- 第1章 金しばりの原因&撃退法!
- はじめに
- 金しばりは、身動きできず声も出ず…
- 金しばりの原因
- 墓地や教会には不成仏霊がいっぱい
- 遊園地には子供の霊が集まっている
- 歓楽街は酒好きの霊たちのたまり場に
- 自殺の名所、踏み切り、海水浴場で水没者がいる所などにも浮遊霊が
- 金しばりの原因≪第二≫ 生霊が押さえつける
- 生霊は相手の両手首をつかんでくる
- 金しばりの原因≪第三位≫ 先祖霊が訴えている
- 金しばりの原因≪第四位≫ 家代々のたたり霊の強烈な怨念によ
- 金しばりの原因≪第五位≫ ヘビ・稲荷ギツネ他
- 金しばり撃退法その① ── 金しばりにあったら指先を動かせ!
- 金しばり撃退法その② ── 金しばりをハネ返す咒をあげる
- 金しばり撃退法その③ ── 金しばり予防には電気をつけて寝よう
- 金しばり撃退法その④ ── 金しばりを恐がるな!
- 金しばり撃退法その⑤ ── 金しばりから守ってくださいと、守護霊さまにお願いして寝る
- 金しばり撃退法その⑥ ── 金しばりに強い味方、それは役行者だ!
第1章 金しばりの原因&撃退法!
はじめに
世に「金しばり」に悩む人は多い。原因もわからず、解決法も見出せず、多くの方が苦しんでおられる。そんな方々にとって、この本は福音となるだろう。
しかし、本書の内容はそれだけではない。今の世の中、「人生そのものが金しばりにあっている」ような状態の人が非常に多いように思う。
これは先に述べた体の金しばりとは違う。自らの生まれてきた本当の意味を知らず、自らの持つ無限の可能性とそれを開く方法を知らないがために、平凡な現実に「金しばり」にされている人が実に多いのだ。
これは悲しむべきことであるし、世の中全体にとっても不幸なことである。
皆が自らの埋もれた能力を全開にする「一厘の法」を知り、活用できるようになった時、全く新しい超高文明の世「みろくの世」がやってくる。
それはまだしばらく先のことだが、その理想の状態を読者の皆様には一足先に体験していただきたいと思う。
今、この本を手にされた方は、実際の「金しばり」に苦しんでいる方かもしれない。また、単に書名に興味をもたれて買ってくださったのかも知れない。
いずれにしても、章を読み進むうちに、あなたはいかに今までの日常が、「金しばり状態」だったかに気付かれることと思う。
言わば「金しばりよこんにちわ」し、しかる後に「金しばりよさようなら」していただこうというわけだ。
1章には通常の「金しばり」とそれにあわない秘伝が、また2章以降は、さまざまな「人生そのものの金しばり」状態を、一発逆転できる秘伝を記してある。
「金しばり」を越えると、そこには大いなる開運が待っている。
読者の皆様が「体の金しばり」は勿論、「人生の金しばり」「心と魂の金しばり」を打ち破り、幾層倍の幸運を手にしていただければ、著者としてこれに勝る喜びはない。
金しばりは、身動きできず声も出ず…
金しばりとはイヤなものである。夜中、寝入りばなに急に不安な気持ちにおそわれ、その直後にグワッと何物かがのしかかってくる。
そして体は身動き一つできない。体が動かないだけでも恐いのに、声までまったく出ないので、人に助けを求めることさえできない……。
この金しばりの原因とは何であろうか。そして、どうすれば撃退できるのか。
まず一章では、この肉体の金しばりについて詳述しよう。実は金しばりには、大きく分けて次の五つの原因がある。
金しばりの原因
うとうととした寝入りばなという状態は、人が一番無防備な体の力を抜いた状態である。こんなリラックスした精神状態は、一番暗示にかかりやすい状態だと心理学者もいうように、いいものも悪いものも何でも受けいれてしまう時なのである。
おまけに、一日の活動が終わった時であるから体も疲れている。疲れていると、霊に対して防衛力がガクンと落ちる。
そうすると、金しばりにあいやすくなる。特に霊的に敏感な人はなおさらである。
金しばりというのは、浮遊霊など不成仏霊(低級霊)がやってきて、体にかかる(憑く)状態である。
では、その低級霊はどこから、何のために来たのかということを述べてみよう。
墓地や教会には不成仏霊がいっぱい
低級霊が最もよく憑く場所の一つが、墓地である。墓参りなどに行った際、助けてほしい不成仏の霊たちが、「この人にくっついていけば助けてくれそうだ」ということでついて来るのだ。
海外でも、教会には多くの霊が集まっている。日本ではお寺。やはり、何かそこへ行けば助けてもらえそうな感じがするではないか。だからそこに行った人にくっついてくる。もちろん助けを求めてである。
