる状態があたり前なのである。
それが進歩の証拠であるからだ。
どこが悪いということはないが、どこがいいともいえない。
こんな時は最も危険なときである。
ひたすら物に打ち込むまで魂は眠っているぞ、
という警告である。
人知れず努力をする。
人知れず苦労をする。
これが魂の修業である。
人間は満たされるとだめになる。
腹八分目、心は六分目。
「常に進歩あり向上あるのは、足らないことを
知っているからである。」
整理整頓が最も大切。
心の整理を修業するからなり。
