神道開運法 人形(ひとがた)(Vol.4)

第三章 人形・形代の霊力の秘密

人形の書き方・基本編

ここまで読んでこられたあなたは、人形という一見単純なおまじないのように見えるものが、いかに奥深い神霊界の働きに裏付けられた開運法であるか、おわかりになったことでしょう。

では、これからいよいよあなた自身が、人形の秘儀を使いこなす番です。

といっても、好きなときにサラサラと書いて開運できるのが人形の魅力。本来、難しい秘伝を必要とするものではありません。

しかし、コツや法則を知るのと知らないのでは、やはり開運の証の出方も「それなりに」なのか「目を見張るほど」なのかといった違いが生じてきます。

どうせだったら、「奇跡って本当にあるんだ!」と感動するほどの劇的な証を体験してみたいもの。これから紹介するのは、そんな人形上手になるためのノウハウです。

それでは、人形の書き方の基本中の基本から入りましょう。これは後で説明するいろいろな人形・形代を書くときにも共通する原則です。

まず、人形を用意してください。本書に挟んである葉書で請求いただけば無料でお送りいたしますが、すぐに書きたいという方は、この本の巻頭にある人形を切り取ってお使いください。

本を切り抜くのが嫌な方はコピーして使っても結構です。(ワールドメイトの会員には自動的に郵送されてきますので、お知り合いに会員の方がいたら分けてもらうことができますし、支部やセミナー会場に行けば無料で配布しています)。

次に筆記用具。エンピツでも悪くないのですが、できれば万年筆や筆ペンなど、水の気のあるものを用いる方が効果的です。

なぜなら水気は人の思いを宿らせやすいからです。ボールペンなら、油性より水性の方が効果的といえます。

≪人形の書き方≫
①自分の人形を書く場合、まず人形の表に住所と名前を書き、祈願者の欄の「本人」というところに丸をつけます。

ときどき「郵便番号は必要ですか」と訊かれる方がいますが、住所といっても郵便物を出すためではなく、書いた本人がどこの誰なのか特定して神様にご報告するためのものですから、必要ありません。

②特に祈願したいことがあれば、名前の脇や人形の裏などに、その内容を書きます。祈願内容はなるべく具体的に書いてください。

その分、イメージがはっきりと人形に定着します。特別に強く願うときは、同じものを数枚書くと効果的です。ただし、特に祈願内容を書かなくてもお祓いや開運の効果は発揮されます。

③最後に、心をこめて人形に息を三回吹きかけます。自分の分魂を完全に人形に宿すつもりで行なってください。

「我が分魂をこの人形に宿らせたまえ」とか「私の罪穢れをことごとくこの人形に移したまえ」と祈りながら行なうと、より効果的です。また、体の悪いところなどを人形でさすったりするのもよいでしょう。

④家族や知人の代理で祈願するときは、その人の顔や姿を思い浮かべながら、住所と名前を書き込みます。

大切なのは「この方をなにとぞ幸せにしてください」というまごころの思いです。たとえ名前や住所が正確にわからなくても、その相手の幸せを祈る気持ちが強ければ大丈夫。人形はちゃんと応えてくれます。

代理祈願の場合は息を吹きかけなくてけっこうです。息を吹きかけるのは、あくまで自分の気を宿すためですから。

⑤これでできあがり。あとはワールドメイトの総本部に、規定の寄付御玉串を添えて、祈願のお申し込みをしてください。

郵送でもけっこうですし、各支部やセミナー会場でも受け付けています。申し込まれた人形は、お焚き上げのときまで、伊豆大仁のワールドメイト総本部にある皇大神御社で大切にお預かりし、ご祈願させていだだきます。

ときどき近所の神社に持ち込む方がいらっしゃるようですが、どこの神社でも原則として、自分のところで配っている人形以外はご祈願していただけないと思いますのでご注意ください。

これを知って書けば効果倍増

人形をどういうふうに使いこなすかは、あなたのイマジネーションとアイデア次第と言ってよいでしょう。

自由な感性でちょっと想像力を発揮すれば、次から次にいろんな使い方がみつかるはずです。ここではそういった発想のヒントになる書き方を紹介しましょう。

「自分」のための人形
あたりまえのようで意外と書かない人が多いのが、自分自身のための人形です。

「人様のためならやらせていただきますが、自分のことを祈るなんておこがましくて」という謙虚な方が案外多いのは、なんだか安心できますが、しかし実際はどんどん自分の開運にも積極的になっていただきたいものです。

本人が幸せになる努力をすることは、御魂を輝かせようとしていることであり、神様も守護霊様も、そして、御魂様も喜ばれます。

「他人は救ったけれど、自分はうだつが上がらない」というのはいただけません。

「自分はこうなりたい」、あるいは「病気やケガを治したい」「御魂の傷を癒したい」などなど、自分の御魂を発動させるためのお祈りをどんどん行なってください。

「よく知っている人」のための人形
友人や知人、日頃お世話になっている方々のために、どんどん書いてあげましょう。「幸せになって欲しい」「御恩返しがしたい」というあなたのまごころを、具体的に形にする絶好のチャンスです。

「親・子供・兄弟・親戚」のための人形
身近な存在であればあるほど、なかなか思いやりやまごころを形に表わしにくいものです。そんなとき人形を活用してください。

また、家族同士の対立や葛藤はやりきれないものです。赤の他人なら「縁切り形代」でスパッと切ってしまうこともできますが、家族はお互いに絆も深いので、切るに切れません。