ところが、自分の霊界での苦しさを全然わかってもらえないものだから、憑いた人の体にアクションを加えて、自分の存在を知ってもらおうとする。それが金しばりという方法なのである。
遊園地には子供の霊が集まっている
また、遊園地に遊びに行った時に霊をくっつけて、一緒に帰ってくることもある。なぜ、遊園地には浮遊霊が多いかというと、そこは楽しい思い出の場所だったりするからである。
霊界知識のないまま死んでしまったような人たちは、浮遊霊として霊界に行かず地上でさまようことが多い。
特に子供には、霊界知識などあるはずもないので、地上に思いが強い子供の霊は、地縛霊(その土地や場所に執着している霊)や浮遊霊(本来行くべき霊界に行かず、現世をフラフラしている霊)になることも多い。
そして、地上の思い出のある場所をフラフラとさまよっている。当然、生前楽しかった場所にはよく行く。
その結果ディズニーランドなどの遊園地は、亡くなった子供たちの集まるかっこうの場所となっているわけだ。
そこに行けば、この人はやさしそうで、お母さんみたいだとかお姉さんみたい、お父さん、お兄さんみたいだ、と思うとくっついてくるのである。
子供連れならうらやましくて、一緒にいたいと思って来るのである。もちろん地上の人たちは、そんな子供霊のことなど気がつかない。
だから霊は、夜になって体や念の力を抜いた寝入りばなに合図(金しばり)を送ってくるのである。
歓楽街は酒好きの霊たちのたまり場に
霊界には、同類の思いを持ったものが集合するという霊界法則があるから、一杯飲み屋や、バーやキャバレーが立ち並ぶ飲み屋街には、当然、酒の好きな霊たちが集まってきている。
中には、キャバレーなどで、ホステスにちょっかいを出している霊たちもいるが、ホステスさんはまだ元気で、気持ち(念)も笑ったり、はしゃいだりしているから気がつくことはない。
現実界では三十分の一あまりの感覚でしか感じない霊の存在は、夜の静寂の中でさえかすかに感じる程度なのである。
そんなわけで、歓楽街に飲みに行くと、くっついたのを知らないまま家に帰るケースも時々あるのである。
自殺の名所、踏み切り、海水浴場で水没者がいる所などにも浮遊霊が
また、有名な観光地へ行った時に、旅館で金しばりにあったという人も多いだろう。亡くなった方が、「生きてた時に○○の場所は楽しかったナー、面白かったナー」と生前の思い出にひたると、霊体はスーッとその場所に行っているから(霊界では思うと即、行動、移動、くっつくという作用があるから)、有名な観光地というのは、生前そこをおとずれたことのあるいろいろな霊が集まっている。
行こうと思って行くのではなく、思うと行ってしまうシステムの心の世界(霊界)なので、実ににぎやかである。
そんな観光地を見学して、霊をくっつけて、旅先の旅館に泊まる…。すると夜に金しばり……というのはよくあるパターンなのである。
もちろん霊は、「助けてほしい」とか、「何か言いたいことがある」などで、声をかけているつもりなのだが、この世の人にとっては金しばりという、いい迷惑なことになるのである。
もちろん誰もが金しばりにあうわけではない。霊的にニブイ人や、「霊なんてもんがあるもんか!」などと思っている人間には、ほとんど金しばりはない。
金しばりは、霊に敏感な、霊感の強い人たちだけの霊との感応作用なのである。
そう言うと、金しばりの常連の方々は、金しばりにあわない霊感のニブイ人たちがうらやましく思えるかも知れない。
しかし、そんな人は浮遊霊などとの感覚がニブイのみならず、いい霊との感応もニブイし、人の心霊界を飛ぶ念)を読むのがまったく下手ということでもある。
だから、霊感がニブイと金しばりにあわなくて済むのはいいが、人間の人情の機微を解するなどの魂の進歩や成長を第一に考える人間の本質から考えると、やはり少々寂しい気がするのである。
そう考えると、霊的に敏感、愛情にも敏感、だけど金しばりなんかにはあわない!というのが一番理想的ではないだろうか。
金しばりによくあう人があわなくなる方法は、本章の最後に紹介しておいたので、活用されるとよい。
金しばりの原因≪第二≫ 生霊が押さえつける
金しばりの原因の二番目に多いのは、異性から熱烈な恋心を持たれているための生霊によるものである。
彼が好きだ、好きだと思っている念は、強い念力パワーとなって飛んでいく。そしてその念力(生霊)が、夜、ウトウトとする無防備な寝入りばなに乗っかるというわけだ。
特に、夜になると男性は女性でもそうだが)、恋しい人のことを思い焦がれる。昼のようにあれこれ仕事をしている最中なら、ひたすら彼女のことを思い続けるということはあまりできない。
しかし、夜は独りぼっちで、部屋の中にいて、彼女に思いが集中しやすい。だから当然念力(生霊)パワーは大きくなる。
