【三碧木星の人の性格】 🔳熱しやすく冷めやすい短期集中型です。 感受性が強く活動的で、新しいものに向かって突き進む姿勢には、目を見張るものがあります。 🔳明るく陽気で愛情豊か。進んで人に親しむ親切な社交家で、 義侠心もあります。 🔳時には感情のままに激しやすい傾向がありますが、さっぱりとした性格で後に尾を引きません。 🔳万事に積極的で、一か所にじっとしていられず、自分の思いのまま行動するので、 反感を買ったり、口が災いして人間関係がうまく行かないことがあります。また、 体裁よく安請け合いして実行しないことが案外多いようです。 🔳初年運。 木星は仁の心、つまり愛情豊かな人が多いようです。また、感受性が強く、高い文 化的な咀嚼力を持っています。三碧木星を一言で言えば、ちゃっかり星。女性の場合、潜在的玉の輿欲求型で、自分よりもお金も地位もある人と結婚するケースが圧倒的で す。男性も要領のいい方が多い。エネルギーにあふれ、人と接することも巧みなので、 早くして出世します。 ただし、ついつい先走る傾向があります。 行動力はありますが、 後始末をするのはヘタなので注意が必要です。 【四緑木星の人の性格】 🔳人当たりのよい柔和で優しい性格です。目上の人から引き立てを受けて、 社会的な 信用を得、若いうちに成功の機会に恵まれます。 🔳周囲との調和を重んじ、他人の気持ちを素早く察知しますが、内面では我を曲げず、なかなか本心を見せない用心深さがあります。 🔳企画力に富んだアイデアマンで、それを実行に移す気概も併せ持っています。 🔳優柔不断な部分があり、先行きの不安に対する取り越し苦労で、せっかくのチャン スを生かせないことがあるようです。 🔳初年運。 三碧と四緑は同じ木星同士で兄弟星。 大変によく共鳴し合います。 五行の相性とし ては互いに助け合う関係で、比和ですが、どうも三碧木星が生気、四緑木星が退気と いう関係に近いようです。いつもおいしいところは三碧木星に持って行かれる。四緑木星は大様なのです。 四緑木星は易では「巽」で風を表します。風というのは、どこから吹いて、どこへ 行くのか分かりません。 人当たりはいいのですが、いろいろな物に目移りしやすく、 また、話に乗せられやすい傾向があります。 【五黄土星の人の性格】 🔳義侠心に富んだリーダーシップの持ち主で、人の上に立って物事を成就させる行動力があります。 🔳寛大で人情味にあふれた正義派タイプですが、気位が高く強情。偏屈で気難しい部分があります。 🔳強い運勢を持ち、他人から助けられることも多いのですが、自分の能力を過信し、傲慢になって人を侮りやすく敵を多くつくる傾向があります。 異性関係のトラブル にも注意が必要です。 🔳大胆で豪気に見えますが、内面には非常に繊細な 力を持っています。 🔳晩年運 五黄土星は陰の極まりで、すべてを土に返す激しい働きがあります。しかし、「陰極まりて陽」で、 九星中で一番強い 「帝王の星」と言われ ているのもこの星です。 支配者の星ですから、人の下で働くというのは性にあいませ ん。人の上に立って成功するというのが五黄土星の人の特徴です。しかし「王様か乞 食か」と言われるように、一歩間違えば際限なく落ちていくというように極端な運命 になる傾向があります。こうした五黄土星の二面性は、あらゆる面で現れます。 寛大 で慈悲深いかと思えば、非常に冷酷な面もあり、豪胆な性格かと思えば、内面は非常 繊細です。 【六白金星の人の性格】 🔳高邁な理想の持ち主で、自尊心が強く、潔癖で人に媚びへつらうことを極端に嫌います。 🔳指導力と統制力があり、目下や後輩の面倒をよく見るので、組織のトップに立つ器 ですが、短気でワガママなところがあります。 🔳無愛想で社交性に欠け、人の指図を嫌うため、目上の人からは敬遠される傾向があ るようです。 🔳先を見通す高い能力があります。 