深見東州の土曜神業録19(Vol.5)

天機洩らすべからず

これは一つの大きな、運気を良くしていくコツがあるわけでございまして、これは植松先生がいつもおっしゃる、「天機洩らすべからず」(板書)と。

えー、私が皆さまに配布しました手書きの、あそこに「天機洩らすべからず」と書いて、いろんな解釈がしてありましたが、そのうちの一つです。

いいことというのはぐっとおなかに持ちまして、夢と希望とロマン。これを絶えず、自分の思念の中にぐーっと凝結しますと、やがて形となります。

自分の内面性というのは陰の世界で、外の世界が陽と。因果というのがありますと因が陰で、果というのが陽です。

幸運のことを思いますと、幸運のように出て善因善果、悪因悪果とありますけど。

悪因悪果、ああ、やっぱり、仏教的な考え方をしますと前世に悪い事をしたから、ああいう悪いことをすればこうなるんで、諦めよう。これも因果だなと、悟りの方へいく。

諦めの境地からいく方へ使われるんですけど、同時に善因善果というのがあるんですけど、こちらの善因善果を私達はいかなきゃいけないんでありまして、善なる因を絶えず持って頑張りますと、善果です。

いい想念といい思いというのが、やはり結実して、いい方向へ形となって現れる。これは前にも講義いたしました。

しかし、その天機というものは目に見えない。

まだ形に出てくる前ですので、これをあまり人に言い過ぎますと、びしっと冷たい言葉とか嫉妬の念、うらやましいなあという念、こんちくしょうという、対抗心というか、何を言っているんだというふうな念で、微妙な世界というのがぺしゃんとつぶされてしまう。

特に何かで自信をなくしますと、ほのぼのと浸っていた霊界が、途端にぶしゅんとつぶされてしまう。だからぺしゃーんとなるわけです。

「天機洩らすべからず」というのは、いいことを思ってやっていることは大切にして。

いっしょに良くしていこうという仲間だったら、いいものがどんどん良くなるんですけども、親しい友達でもそういうようなお友達がいますので、自信を無くされるような念とか、嫉妬の念とか、競争心とかを受けてしまって、盗られてしまうわけですね。

餓鬼霊に。生霊餓鬼に。あるいは周囲に憑いてい餓鬼霊とか、たたり霊とか、向こうの持っている悪い霊、その周囲にいる魔が盗っちゃうわけです。

だから、世の中の人というものは、形に出ないと信じられないというのが一つの法則ですので、本当にそういう生き方を自分で黙々と実践して、仕事もばちばちできて、あるいは収入の面、ビジネスの面で、はっきりとした結果が出て初めて、みんな「どうしてそんなにできるの?」

「いや実は、モデルというのは、こういうふうなもんであるべきですよ」と自分の説をとうとうと述べればいいわけです。

そういう形が出てもいないのに、こうあるべきだあああるべきだと言っても、人はちっとも信じない。形に出るまでは、誰も信じません。

そういう意味で、がっかりしてしまうわけです。だから純なのはいいんだけれども、そこを気を付けないと福徳を盗られてしまうわけです、運気を。

ですから、せっかく調子のいいという霊界を作ったのに、ちょっと鯛が横波を食らいまして、ばたばたとしているという形でしたね。

それを守って、形に出るまでは、「天機洩らすべからず」。形に出て初めて人は信じるので、当然ですよ、それは。

そこが甘かったと。そこのアドバイスいたしまして「ああ、そうか」ということで、また彼女は蘇りましてですね、自信を持たなきゃという形で、ぐっとおなかに収めて、あんまり人には言わないようにいたしました。

正しい直感を持続させるには

今度はある時、「先生、ある朝、私にはこんな守護霊がついているんだ、だからできなくはないと思ったんですよ」と。素晴らしい密教のお坊さんがついていますので、こういう素晴らしい守護霊さんがついているんだから、やれるんだと、そう思ったそうです。ある朝に。

そうしたら、これはああなるのじゃないかなと思ったら、ぱっとそうなる。こうなってほしいなあ。このコンサートに行こうかなと思ったら、そのコンサートの切符を誰かがばっと持ってくる。