おまけに、彼女のことを思ってよからぬことをする、などとなると、その瞬間の念力の凝結集約パワーが飛んでいくので、受ける方はたまったものではない。
その念力(生霊)は、時間空間を越えた霊界のことだから、あっという間にその彼女の霊体にくっついてしまう。「思うとくっつく」という霊界法則どおりだ。
生霊は相手の両手首をつかんでくる
そして、彼女に乗っかかり、両手首を押さえて、あちこちにキスをしているわけだ。あるいは、体のあちこちをさわっているのである。
胸を「ウッ」と圧迫されている・・・・・・などは、実は胸をさわっている時なのだ。
たいていは両手首をつかむ。それが生霊の特徴でもある。ある有名な女性アイドルが、毎晩、必ず金しばりにあうといっていたが、それなども熱烈なファンの生霊によるものなのである。
またその人を思いながら死んだ、とか、熱烈に好きだという念は、男性のみならず、女性も強いものである。
また、寝ている間にも、自分の意識の中で自然に思ってしまって、生霊を飛ばしている場合もある。だから、異性にモテる男女諸君!「金しばりよ今晩わ」というわけである。
金しばりの原因≪第三位≫ 先祖霊が訴えている
ところで、亡くなった先祖に対する供養をしていない場合、ご先祖さんが「供養して「ほしい!」とやってくることがあり、これも金しばりにあう原因の一つとなる。
年供養特に一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、二十五回忌、三十三回忌の回忌供養が来ている時、また、お盆の時期前後は、金しばりにあうことが多い。
それは、低い霊界(中有界の下や地獄界)に落ちてしまったご先祖さんが、年に一回お盆の時期に神仏に許されて、里帰り(子孫のところに帰る)をするからである。
その時にちゃんと子孫たちが、歓迎して、ごちそうも用意して迎えてくれているならよいが、供養してくれない、お供えしてくれないという場合には、よく金しばりが起こることになる。
「わしらはおるんだ。なのに、なぜ供養してくれないのだ!」というわけで、戒告(霊のおしえ)として、金しばりにあう。ご先祖さんは、自分たちの存在アピールのために体を張って金しばりにしているのである。
しかし考えてみれば、生きている間によく修業して、高い霊界に行っているご先祖は、別に子孫に頼ったりはしない。
そんな戒告は、低い霊界に行った先祖のわがままであり、地獄に落ちるような人生を送った本人が悪いのである。
善なる行いをして人生を終えた先祖たちは、みないい霊界(中有界中段~天国界)と行っているので、お盆も供養もまったく必要なく、一度もこの世へは帰ってこない。
もちろん仏壇もお墓も必要ないのである。その辺のことは、拙著『吾輩は霊である」(たちばな出版刊)を参照されるとよいだろう。
金しばりの原因≪第四位≫ 家代々のたたり霊の強烈な怨念によ
る
これはたとえば、お父さんの商売敵、ライバルが、「クソーッ」と思い、「あいつの家や会社なんかツブれればいいんだ」などと思っているようなケース。
まあ、それは生きている人の念なので生霊であるが、その強烈な怨みを持った人間が死んでしまった場合、父親の代だけでなく子々孫々まで、あの世で怨み続けている。そういう時、これは(家代々の)たたり霊となる。
これなども、怨まれている方が運気もよく、元気な時はそれほどではないにせよ、衰運期に入り、何かで悄然となって、意志力や体力が落ち込んでいる時には、たたり霊の怨念(念力)パワーが地上の人の念に勝り、金しばりにあうことになる。
これが一番恐い金しばりである。こういう金しばりは、事故や、ケガなどを引き起こし、昼間でもなる可能性のある恐いものである。
怨まれている、こんな因縁を持っていると思う人は要注意である。
金しばりの原因≪第五位≫ ヘビ・稲荷ギツネ他
その他に、ヘビの霊(白ヘビも含む)、稲荷ギツネの霊などによって金しばりになることもある。
つまり、動物霊による金しばりである。ヘビは、怨念霊の化身のヘビもあれば、生霊のヘビ、先祖のヘビ等いろいろあるが、概して暗い性格の人や、執念深い人に憑いていることが多い。
こういう人と恋をしたり、頼られたり、好かれてつきまとわれたり、あるいは気持ちを許して交際していたりすると、相手と自分との間に想いの架け橋が出来て、相手に憑いていた悪霊がこちらに移ってきてしまうのである。
稲荷ギツネは神社で憑くことが多い。稲荷神社で、強い欲望を持って祈るとピョンと憑く。そうして神社参りから帰った後に金しばりにあう、というパターンだ。だから私は稲荷神社は勧めない。
金しばり撃退法その① ── 金しばりにあったら指先を動かせ!