そういうときはありのままの思いを、人形にぶつけてみてください。「人形を書いたら親子関係が改善された」という証は、驚くほど多いのです。

「今は赤の他人」のための人形
別れた恋人、妻、夫、連絡の途絶えた友人。今はどこにいるかわからなくても、人形でその幸せを祈ることはできます。

特に、悲しい別れをした場合、自分も傷ついたかもしれないけれど、相手も傷ついているはず。その人の幸せを心から願って人形を書けば、神様がきっと双方の傷を癒してくれるでしょう。

「○年頃、○○町に住んでいた○○さん」と思いながら、相手の方の顔、声、特徴などをイメージして書けば、時間と空間を越えてその人の分魂が人形に宿ります。

そして、あのとき言えなかった「ありがとう」や「ごめんなさい」を言ってあげてください。

「名前も知らない人」のための人形
「いつもの駅で乗って来る、背の高いあの方のために人形を書いてあげたい」というロマンチックな願いも大丈夫。イメージさえふくらませれば、人形の神力は発動します。

またこんな話もあります。ある女性が、いつも知らないおじさんに垣根の向こうからじっと覗かれて気味が悪いので、「覗きのおじさん」と人形に書いたところ、ピタッと出没しなくなったとか。ストーカー対策もできるかも。

「神様」のための人形
あなたは神様の幸せを祈ったことがありますか。ほとんどの方がそんなこと思いつきもしないでしょう。

黒住教の開祖である黒住宗忠さんは、わざわざ岡山から毎月欠かさず伊勢にお参りしていました。

ある人が「何をそんなに熱心に祈っているのですか」と訊くと、「天照大御神様の弥栄をお祈りしております」と答えたとか。

日頃お世話になっているのは人ばかりではありません。神様や守護霊様が守っていてくださればこその毎日なのです。「いつも本当にありがとうございます」と感謝のまごころを捧げて人形を書けば、神様も本当に喜ばれ、いっそう守護を強くしてくださることでしょう。

強力な祓いの効果を備えた基本形

さて、ここで日本一豊富な種類を誇るワールドメイトの人形・形代のラインアップを紹介しましょう。

まず、この本の巻頭付録にもついている、文字通り人間の形をした人形が「基本「形」と呼ばれるものです。

何十種類もの人形・形代の最も基本となるものがこれ。強力なお祓いの神力を備えています。

運勢を好転させるには、まずマイナスのエネルギーを祓って、クリーンアップすることが肝心です。

そうでないと、いくら特定の祈願を行なっても、マイナス要素に妨げられてなかなか効果が現れません。

だからこそ、まず祓いの力が強い基本形を書き、悪い要素をきれいにするところから始めるのがよいのです。

また、基本形には総合的な開運効果がありますので、これを書くと運勢全般が底上げされてきます。

薬にたとえるなら、カゼ薬や頭痛薬といった対処薬ではなく、コンディション調整のために毎日飲み続ける総合栄養剤のようなものでしょうか。

そうやって運勢のコンディションを整え、開運の基礎作りをした上で、健康運や恋愛運や金運など個別の祈願を行なうと、効果がグンとアップするのです。

その他、基本形には個人用人形以外に次のような種類がありますので、併せてご利用ください。

★人形(智の巻)
★人形(仁の巻)
★人形(勇の巻)

御魂を成長させる「日記風ご祈願」

基本形、されど基本形。

最もシンプルでベーシックな基本形ですが、じつはシンプルだからこそ万能であり、自由自在な応用が効くのです。そのマルチなお祓い効果を紹介しましょう。

最初は「日記風御祈願」。

毎晩寝る前に、基本形の裏面にその日に犯してしまっ罪穢れ(人に迷惑をかけたこと、自分の悪い癖がでてしまったこと、気にかかること、良心の呵責をおぼえることなど)を書いて、その日のうちに神様にお許しいただきます。

日々、御魂をリフレッシュして生まれ変わるわけで、劫の吹き出しを軽くすることができます。

同時に反省する習慣がつきますので、御魂の成長のスピードが速まります。

また、感謝したり感動したできごとを、同じように人形に書いて、御魂の喜びが新鮮なうちに神様へお礼申し上げることもできます。

それを積み重ねて行けば、御魂が喜ぶようなことに敏感になり、想念が明るく軽やかになっていきます。神様と喜びを共有できるセンスが磨かれるのですから、最高のポジティブシンキングだと言えるでしょう。

さらに、日々の願い事を思いつくままにその都度人形にしたため、神様に投げかけることができます。

いったいどんな答えを神様が投げ返してくださるのか、毎日楽しみに待ってみるのもいかがでしょうか。

そういうとき神様は、ふとした感覚や、他人のアドバイス、あるいはたまたま開いた本の中の言葉やテレビの中のセリフによって、あなたがハッとするような答えを返してくれます。

きっと、本当に神様とコミュニケーションしているんだ、という実感があなたの中に湧いてくるはずです。

例:「ささいなことで友人と口ゲンカをし、相手を傷つけ、自分も想念を曇らせてしまったことをお許しください」、あるいは「今までわからなかったことが、今日たまたま手に取った本に書いてあり、カラがはずれるように理解できました。神様、本当にありがとうございました」といった具合に、基本形の裏面にお詫びや感謝を書き「平成○年○月○日」とその日の年月日を記入します。