苦労を厭わずに粘り強く物事をなし遂げる力を持 っていますが、警戒心が強く、行動が慎重になりすぎてチャンスを生かすことがで きないことがあります。 🔳晩年運 六白金星は陽の極まり。性格を一言で言えば、とにかく負けず嫌いです。見かけは朴訥でおとなしそうに見えますが、内面は豪気で、人に従っているようで従っていま せん。気位が高くて潔癖症。 また、議論好きで、口八丁手八丁ですから、これが行き 過ぎると「陽極まって陰」で、鼻持ちならない、ちょっと敬遠したい人ということに なってしまいます。よい方向に作用すると、計画的に考えて物事を前へ前へと進めて いき、いつしか人の上に立つようになっていきます。 【七赤金星の人の性格】 🔳カンが鋭く聡明で目先が効きます。 愛嬌があり社交性に富んでいるので、世渡りも 上手です。 🔳弁が立ち、場面に応じて人を説き伏せる器用さを持っていますが、内面は猜疑心が 強く、それが表面に出るとトラブルの原因となります。 🔳自己顕示欲が強く、見栄っ張り。 計画性がなく、また気が変わりやすいので、約束 を実行しないなど言動はあてにならない場合が多いようです。 🔳中期集中型。外見を気にして何でも派手にやりたがりますが、忍耐力に欠け、締めくくりが悪いところがあります。金運はありますが、散財もしやすいようです。 🔳晩年運。 七赤金星の人は男性でも女性でも度胸があります。あまり緻密に先行きのことを考 えずに、「まあ、なんとかなるだろう」という感じでバーンとやってしまうタイプで す。そして、困難や苦労にあっても、パッと忘れて後に残しません。 ですから、スト レスは溜まりませんが、逆に言えば、反省が少なく、同じような失敗を何度も繰り返 す部分があります。やたら明るく、元気がいいのですが、 どこか一つ欠けるところの あるところが七赤金星です。 また、習い事が好きな人が多いようです。 【八白土星の人の性格】 🔳自信家で、熱心に物事を進め、成功させようという強い意識を持っています。 🔳強情で理屈っぽいところもあり、融通に欠けますが、性格は意外に温順で、おだて に乗りやすい人の良さがあります。 🔳新しもの好きで凝り性ですが、飽きっぽく、非常にムラッ気が強いようです。 🔳物欲が強く倹約家です。 猜疑心から好機を逃しやすい傾向がある一方、人によって は一攫千金を狙って失敗することもあります。 🔳晩年運。 八白土星の人は、頂上を究めようという意識は盛んですが、どうも気が変わりやす いところがあります。女性の場合は特に新しモノ好きで流行を追いかけるのに生き甲 斐を見いだしているような方もいます。そして、誘惑に弱く、おだてられるとすぐ乗 る。八白土星でも特に山を象徴しています。俗に「お山の大将」と言いますが、男 性の場合は、他人を押し退けても、トップにいないと気がすまない人が多いようです。 しかし、内面を充実させていけば、人からの引き立てもあります。 【九紫火星の人の性格】 🔳陽性の強い運気で、明るく活発。人の上に立つことを好み、万事において中心的に行動を起こそうとします。 🔳聡明で先見性があり、また感受性が鋭く、知的探究心や美的追求心に優れています。 ・気位が高く名誉を重んじ、見栄を張ったり、体裁を飾るところがあります。じっと していられない性格で、万事派手好みで外出好きです。 🔳自己中心的で、他人を見下したりすることがあります。表面の明るさとは裏腹に内 面に弱さを抱えており、情緒が安定しないことがあるようです。 🔳中年運 火を象徴する九紫火星は、美しさと激しさの両面を持っています。 燃え盛る炎のよ うに上昇指向が強く、高い理想や志を持っています。自分というものをハッキリと持 っている。それが、人を照らす明るさにも作用すればいいのですが、自分の世界に入 り込んで、人を寄せつけない部分があります。また、自分も人の心の中に入っていく のが苦手です。