「ええっ」と思って。この人はこうなるんじゃないかなと思ったら「私こうなりました」と。こう言うんじゃないかなあと思うと、ぱっとそう言う。

「先生。私がこうなるんじゃないかなと思ったら、すぐ結実成就して、こうじゃないかなと思ったらぴったり当たっちゃうんですよ。怖くって、気持ち悪くって。これでいいのでしょうかね、先生。いいんでしょうかね」

と。いいのでしょうけれど、喜んでうれしいわけです。何でも百発百中当たるわけです。

「よかったね。あなた」と。ああでもないこうでもないという形で、紆余曲折を経て、一つの呼吸を捉えたわけです。

こんな素晴らしい人がいるから、やれるはずなんだという自信と確信を持つということが、霊力を強くする一つのコツですね。

ぺしゃんとだめだったり、自信を回復して、やるぞと思ったらまた戻ったりなどということを繰り返ししていて、その呼吸を理屈ではないところで体得するわけです。

まあ、体得しなければならないわけです。一つのいいきっかけを彼女はそれでマスターしたわけです。

だから、うれしいもんだから、これでいいのだろうかと思っちゃって。「良かったじゃないの。一つのコツをつかんだね」。

だからそれは、そういうふうな予知力というものを当てにしないで……。

僕もその予知力を当てにして失敗した話を次の本には書いておきましたので、皆さんにはあまり言っていないようなことが出版で楽しみでしょう。

ねえ、講義には言わない事を書いていますので、内輪の人たちにも、喜んで読んでもらおうと思って演出をしておりまして、最低このメンバーは買ってくれると(笑)。

まあ、そういうことで、そうなるはずだというのを当てにすると、四つ目ぐらいからスコーンと外されるのですが、それで当然ということで、口に言わない。

こういう霊力が出て、ああだこうだと言うとそれも盗っちゃうから魔が。だから黙って、ごく当然という形で知ってても、その霊能とか直感を当てにしないで、それが後からついて回るという感じでやらないと、長続きしないわけです。

一時はひらめきがあっても、直感がびたっと当たりましても、やがて魔が入ってきたり、あるいは外れたりして、今度は直感力というのが怖くなっちゃつて、霊能の世界が離れたりします。

ですからそれが継続して、いつでも出せるというんじゃなければ本物ではありませんので継続するにはやはり「天機洩「らすべからず」という法則が、ここでもいるわけです。

幸運から幸運へとつなげていくコツ

こういうことがありまして、皆さんにも素晴らしくいい勉強じゃないかと思いまして、これ、お話ししているのですけれども。

結論を言いますと、パート2は絶えず何とかなるんじゃないかなあという楽観思想という、楽天思想。いかなる場合にもそれを持ちつづけて、あまり深刻に深くマイナスのことを考えすぎないという。何とかなります。

これをさらに発展して、いいなあ…と絶えず感激して、これはいいな、あれはいいなといういいなあという世界でいっぱいになっていますと、観客が五人しか来なくっても、少々嫌なことがありましても、いいなあの方が勝っていますので、それからそれへといいなあいいなあという世界が続いていきます。

それから人に対する競争心というのを出しますと、いいなあの世界がつぶれてしまいますので、人に対する対抗心、負けるもんかという人に対する競争心を、一切持たないこと。

確かに競争心はばねにはなるんでしょうけども、競争心をばねにいたしますと、競争心というものを持ちますので、また競争するような相手が出てきますので、独自な世界というのができないですね。

ですから、結論を言いますと、そういういいものを一切発しないで。いいものを発しないだけでなく、悪いものを発しないで、いい物を大切にして、いい気を絶えず保存して、気をためていると。

そのためには幸運のものも「天機洩らすべからず」ということで、いいなあというものも、結実するまでは洩らさないで持ちながら、絶えずそれを発展して大きくしていくということが、幸運からまた幸運、また幸運へとつながっていく、一つのコツなんです。

パート1では口癖が出てましたけども、パート2では考え方の癖というのが、私達の因縁、霊障。

要するに因縁因果の正体っていうのはこういう所にありまして、運のいい人というのはよく分析してみたら、こういう霊界を自分で持っている、作っている。

「天機洩らすべからず」で、天機をどんどん創造していく、作っていくということが幸運になっていく大事な力ではないかと思います。

ということで、パート2を終ります(拍手)。