御魂の傷を修復する「宣り直しご祈願」

「会社をクビになった」「恋人にフラれた」――。誰でも過去のイヤな思い出を持っているものです。

それをそのままにしておくとそれらは意識の中に、澱みのように残り、すべて御魂と霊体の穢れとなってしまいます。

また、深く傷ついて、その傷が御魂に達している場合、それが御魂の傷となり、その人の運命に、さまざまな影響を及ぼすことになるのです。

そうした嫌な記憶を癒し、御魂を回復させてくれるのが、この「宣り直しご祈願」です。

宣り直しというのは、祈りの方向性がズレているとき、それを軌道修正することをいいます。

つまり、この「宣り直しご祈願」では、自分がそれまで「思い出したくもないイヤな思い出」と定義していたものを、「御魂の学びのために神様が与えてくださった試練」と定義し直すのです。

これは心理学でリフレーム、即ち「枠の組み直し」と呼ばれている手法に通じます。

人形の場合、リフレームによって意識から浮き上がった罪穢れを吸収してしまいますから、より大きな効果があるでしょう。

基本形に「宣り直しご祈願」と明記し、自分が過去とても傷ついたときのことを、なるべく年月日まで具体的に書きます。

たとえば「○年○月○日、会社をクビになった」といった具合です。

そして、その時の自分の意識をできるだけリアルに思い出し「あれも尊き神の試練だったんだ、全てをことごとく御魂の恩頼(栄養)とならしめたまえ」と祈ります。

また、自分が傷ついたことだけでなく、「恋人を振った」、「社員をクビにした」など、自分が誰かを傷つけたことについても宣り直しができます。

御魂がよみがえり、前向きな意欲とやる気が湧いてくるのを感じていただけることでしょう。

(※この宣り直しご祈願は、忘れようにも忘れられないイヤな思い出を癒すものですが、自分では覚えていないのに小さい頃の体験などが御魂の傷となっている場合があります。人形はそれを癒すこともできます)

「前世の罪が許される祈願」

前世でまったく御魂を汚さずに生きてきたという人はいません。深見先生によると、前世に犯した罪穢れは、私たちが思うよりもずっと強烈に、今世の自分に影響しているそうです。

その前世の罪を神様に許していただくことができれば、今の自分を取り巻く環境やものの考え方が、どんどん良い方向に変わっていくことでしょう。

「前世の罪が許される祈願」はその意味で、過去の過去までさかのぼって悪因縁の元を断つ、きわめて強力なお祓いなのです。

「そんなことが本当にできるの?」と信じられないのも無理はありません。この方法が深見先生を通じて神様から降ろされたとき、関係者がそろって「まさか」と思ったくらいなのですから。

もちろん、人間の知恵でどうにかなるものではありません。神様が特別にお許しになったからこそ、不可能が可能になったのです。

もちろん、起こってしまった過去のできごとを変えることは、神様の力をもってしても難題です。

しかし、前世から引きずる御魂の罪穢れをぬぐい去ることなら、神々様の大慈をもってすれば可能になります。

この「前世ご祈願」は、神様と人との隔たりを少しでも小さくし、神人一体の至福の境地を一人でも多くの方に味わってほしい、という神々様の大愛によって降ろされた救済策なのです。

基本形の裏に十三本の縦線を引いて、「前世におかした罪汚れをお払い下さい」とお祈りします。一つ前の前世、二つ前の前世・・・と、何枚でも書くことができます。

自分が歪む原因となった罪穢れ。今の自分を神様から遠ざけている御魂の穢れ。

そういったものが根本から改善されていったとき、誰もが切望してやまない、汚れなくどこまでも澄みきった、本来あるべき「水晶の御魂」が甦ります。

美しい御魂を取り戻すためにも、是非この前世の罪が許される祈願」を活用していただきたいと思います。

なりたい自分に近づく「名前みそぎ」

名前というのは非常に大切なものです。

オギャーと生まれた瞬間に定まっている運命を先天運、生まれた後に作られていく運命を後天運といいますが、生後二週間ほどのうちに付けられた名前を人は一生背負って生きていくことになるわけです。

よくいわれるように一枚の布を半分に切って、片方をハンカチ、もう一方を雑巾と名づけた途端にその布の用途は決まってしまいます。

名前というのはまさに運命を象徴するものといえるでしょう。実際、姓名判断で詳しく見ていけば、その人の性格の長所短所や、どのような人生をたどるかということまでかなり細かくわかってしまうのです。

また、私たちが現実生活を送るうえで名前が非常に大切な役目を果たしていることはいうまでもありません。

誰か知っている人の名前を見れば途端にその人の顔が思い浮かぶはずです。知らない人の名前を見ても何となくどんな人なのかイメージが浮かんでくるのではないでしょうか。

名前にはプラス・マイナス含めていろいろなエネルギーが働いているのです。

「名前みそぎ」は、その名の通り自分の名前の禊を行なうもの。やり方は基本形にひたすら自分の名前を千回書くのです。

字は細かくても構いませんが、大切な自分の名前なのですから気持ちを込めて丁寧に書きましょう。人形の裏表両面使ってビシリ書きます。

それでも一枚ではとても千回は書ききれませんから、何枚でも人形を使ってください。

千回書くのは大変ですが、書き終えたときは胸がスーッとし気持ちになって感謝の気持ちが湧いてくるはずです。

「名前みそぎ」を行なうと名前からくるマイナスの作用が改善され、良い働きへと変わっていきます。

良い名前のエネルギーはどんどん発動しますから、自分のイメージアップにつながり、現実界で名前が広がり活躍の場も広がっていきます。

また「名前みそぎ」は本名だけでなく、姓名判断で改名した名前やペンネームなど社会的な働きをする名前でも行なうことができます。

実際、改名された人が、新しい名前の「名前みそぎ」を行なったところ、自分の欠点や改善点が客観的にわかり、千回書き終えた次の日からガラリと人間関係も変わったそうです。