炎の中心に暗い部分があるように、九紫火星の人は、内側に意外な弱 を抱えています。 その弱さを隠すためにプライドを保とうとするのです。 象意について 九星は、人の性格や運命に影響を及ぼすだけでなく、世のなかのありとあらゆる物 や現象と相関しています。逆にいえば、森羅万象すべての概念は、九種類に分類する ことができるわけです。 分類された一つひとつの概念を「象意」と言います。 たとえば、一白水星の象意には、悩み、交際、思考、部下、秘密、などがあります。 これらの象意は一白水星というエネルギーの働きと密接につながっているのです。 (詳しくは巻末の九星の象意一覧参照)。 最初のうちは無理に覚える必要はありませんが、基本を覚えて気学を活用する段階 に入ると、象意というものが非常に大きな意味をおびてきます。ある程度勉強が進ん だら、なるべくたくさんの象意を頭に入れることが、 実際に気学を使いこなすうえで のポイントとなります。 生まれ年の干支による性格の影響 九星と干支の相関 本命星による性格の傾向を理解するには、自分自身をはじめ、身の周りの人の九星 を割り出して、よく観察することです。 それぞれの九星について典型的な性格の人を 思い浮かべれば、どんなエネルギーが働いているかだいたいイメージできるでしょう。 ところで、ここで少し疑問を持たれる方もいるかもしれません。たとえば、本命星 が同じ四緑木星の人でも確かにいろいろな性格の人がいます。 これは、一つには生まれ年の干支の影響を受けるからです。 同じ四緑でも、 子年の四緑、卯年の四緑、午年の四緑、酉年の四緑では違います。さらに言えば、 子年にも甲子、西子、戊子、庚子、王子の五種類があり、それぞれ微妙にエネルギーの働きが異なっているのです。 また、月命星の影響もあります。 生まれ月の中心に回っているのが七赤金星である か六白金星であるかで違うし、もっと細かくいえば、日命星も見なくてはなりません。 しかし、最初から余り細かいことを気にし過ぎると、使いこなせなくなってしまい ます。ここではあくまで実践することに重点を置いて進め、大雑把に捉えて概説して おきましょう。 干支(天干地支)の基本 干支というのは読んで字の如し、十干甲・乙・丙・ず・・・・辛・・ 十二支 (子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の組合せからなって います。 天干地支とも言うように、十干は天のエネルギー、十二支は地のエネルギ です。これが六十年かけて一周して六十一年目に元の干支に戻るので、満六十歳を 「還暦」といい、赤いチャンチャンコを着てお祝いをするわけです(日の干支は六十日で一巡します)。 しかし最近では、十二支は知っていても、自分の生まれた年の十干まで覚えている 人は少ないようです。 十干にも大事な意味がありますが、煩雑になりますからこの説 明は続刊に回すことにします。特に気学の場合、方位を十二支で言い表すことが多い ですから、まずは十二支の方だけは確実に覚えてください。 十二支は一日の時間の流 れとも対応しており、その相関を考えることでおよそのニュアンスは掴めるだろうと 思います。 【十二支】 ⭐︎子(ね)=北 はじめの「一」と終了の「子」で「子」。 物事が終わり、またそこからはじまる意 味がある。夜の十一時から午前一時頃。 ⭐︎丑(うし)=東北 (艮・うしとら) 転換するエネルギーの流れをつなぐ「紐」という意味がある。 午前一時から三時まで。 ⭐︎寅(とら)=東北 (艮・うしとら) 夜明け前、新しい一日に向かう変化の意味。 午前三時から五時の時間帯。 ⭐︎卯(う)=東 東の空がだんだんと白んできて夜が明けてくる。 午前五時から七時。 ⭐︎辰(たつ)=東南 (巽・たつみ) 日を浴びて陽炎が上り立つ。七時から九時。 ⭐︎巳(み)=東南 (巽・たつみ) 太陽がどんどんと高くなり物事が隆起していく。 