金しばりの時には、悪霊や怨念霊に霊体を押さえつけられた状態で、身動き一つできないように感じているが、やはり何事にも抜け道、救いの道はあるものである。
金しばりは両手首を押さえつけられているので、たしかに体は動かせない。
ところが、指先は動かせるはずである。悪霊も、指の一本一本まで押さえているわけではないから、指先をチョイチョイチョイと動かしていると、気がほぐれてくる。
つまりそれは、意識の薄れた状態から、現実に意識を取り戻す。つまり、体(現実)の意識を呼び返すのに、一番いい方法なのである。
そうして、指先運動をしばらくすると、乗っかっている霊もあせり出す。気のパワーがぐいぐい増し、気合いを入れていくと、霊の気より強くなるので、こちらの方が力強くなる。
そうして、柔道の寝技から抜けるように、スルッとかわすのである。
最初はチョット難しいかもしれないが、慣れると、毎回、すぐに金しばりをかわせるようになる。
金しばり撃退法その② ── 金しばりをハネ返す咒をあげる
拙著「よく分かる霊界常識』(たちばな出版刊)で紹介しているが、金しばりにあったら『ノーマクサマンダバザラダンカン」の咒をあげるとよい。
たしかに金しばりの最中には、声も出ないので、咒も上げられないだろう。そんな時にどうするかであるが…。
まず、意識の中で「ノーマクサマンダ-」と唱えていくのである。そうして少しずつ気合いを入れて声にしていき、だんだんと「ノーマク――」と大きい声にしていくのである。
そうして気合勝ちをしたら、こっちの勝ちである。金しばりはとけていくだろう。
霊界は念(心)の世界であるから、邪霊にとって気の強い者がとても恐いのである。付け加えれば、この咒を上げながら、指先も動かしていればベスト、というわけだ。
金しばり撃退法その③ ── 金しばり予防には電気をつけて寝よう
邪霊たちは、明るい部屋や明るい場所が嫌いである。好きな所は、暗くて、じめじめした陰気な所。邪霊たちのいる霊界が薄暗いところだから、明るいところは大嫌いなのである。
夜に来るのはそういう理由もある。ただし昼間でも暗い心の人は、霊界にいる霊から見るとその人の周囲は夜のような暗さなので、その心に入り込むことはあるが……。
しかし、たとえば金しばりにあっている時に、誰かがたまたま部屋の電気をつけたとしたら、邪霊は飛んで逃げる。よって金しばりはアッ!という間にとけるのである。
だから、よく金しばりにあう人で、電気をつけたままでも平気で眠れる人は、電気をつけた明るい部屋で寝るのがよいだろう。
金しばり撃退法その④ ── 金しばりを恐がるな!
金しばりは、恐がってはいけない。恐いと思うのは既に心(気の世界中で負けてしまっているからだ。
そうすると霊の思うままである。生霊の気配がして、やって来ても「お前なんかに用はない!」というぐらいの気構えが必要である。
別に金しばりにあおうと、あうまいと、人生にたいした問題はない。
しばりなんかまったく相手にせず、金しばりにあっても、そのままぐっすり眠れる度胸がほしい。
そうすると、生霊はあまりやってこなくなるのである。
金しばり撃退法その⑤ ── 金しばりから守ってくださいと、守護霊さまにお願いして寝る
「守護霊さま、私を守ってください。お願いします」と祈って寝るのがよい。
守護霊というのは、ほとんどが先祖で霊格の高い方たちである。しかし、中には先祖でない方もいらっしゃる。そこで、金しばり対策の秘訣なのだが、特にご先祖の守護霊にお願いするのが効果がある。
理由は、一番霊線が濃い(血のつながりがあるから、霊的に一番近い)ので、こんな低級霊を追っ払うなどのちょっとしたお願いでも、すぐに聞いて守ってもらえるのである。
祈り方は眠る前に、「私を守ってくださっている守護霊さま、特にご先祖で守護霊となってお守りくださっている方、どうぞ、どうぞ、私を守ってください。毎晩金しばりにあいますので守ってください」と祈るのである。
そうすると、ポカポカポカと暖かくなって、気持ち良く、無事に眠れるのである。
金しばり撃退法その⑥ ── 金しばりに強い味方、それは役行者だ!