改名された方も改名していない方も、ぜひ試してみていただきたいと思います。

次々に悟りが得られる「百枚祈願」

原則として人形・形代は同じ祈願内容のものを何枚書いていただいても構いません。もちろん一枚でも高い効果がありますが、書けば書くほど祓いの作用も願望成就に向けたエネルギーも増幅されていくわけです。

基本形には「十倍人形」「百倍人形」もありますから、それをお使いいただいてもいいわけですが、ここで紹介する「百枚祈願」はそうした基本的なエネルギー増幅の働きに加えて、発願をしてそれをやり切るということに意味があります。

発願というのは神様に誓いを立てることです。自分がどうしても叶えたい願いがある場合は、ただ神仏に頼むのでなく、そのために自分はどういう努力をするかという約束をして祈り込むことです。

よく行なわれるのが日切り祈願。一般の神社に参拝する場合でも、たとえば二十一日間、できれば時間も決めて毎日必ず神社に行って拝殿に向かって叶えていただきたいことをお祈りすれば、気が向いたときに二十一回参拝するよりはるかに強く願いが通じます。

日切り祈願の場合は「二十一日祈願」なら二十一日目が満願の日ですが、人形・形代の「百枚祈願」は百枚書き終えたときが満願になります。

実は、これはワールドメイトの会員さん達の間で密かなブームになっている書き方で、「百枚祈願」を行なったら次々に悟りが得られたという報告が数多く寄せられています。一つだけ紹介しましょう。

就職活動の際、百枚祈願を行ないました。T・Yさん(女性)

もちろん、一日では書ききれませんので、一枚、そして一枚と書きつづけ、祈り続けていくうちに、自分の求めていたものや目標が明確になり、しかも祈りに没入できるようになり、毎日毎日何かしらの悟りを得ることができました。

そして、百枚祈願満願後、自分の想像を越えるところからの誘いがあり、素晴らしい条件で就職できたのです。

人形を書くごとに祈る時間も増え、祈る時間に比例して一日の充実感もちがいます。それ以来、毎日百枚祈願をしている私です。

これでばっちり!「守護霊活用型・人間関係改善ご祈願」

今度は、ある会員さんから聞いた、びっくりするほど証の出る人形・形代の書き方をご紹介いたします。

上司や取引先などの方に、言いたくても言えないこと、きっと誰にでもあると思います。それをダイレクトにそのまま、人形に書くのです。

ただし、ポイントがあります。相手の方の守護霊様経由のご祈願をするのです。「○○さんの守護霊様、御魂様、○○さんのこことここを直してください!」と。

たとえば、子供がいじめられている場合は「○○ちゃん(子供の名前)をいじめている子の守護霊様、御魂様、いじめをやめさせてください」と書きます。

あるいは、いたずら電話で困っている方は、「いたずら電話をかけてくる人の守護霊様、御魂様、いたずら電話を止めさせてください」と書いてみてください。

この書き方を実践している会員さんはなんと百パーセント証がでているとのこと悩みの原因となっている相手の方の人形・形代を書いて、相手の守護霊様と御魂様にお願いすることで、ことごとく願いがかなっているということです。

おそらくこれは「大金運」(深見東州著・たちばな出版)に載っている”霊界納得秘法”を人形・形代に活用した方法と思われます。

守護霊というのは私たちを守護してくださる善なる霊で、どんな方にも必ずついています。

ですから、自分が苦手な相手や自分の立場が弱い場合でも、相手の守護霊によく事情を説明しておくと現実に話がスムーズに進むというのが基本的な法則です。

さらにこれを人形・形代という強力な神霊アイテムを使って確実なものにしようというアイデアです。

守護霊様の働きについては、その他「背後霊入門」「大創運」「強運』(ともに深見東州著・たちばな出版)等が参考になります。

あらゆる願いを成就する「クオリティチェンジ形代」

さまざまな祈願内容に応じ、それぞれの専門分野で強力な願望成就力を発揮するのが、人形の応用篇ともいえる「クオリティチェンジ形代」です。

抹香臭くないオシャレでユーモラスなデザインは、ワールドメイトのオリジナル。基本形と併用した方が証が出やすくなります。

ところで、以前のワールドメイトの「ファンシー形代」をご存じの方は、「あっ、変わった」と思ったはずです。その通り。

「クオリティチェンジ形代」は従来の「ファンシー形代」がチェンジアップしたものなのです。しかし、ただ単にデザインを一刷したということではありません。神霊的なパワーも格段にアップしています。

実は、この「クオリティチェンジ形代」は、二〇〇三年五月に新たに神様から降ろされたものなのです。

ワールドメイト・リーダーの深見先生に「人形・形代をこういう色やデザインにすると霊力がもっと強くなる」ということを神様が直接伝えてきてくださいました。

こうして「ファンシー形代」は装いも新たに、パワーアップして、進化した「クオリティチェンジ形代」に生まれ変わったのです。

さらに特徴的なのは、この「クオリティチェンジ形代」は「勇」「仁」「智」の三つのカテゴリーに分かれていることです。

人形・形代というものは書いた方の願いの内容によって働かれる神様が異なります。ご神霊にも得手不得手というものがあって、それぞれ得意な分野を担当してくださっているわけです。

同じ悩みでも人によってその原因は違います。実際にご神霊がお働きになる場合は協力したり合体される場合もありますが、神霊界の働きはおおまかに次の三つに分かれるそうです。