九時から十一時。 ⭐︎午(うま)=南 「正午」を挟んで午前と午後が分かれるように、物事の境、転換。 午前十一時から午後一時の時間帯。 ⭐︎未(ひつじ)=西南 (坤・ひつじさる) 「未(いまだ)」という字が示すように、まだ夕刻にはならず太陽は照っている。午 後一時から三時頃。 ⭐︎申(さる)=西南(坤・ひつじさる) ようやく陽射しは陰に入り、夕方の気が「伸びてくる。 三時から五時の時間帯。 ⭐︎酉(とり)=西 一日も終わりに近づき、変化して物事が成っていく。午後五時から七時頃。 ⭐︎戌(いぬ)=西北 (乾・いぬい) 滅んでいくという意味と、守る、留めるという意味がある。 午後七時から九時頃まで。 ⭐︎亥(い)=西北 (乾・いぬい) 隠れる、閉塞する。 また、物が地中で結実する。 午後九時から十一時。 十二支と九星による性格 では、生まれ年の十二支が性格にどんな影響を与えるか簡単に見ていくことにしま しょう。 干支気学では十干の要素も絡んでくるわけですが、ここでは省略します。 生まれ年の十二支も、旧暦では立春から節分までが区切りになります。 ですから、たと えば昭和五十年二月三日生まれの人の十二支は卯年ではなく、 寅年ということになります。 なお、次章で説明する九星の運動法則との相関で、一つの本命星に対して対応する 十二支は四つだけということになります。たとえば、本命星が八白土星ならば、寅、 巳、申、亥のいずれかに該当するはずです。 卯の八白ということはありませんから、 次の組み合わせに当てはまらないという方は、巻末の一覧表で自分の生まれ年をもう 度確認してください。 ★一白水星 プライドが高く何事も慎重に考えるタイプ。 心根は暖かく人にも親切だが、理屈っ ぽいところがあり誤解を受けやすい。倹約家なので多少の蓄財はできるが、ケチと言 われることもある。 性格は温和で明るく、社交性もあるので、人から愛される。 ただし、自意識過剰で ワガママが出やすいので注意。 その割には思い切った決断ができずにチャンスを逃す ことがある。忍耐力にも乏しい。 口八丁手八丁、駆け引き上手で押しも強い。外面を気にして他人に自分の弱みを見せるのを極度に嫌うので損をすることも。 活動的で、万事に気移りが激しく、一ヶ所 にじっとしていられないタイプ。 目標実現に向けた意欲が強く先見の明もある。しかし、万事に慎重すぎて決断力に 乏しいために、チャンスを掴み損ねる傾向が見られる。また、見栄っ張りで、やや誠 意に欠けるところがある。 ★二黑土星 しっかりとした意志を持ち、 義侠心に富む。ただし、我が強く、時に人を見下す傾 向があるので注意が必要。 決断力にはやや欠けるところがあるが、一度決めると今度 は周囲の意見を聞かず一徹となってしまう。 企画立案力に長けたオシャレなプランナータイプ。 ただし、決断力と実行力が乏し いために計画倒れになることも。また、疑い深く、嫉妬心が強く、他人の短所を指摘 する傾向があるので注意が必要。 器用で機知に富んだアイデアマン。愛嬌もあり人に好かれるタイプで、世渡り上手。 ただし、やや軽率なところがある。また、飽きっぽい性格で、金銭面においてもルー ズな面があるようだ。 地味だが、忍耐強く物事をやり遂げる相当な根性の持ち主。 頑固で他人の意見を聞 き入れない傾向がある。 正直で清廉潔白な精神を持っているが、カッとなりやすい性格なので、短気に注意。 ★三碧木星 正直で真面目な性格で社交性もあるが、若干気難しい。人の引き立ても受けるが、 自他の状況をよく考えずに軽はずみな行動をして、後で困ることも。 ただ、非常に忍 耐力があるので、目的は達成する。 真面目で忍耐強く、かつ大胆。 非常に自信家だが、一面焦りやすく、感情を抑えるのが苦手なので人間関係には注意が必要。 浮き沈みが激しい時期もあるが、弱点を克 服すれば人の助けが得られる。 < 未年三碧 > 思慮深く万事に慎重なタイプ。また、見返りを求めず、困った人に手を差し伸べる 優しさがある。ただ、心配性で取り越し苦労が多く、心が休まらない。 グチが多く、 また腹を立てやすい点にも注意。 世話好きなお人よしだが、偏屈なところがある。そのため人から誤解されたり、逆 にうまく利用されたりと、人間関係の葛藤に悩まされることが多い。 実行力があるの で、人に使われるより独立して道が開く。 ★四緑木星 〈子年四緑〉 正直で温和な性格で好印象を与えるが、人付き合いは稚拙な部分がある。特にお酒や色恋が絡む問題には気をつけたい。また浪費癖もある。 弱点を克服すれば目上の人 から引き立てられチャンスを掴める。 〈卯年四緑〉 ナイーブで優しく世話好き。 やや気概に欠け、人の目が気になることが多い。周囲 に流されてしまい、やることが徹底しない傾向があるが、自分のポジションを押さえ ると真価を発揮する。 〈午年四緑〉 社交的でお人よし。 決断力と実行力があり、チャンスを掴めば波に乗って持ち味を 発揮するが、思慮深さに欠け人に騙されやすいので悪ノリは禁物。 お酒と異性問題に 注意。感情的なムラも多い。 〈酉年四緑〉 理想が高く、慎重で考え深い。 強情で人の意見を受け入れない割には、気の迷いが 多く、なかなか決断できずにチャンスを逃すこともある。行動もスローペース。人か らの引き立てには恵まれる。 ★五黄土星 〈寅年五黄〉 自尊心が強く、負けず嫌いで一徹な性格。 少し理屈っぽく、人に厳しくあたること もあるが、基本的には寛容で、 義侠心が厚いリーダータイプ。 強情でワガママ。人の 風下に立つことはガマンできない。 〈巳年五黄〉意欲に富んだ努力家で、果敢に前進する強さと忍耐力を持つ。人の引き立てを受けて、運が開くのは早い。面倒見もいいが、強情で意外に猜疑心が強く、また他人の成功を妬みやすい側面もある。 〈申年五黄〉 頭の回転がよく、行動も敏速で物事に素早く対応する。ただし、やや裏表がある性 格で、気難しいところがあるので人から敬遠される場合も。また、物事のケジメがつかず締めくくりが悪いのも難点。 〈亥年五黄〉 目標に向かって果敢に挑み、一直線に突き進むタイプ。 純粋な心の持ち主で実行力 にも優れるが、相当に頑固、強情なので周囲の理解は得にくい。 また、引き際を心得ずに失敗する傾向もある。 ★六白金星 〈丑年六白〉 正直で忍耐力があり頭もいい。 親切で人にも愛されるが、プライドが高く多少頑固。 先見の明があり、仕事は熱心で実行力にも優れている。ただし、感情の起伏が激しく 短気で損をすることがある。 〈辰年六白〉 インテリジェンスに溢れ品位を重んじる。 人の風下に立つことを嫌い、思い立った ことは貫く強い意志の持ち主だが、やや慎重さに欠ける。また、自分の否を認めず周 囲から反感を買う傾向がある。 〈未年六白〉 気位が高く何事も慎重に考えるタイプ。 失敗は少ないが、慎重になりすぎて大きなチャンスを逃がすことも。また、正直で親切なので人から愛されるが、騙されやすい 側面もあるので注意が必要。 〈戌年六白〉 義理人情に篤く世話好きなタイプで、人から引き立てが得られる。ただし、人のた めによかれと思って走り回るので苦労は多い。また、強情で偏屈なところがあるので 誤解されることもある。 ★七赤金星 〈子年七赤〉 ユーモアに溢れた交際上手で人に愛される。ただし、口が先に立って実行力が伴わ ないと誠意に欠けることになるので注意。チャンスはたびたびあるが、目先のことに こだわりすぎると失敗する。 〈卯年七赤〉 世話好きで義侠心もあり、頼まれると嫌とは言えないタイプ。 人から好かれるが、 見栄を張ってものごとを大袈裟に言う傾向があるので、後からいろいろ苦労すること も多い。派手好きである。 〈午年七赤〉 豪放なタイプで押しが強く駆け引きもうまい。