いろいろ金しばり防止について述べてきたが、この方も忘れてはなるまい。役行者(役小角)である。
死後、高級神霊の位に上がったこの役行者は、生前、肉体を持ったまま自由に空を飛んだという行者であった。そんじょそこらの山伏や行者とは比較にならない超能力、神霊能力を持った成道した人物である。
今は「役小角妙應大自在天神」という位(神の位)にまで上がっている。この神霊に、寝るまえに熱心に祈って寝るがよい。
「役小角妙應大自在天神様、私はよく金しばりにあいます。どうぞ邪霊などによる金しばりから守ってくださいませ!」と熱意を込めて。
ただし、この役行者さんも、お願いすれば来て守ってくれる、というものではない。行力を得たいという目的ではダメ。やはり愛と真心を持って祈っていく時にだけしか守ってくれない。
それは、高級神霊であるのだから当然である。
口先だけでうまい事を言って祈っても、動いてはくださらないのだ。神霊は地上にいる人の腹の底まですべてお見通しなのである。
愛と真心で誠意を持って、純粋な姿勢で向かう時にしか助けてくださらないのだ。この神霊界の鉄則を知っておく必要がある。
では、生前、この一個人の人間であった役行者を、全国何十、何百もの所で同時に祈ったらどうなるだろうか。
大丈夫である。大自在天という神位に立っている役行者には、分身して同時に何カ所にもお働きいただける能力があるのである。
これは天神様も同じである。菅原道真公が神人合一され、死後、神の位に立たれた。
そのご神名を「天満大自在天神」と申し上げる。それを略して「天神様」といっているのである。
その自在天の位を授かると、六千カ所まで同時に分身ができる。つまり、同時に六千カ所に意識と心を持って出てくることができるのである。
そうでなかったら(意識がもし一つなら)、一般の霊たちのように、祈っても、「今忙しいんじゃ!」とか、眷属の霊に、「天神様は今、大阪方面に行ってらっしゃって、東京方面には来週来ます。それまでお待ちください。尚、北海道地方には時間の都合上、なかなか行けませんので、もっと熱心に祈って引っぱれるように頑張ってください」と言われたりするかも知れない。
しかし、現実には今述べたように分身の天神様が現れてくださるのだ。
だから、金しばりから守ってください、と役行者さんにお祈りする場合、確実に来ていただくためにも、「役小角妙應大自在天神様!」と、大自在天の神位に立った御名でお呼びすることである。
付け加えておけば、このように自由に分魂を出せる位になると、その数に合わせて眷属(家来)もかなり多くの数になる。霊力、神力の強い神霊ほど、その力に比例して眷属が増えるのである。
ところで、そのように分身を次々出されると、一人一人の分身はかなり小さくなってしまうのでは……と思う方がいるかもしれない。
しかし、心配ご無用である。神霊界の法則は、ちょうど、一本のロウソクの火を次々移していくと、火は分かれて何千本分にもなるが、元の火が増えただけであり、元に戻せば一本のロウソクである、というのと同じことだ。
そして何千にも分かれた状態でも、どのロウソクにも個性があるのである。
こんなことは三次元の頭では理解できないかもしれないが、まあ霊界ではそういうものだとわかっていただければよいだろう。
というわけで、金しばりの原因ベスト5と、金しばり撃退法ベスト⑥を紹介してきた。
これでほとんどの金しばりには対処できるはずである。
しかし、やはり一番よいのは、それらの霊が来てから抑えたり防いだりするより、根本的に背後の邪霊や、不成仏の先祖、家代々のたたり霊、動物霊などに至る根源的原因を、一瞬にしてきれいに救済してなくしてしまう「救霊」(除霊と同意)をお勧めする。
うそのように金しばりにあわなくなるのみならず、運勢全般がグングン強運となり、健康となり、さまざまな吉事が起こってくることをお約束する。
ただしやはり、信頼できる神霊能力者のところで受けるのがよいだろう。