★ 勇=「顕」=現実世界

★ 仁=「幽」=心の世界

★ 智=「神」=感覚の世界

「クオリティチェンジ形代」が「勇」「仁」「智」の三つのカテゴリーに分けられたのは、それぞれこれらを司る形代の神霊的な働きがあるからです。

顕・幽・神のどれか一つだけが万能であるわけではありません。物質が心と感覚に影響を与え、心が肉体と魂に影響を与え、感覚が心と現実に影響を与えています。

深く結びついて互いに影響を与え合っていますから、この三つがバランスよく合していることが大切なのです。

ですから、自分の希望する願いにあった形代を書いた後に、「勇」「仁」「智」のバランスを見て、足りないところを補っていくと、それぞれの神霊的功徳をバランスよく授かり総合的に開運していくことができるわけです。

≪智の巻≫
主に「智=神=感覚の世界」を司る働きの形代です。
★人形(智の巻)

≪仁の巻≫
主に「仁=幽=心の世界」を司る働きの形代です。
★人形(仁の巻)

≪勇の巻≫
主に「勇=顕=現実世界」を司る働きの形代です。
★人形(勇の巻)

星の神様の神力が顕現する特別形代

ワールドメイトでは日頃から、さまざまなセミナーや大神徳会を催し、自身の霊的成長や開運のための神徳を、深見先生のお呼びするご神霊からいただいています。

しかし、仕事や家庭の事情、あるいは経済的な問題などから参加する機会を得られない方々もいらっしゃいます。

そんな方々が自宅に居ながらにしてご神徳を授かるようにとの願いから生まれたのが、この特別形代です。

なお、この特別形代は、神事の斎主を務めるワールドメイト・リーダーの深見先生が直接お焚き上げします。なぜなら特別形代は、とりわけ強力な功徳をもたらすご神霊をお呼びしてその神力をお取り次ぎするものだからです。

星にはそれぞれのご神霊がいらっしゃる

弁財天様はなじみの深い神様ですからいいとしても、カシオペアや天王星の神様となると、「エッ」となって首をかしげる方もいらっしゃるかもしれませんが、あらゆる星にはそれぞれの神霊界があり、それぞれにご神霊がいらっしゃいます。

ご神霊というのは、その星のエネルギーの働きだと考えればよいでしょう。星座や星団も、ひとつの巨大な神霊磁場を形成し、神霊的なエネルギーを発動しています。

これら宇宙のそれぞれの星々が発する神霊的なエネルギーは、お互いに影響し合っています。

こういった星の役割や相互関係が、私たちにどういう影響を及ぼすかを体系化したのが占星術なのです。

地球上にはそれぞれの星からの神霊的パイプが降ろされており、それらの土地はパワースポットになっていたりします。

あらゆる高級神霊を自由自在にお呼びする深見先生ですが、星の神様に取り次いで個人の悪因縁を解消していく宇宙秘儀は十八番中の十八番。

神様は、この秘儀はワールドメイトを通じて初めて神界から降ろされたものだとおっしゃっています。だからこそ、宇宙秘儀を応用した特別形代は、格段に功徳のレベルが高いのです。

星の神様が自分の鎮守様になる「絵馬代」

宇宙秘儀はダイレクトに星の神霊波動を受けることによって運命を大きく変えていくものですが、もっと日常的に手軽に星の神々と感応する方法もあります。それは星に祈ることです。

夜空にまたたく星々はそれぞれ異なる神霊的な波動を放っており、私たちにさまざまな影響を及ぼしています。

ですから、よく星の働きを知り、自分の願いに合った星の神様にお願いをするのが、星で開運するポイントです。

ただ星によっては見える季節や時間帯が限られていたり、なかなか見つけるのが難しかったりします。また、雨の日や曇りの日には星は見えません。

目には見えなくても常に星々からのエネルギーは降り注いでいるわけですが、やはり見えないとイメージが描きにくいという問題はあるでしょう。

そんなときに便利なのが星の「絵馬代」です。絵馬代というのは簡単にいえば、人形・形代と絵馬を合体させたようなもので、表に星の写真が印刷されているのが特徴です。

裏面は神社に奉納する絵馬と同じように、願い事を詳しく書き込めるようになっています。

願い事を文字にして書くことにより自分の望むことが整理され、またより具体的な祈りを捧げることができるわけです。

絵馬代の魅力は何といっても、星の神様に直接祈願ができること。悩み、不安、願い事など、何かあるたびに、目の前に星の神様がいらっしゃることをイメージし書きこめば、その瞬間から強力な神威を発揮し始めます。

言わば、星の神様を、自分専用の鎮守様や産土神社に持ったようなものです。それぞれの星には異なるご神徳がありますから祈願内容によって使いわけてください。

人形コーディネーターになって開運自由自在

人形祈願で確実に願いをかなえるコツは、できる限りイメージを具体化して祈ることです。

そのためには、「こうなりたい」という願望実現のストーリー展開を設定し、その内容に合わせた数種類の人形・形代をセットで祈願することをお勧めします。

そうすれば、イメージの凝結力も強くなり、一枚一枚の人形・形代の功徳が相乗効果を生み出して、何倍もの祈願達成力が発揮されるのです。

圧倒されんばかりに豊富な種類がそろった人形を、開運プランに従って縦横無尽にコーディネートしていく。

そのコツをつかんだあなたは、自分自身の心願成就も、人を幸せにすることも自由自在な、人形コーディネーターになれるのです。

以下に、コーディネートの例を紹介しましょう。

◆恋愛成就のために〈弁財天形+カシオペア形十美人形十木星+恋愛形+結婚形〉素敵な出会いをつかまえるには、まず愛嬌。「弁財天形」で話し上手に変身します。
さらに「カシオペア形」でオーラを三倍に強化し、魅力アップ。極めつけの「美人形」で、誰もがハッとするような雰囲気を身につけます。

これでもう、どんなところに出ても大丈夫。「木星絵馬代」と「恋愛形」の二段構えで恋愛運を強化し、あとは自信を持って出会いの場にどんどん出ていきましょう。

「結婚形」を組み合わせれば、そのままゴールインも夢ではありません。


◆若返りのために〈健康関係の形代十長寿形+頭脳形十木星大十カシオペア形〉
まずは、自分の体の気になるところを「健康関係形代」でメンテナンス。「長寿「形」と「頭脳形」で若々しさと頭脳の働きを取り戻しましょう。

思春期の霊波動を司る木星の気を「木星絵馬代」で浴びて瑞々しい感性を補いましょう。最後に「カシオペア形」で魅力の隠し味を添え、素敵なあなたの誕生です。


◆芸術を志す方に〈弁財天形十北極星金星十木星十ド根性形十大出世形〉
まず、「弁財天」に芸術性の冴えを与えていただき、「北極星」に才能開花を、「金星」に芸術家としての志の守護を、そして「木星」に成功祈願を行ないます。

作品を作る上で必要不可欠な忍耐力と粘りを「ド根性形」で養い、「大出世形」で世に認められるために必要な強運を授かります。


◆事業家を志す方に〈北極星十大出世形十木星+金運形+弁財天形十カシオペア形+頭腦形十天王星形+会社形>
「北極星」に志を立て、「大出世形」で強運を授かり、「木星」と「金運形」に事業資金をお願いします。

社長に必要な社交術と財運を「弁財天形」で強化し、「カシオペア形」でリーダーとしての魅力を磨きます。

経営戦略を練るのに「頭脳形」は不可欠。時代の潮流を読み取る力を「天王星」に授けていただき、私心ではなく仕事を通じた社会貢献を発願することで、強力な主導霊に参謀についていただきます。

会社を設立したら、もちろん「会社形」で運気の向上を常に忘れないことです。


◆厄除けに〈北極星十天王星形十カシオペア形十悪縁切り十前世祈願十宣り直し十健康関係の形代〉
厄年の人なら迷わず、災いを未然に小さくする「北極星」、災い転じて福となす「天王星」、先祖伝来の悪因縁を抑える「カシオペア」の三つに祈願。さらに「悪縁切り」で悪い人間関係を清算し、「前世祈願」と「宣り直し」で御魂の汚れをきれいにします。「健康形代」で、体の各部も強化しましょう。


◆神業成就のために〈悪縁切り+カシオペア形十ド根性形+金星+北極星十天王星形+金運形>>
まずは「悪縁切り」で神業の妨げとなるような周囲の悪縁を断ち、先祖伝来の悪因縁を「カシオペア」で抑えます。

神様からの試練を「ド根性」で乗り切り、宗教性の完成を導く「金星」と人生の指針を与える「北極星」に祈り、「天王星」からの主導霊に世のため人のために生きることを発願しましょう。

最後に神業の費用を捻出するのに「金運形」は欠かせません。

-証の出方は神様が判断される

人形に託された祈りは、必ず神様が受け取ってくださいます。しかし、証というのはあくまで、神様の目から見た判断で出されるということを知っておくとよいでしょう。

たとえば、本当は大きな証なのに、人によってはそう思えないようなことがあります。次の体験談をお読みください。M・Fさん(女性)

去年の暮、長男の悪因縁切り形代と、恋愛成就形代を書かせていただきました。

すると交際していた女性が急に理由も言わず別れてしまい、クリスマスだというのにスキーで気を紛らわせていたらしい息子は、落ち込んでしまって慰めようもありませんでした。

これまでも次々と女性は現われましたが結婚には至らず、「どうか心優しき女性と巡り会わせたまえ」と心を込めました。時が過ぎるのにまかせるしかないと思っていた二月の末、電話をしてきた息子の声の何と明るい

同じ職場の女性とお付き合いをしているというのです。それからは話もとんとん拍子に進み、平成七年六月に式を挙げることになりました。

おまけにスキーの検定試験一級に合格しました。きっと去年交際していた女性とは、良くない縁で、神様が別れるように導いてくださったのでしょう。

形代の顕現力の強さに驚き、これこそ証なんだと有難さに胸がいっぱいになりました。

このように、本人がいくら望んでいても、神様から見てその縁が良くなければ、人形を書いたとたんに縁が壊れるということが起きます。

本当はもっと良い縁につなげるための大慈悲なのですが、目の前の恋に執着しすぎていると「人形なんてウソッパチよ!」となって、せっかくの開運のチャンスを逃しかねません。

また、災いを未然に防ぐという天王星形代を書いたとたんに、ネンザをして寝こんだ、ということが起きたとします。

「災いを防ぐはずなのにおかしい!」と怒る気持ちもわからなくはないのですが、実はそのまま外出していたら交通事故で重傷を負うはずだったというようなケースが多いのです。

交通事故という大難をネンザという小難に縮小し、なおかつ外出を阻止して事故を食い止めたということなのです。

こういった霊界の働きを読み取るセンスを養っていくと、単なる「望みがかなったかなわなかった」というレベルを超えた、大いなる天運という視野で人生を見つめることができるようになり、器が大きくなります。

天命や運命について詳しく学びたい方は、深見東州先生の「大天運」や「絶対運」(いずれもたちばな出版)などをご一読ください。

必ず証の出る書き方・エキスパート篇

さて、この章の冒頭に紹介した人形の書き方はごくごく一般的な、言わばアマチュア・バージョンの書き方です。

もちろん、それだけでも人形の神力は充分に発動します。では、長く神業をやっているエキスパート組が同じような書き方で済ませているかというと、そんなことはありません。

エキスパートならではの、プラスアルファのコツがあり、だからこそ書けば必ず証を出すことができるのです。

住所と名前を書いたり、息を吹きかけたりする手順は変わりません。違いが出るのはお祈りの仕方なのです。

ワールドメイトでは深見先生が究められた祈りの実践ノウハウのエッセンスを「神法悟得会入門篇」として伝授しています。

これは今まで世界中のいかなる宗派にも、あるいは霊能者や超能力者の本や言葉にもなかったもので、是非とも受講されることをお勧めします。

ここでは、神様に動いていただくお祈りの仕方のポイントをいくつか紹介しましょう。

エキスパートのお祈りは、まず神様と自分との神霊的なつながりを強化するところから始めます。そのためにはお祈りの最初に、天津祝詞を奏上します。

これは神様にアクセスするためのキーワードと考えたらよいでしょう。一回でもけっこうですが、できれば三回以上あげたほうが効果的です。

次に、この開運法を授けてくださった御親元素大御神様(〇の大神様)に、人形を書かせていただくご挨拶を申し上げます。大切なのは、できる限り大きな感謝の気持ちを神様に捧げることです。

ご神霊に祈願を通す上で欠かすことのできない最重要ポイント。それが、自分の心を感謝で満たすことなのです。

なぜなら、こういう願いをかなえてほしい、ああいう願いをかなえてほしい、という祈りの中には、必ず執着心の黒雲が湧いてきます。この黒雲を晴らさないと、本当にご神霊と通じることはできません。

ならば、どうすればいいのか。感謝の思いで御魂を輝かせ、執着の黒雲を晴らすのです。

それでは、感謝の祈りのやり方を順に説明していきましょう。

次の章で詳しくお話ししますが、そもそもの大神様は、私たちに愛とまごころを基本とした真の平和文明を花開かせようと、辛抱強く人類の成長を導いてくださっています。まずはそのことを素直に感謝してみましょう。

の大神様、真の平和文明の開花に向けて私たちをお導きいただき、まことにありがとうございます」

人形による開運祈願は、私たちがお互いの幸せを祈りつつ、現実的に開運していけるように、の大神様が降ろしてくださったものです。

それはまた、神様と実際に交流できる感動を一人でも多くの人に体験してほしいというの大神様の願いでもあるのです。

「私たちに人形・形代による開運祈願をお許しいただき、災厄の解消と心願成就に大いなるご加護を賜わりまして、まことにありがとうございます」

特に人の幸せを祈って人形を書く場合、それは大きな徳積みとなります。普段の生活ではなかなかできにくい徳積みの機会を与えていただいたということは、本当に貴重なことなのです。そのことに深くお礼を述べてみましょう。

「この人形祈願を通じ、私に素晴らしい徳積みを行なうことをお許しいただきまして、まことにありがとうございます」

こういった感謝の祈りを積み重ねていくことで、本当にありがたいという気持ちが高まってきます。

人間、心からありがたいと思えば、何か恩返しをせずにはいられなくなるものです。では、何をすれば恩返しができるでしょう。

神様が最も喜ぶのは、人間一人ひとりが御魂を輝かせ、幸せになっていくことです。人形という開運法が降ろされたのも、神様がそう望んでいるからにほかなりません。

ならば、自分自身も含めて、一人でも多くの人間を幸せにするためにも、人形を書かせていただこう、という気持ちになれるのです。

このとき、祈願の心が自分の執着から離れます。

人形によって一人でも多くの人間に幸せになってもらいたいという神様の願いと、神様の大愛に応えるためにも人形を書いて一人でも多くの人を幸せにしたい、という感謝のまごころがスパークするのです。

ここまでまごころが極まれば準備OK。いよいよ人形祈願を始めさせていただくことを神様にご挨拶いたします。このとき大切なのが、謙虚な中にも自信を持って、最高の神徳が発揮されるようお願いすることです。

「ただ今より、慎んで人形の祈願を行なわせていただきます。なにとぞ我がまごころの祈りをお受け取りいただき、この人形・形代に最高の神徳を発揮していただけますよう、よろしくお願い申し上げます」

ここまでは具体的な祈願に入る前の、いわばウォーミングアップです。しかし、祈願をどれくらい神様に受け取っていただけるのかが、この時点で決まります。

本当にまごころが極まるまでウォーミングアップを行なえば、自分の中の御魂が澄み渡り、すがすがしくもほのかにあたたかい境地が得られるはずです。

その境地をもってしてこそ、神様は大きく動いてくださるのです。

人も良し、我も良しの心を神が受け取る

いよいよ具体的な祈願に入ります。ここからは、いかに神霊界の神様に、祈願の内容を届けられるかが問われます。

基本篇でも述べたように、祈願の内容は、できる限り具体的なイメージとして祈ります。イマジネーションが豊かであればあるほど、祈りは実現しやすくなるのです。

そのとき大切なのが「確信力」。神様はすでに私たちのためにその神徳を発揮してくださっている。人形・形代は最高の神力を発揮して私の祈りに応えてくれる。

そんなふうにご神霊の発動をいささかも信じて疑わないことで、祈りの凝結力が高まるのです。

イマジネーションの広がりもそこから生まれます。(確信力を高めるために最も手っ取り早いのが、証の体験談をたくさん読むことです。本書にもいくつか紹介しましたが、ワールドメイトの会報や大神事のパンフレットにもたくさんの体験談が紹介されていますので、ご覧になるとよいでしょう)

さて、その上で願いをかなえるために欠かせないキーポイントがあります。それが「人も良し、我も良し」の心です。

たとえどんなに祈ったとしても、それが自分だけ良くなって他人には迷惑だったり、人のためだと言いながら実は全然その人のためになっていなかったり、願いがかなった結果自分がダメになってしまうような祈りだったら、神様は動いてくださいません。

いえ、そんな願いでもかなえてくれる神霊は存在しますが、それは悪霊や悪神の類です。人形に神徳を与えてくださっている正神界の神様であれば、決しそんなことはなさいません。

自分のことを祈るのであれば、自分が良くなることで周囲の人達にどんな良き貢献ができるのかをイメージします。

人のことを祈るのであれば、その人と周囲の方がみんな幸せになっていけるように、大きく広くイメージしていきます。

願いがかなったときの、本人はもとよりそれを取り巻くすべての人々の幸せに満ちた笑顔を、強い確信力に基づく豊かなイマジネーションで思い描くのです。

すべての人に良かれという、その愛に満ちた祈りを、神様はお受け取りになります。

「神様を動かすのは、真に極まった愛とまごころ」

これが神徳を二倍にも三倍にも大きく授かるための、最も大切なポイントなのです。

祈りが極まったら、仕上げとして「いろいろ申し上げましたが、あとは神様にすべておまかせいたします」という気持ちで締めくくります。

ここでもまた、「神様におまかせ」と、ポンと手放すことで、執着の雲を晴らすのです。

最後に、人形を申し込むときに添える寄付御玉串について触れておきましょう。

御玉串というのは、決して功徳を買った代金ではありません。神様に対するまごころを形で表すものなのです。

神様はお金そのものを受け取るのではなく、そこにこめられた愛とまごころをお受け取りになるのですから。

お祈りの最後には是非、「この人形祈願に対し、慎んで御玉串をお納めいたします。

ささやかではございますが、この御玉串に捧げましたる私のまごころを、どうお受け取り下さい」というひとことを添えたいものです。

人形で誰でも人助けができる

価値観の多様化が叫ばれるようになって、生き方の指標を見失い、思い悩む人や道を踏み外す人が増えました。

社会のストレス化は、人の心身のコンディションを飲み、いまや大人のみならず中高生までがリラックスを求めてマッサージに通うという現象までが巻き起こっているほどです。

そういったストレスから来るイライラが、イジメや暴力事件、衝動殺人の動機などにもつながっています。

おまけに政治や経済は乱れ、まさに生きるのが困難な時代を迎えていると言えるでしょう。だからこそ、一人ひとりお互いに助け合う必要を感じ始めています。

世の中のために自分も何かがしたい。悩み苦しんでいる人を助けたい。そんな切実な願いを持ちながら、しかし、何をしたらいいのか、どうしたらいいのかわからない人もいるでしょう。

なにしろ私たち一人ひとりは特別な智恵も力も財力も持っていないのですから。

ボランティア活動を行なう人が増えているのも、何かをしたいという衝動に突き動かされているのでしょう。

でも、ボランティア活動を行なえる人はまだ幸せかもしれません。現実には仕事や家事に追われて時間がない、お金の余裕がない、地方に住んでいてそういう縁がない、という人が多いのではないでしょうか。

人を助けたいという思いはあっても、引っ込み思案でなかなか人前に出て行けないという方もいらっしゃるでしょう。

そんなときに人形はとても役に立ちます。人の名前を書いて幸せを祈ることならいつでもどこでもできます。

お焚き上げの祈願御玉串も、一枚三百円を基本に、百円、二百円というのもありますので、自分の懐具合に合わせて行なうことができます。

遠くにいる人や面識のない人の幸せだって祈ってあげられます。マイペースでできる人助け、それが人形の最も大きな意義だと言えるでしょう。

しかも、確実にその神力が現れるということは、これまでお話したことからもおわかりかと思います。

霊能者でもなく、特別な訓練もしていない私たちが、神様の力を借りて霊力を発動させ、人助けができる。だからこそ人形は素晴らしいのです。

比叡山を開いた天台宗の開祖、伝教大師最澄は人材こそ国の宝だと説き、「一燈照隅、万燈照国」という言葉を残しました。

「一人ひとりがまずまごころの灯を掲げて身の回りを照らせる人であれ、即ち身近な人の幸せに貢献できる人であれ」というのが一燈照隅です。

そういう人材がたくさん増えていけば、やがて国中がまごころで照らされ、素晴らしい社会ができ上がる、それが万燈照国です。

人形というのはまさに、平凡な私たちに与えられたまごころの灯だと思います。人形を書いていくということは、力のない私たちでさえ一燈を灯し、社会の隅を照らせるということなのです。

そして一人でも多くの人がお互いに人形を通じて幸せ祈り合っていけば、やがては国中がまごころの灯で照らされることでしょう。そう考えたらワクワクするではありませんか。

生きづらい時代だからこそ、神様はこうして私たち一人ひとりが助け合っていけるように、人形という素晴らしい開運法を与えてくださったのです。人形を通じて一燈照隅の働きをなす人が一人でも多く増えてくれることを願ってやみません。