悪意はないが、口で言ったことと行 いが一致しない部分があり、注意しないと信用を失う。また、豪華な雰囲気を好み外 見を飾りたがるので散財しやすい。 〈酉年七赤〉 弁舌爽やかな交際上手で金運にも恵まれる。ただし、派手好きで遊び好きな性格な ので金銭の出入りは相当に激しい。虚名を得ようとする傾向があり、心とは裏腹のことを言うこともありそう。 ★八白土星 〈寅年八白〉 親切で思いやりもあり、人に慕われる。ただし、性格は極めて強情。人に任せる度 量がなく何でも自分でやらないと気が済まない。 心配性で取り越し苦労も多い。また、短気ですぐにカッとなる。 〈巳年八白〉 深い慈善心の持ち主で、人から尊敬を受けることも多い。ただ、思いやりが深い反 面、嫉妬心が強く、自分の人格を傷つけることになるので注意。 何事にも諦めが悪く、 やたらにグチが多いのも欠点。 〈申年八白〉 天性の器用さを持ち何事も如才なくこなす。アイデアマンでもあるが持続力に欠け、 熱しやすく冷めやすい。 人からは愛される性格だが、人を受け入れる度量に欠け、好 機を逃す場合があるので注意。 〈亥年八白〉 活気に溢れた行動力の持ち主で決断も早い。チャンスにもたびたび恵まれるが、慎 重さに欠けるために、軽はずみに事を起して失敗することもある。 人のアドバイスを 受け入れる素直さが欲しい。 ★九紫火星 〈丑年九紫〉 派手好きな交際家で人から引き立ても受ける。理論家肌だが、少しワガママ。何よりの欠点は熱しやすく冷めやすいこと。 また、愛情問題でもトラブルを起しやすい傾 向があるので注意したい。 〈辰年九紫〉 意外な忍耐力の持ち主で、事業や学問芸術分野で大きく成功する素質がある。た だ、誘惑に弱い傾向があるので、お酒や異性関係には気をつける必要がある。 浮き沈 みの激しい人生にならないように。 〈未年九紫〉 真面目で正直なタイプで思慮深く、性格も優しい。表面はおおらかに見えるが、意 外に苦労性で心が休まらない。人付き合いが苦痛になることもあるが、人間関係を円 滑にする工夫が欲しい。 〈戌年九紫〉 実行力のある自信家で万事派手なことを好むタイプ。社交家で世話好きでもあるが、 誤解されることも多い。すべてにわたって行き過ぎの傾向があるので、慎重に考えて 行動するようにしたい。 月命星にあらわれる傾向 月命星というのは、自分が生まれた月の本命星です。 先程述べたように九星は月ご とにも一定の法則に従って循環しており、自分が生まれた月に、九星の中心(中宮) に回っている星の影響を強く受けています。まずは、巻末の一覧表で自分の月命星を 確認してください。 月命星は、同じ月の生まれでも、年の本命星が何であるかによって異なります。こ の点も西洋の星占いとは違いますから注意が必要です。 ただ、パターンとしては、 ①一白水星、四緑木星、七赤金星が中宮の年の場合。 ②二黒土星、五黄土星、八白土星が中宮の年の場合。 ③三碧木星 六白金星 九紫火星が中宮の年の場合。 の三通りしかありませんので、慣れれば簡単に割り出すことができます。 二つ置きに一グループということですが、麻雀の好きな方なら、一四七(イースーチー)、二五八(リャンウッパー) 三六九(サブロッキュー)の筋目が一固まりと覚えていただくといいでしょう。 なお、このとき注意しなければいけないのは、気学では一年を立春から節分までと しているように、旧暦を元にしていますから、毎月の節で、その月が変わるという点 です。これは次章で説明する吉方位の求め方にも影響してきます。特に四日~九日生 まれの方は必ず専門家に尋ねるか、詳しい暦でチェックが必要です。 たとえば、昭和三十年九月七日生まれの方は、気学では八月生まれと見ますから、月命星は七赤金星ではなく、八白土星となります。 七歳までは日命、十八歳までは月命 では、本命星と月命星をどのように使い分ければいいのでしょう。 気学では、大人 の場合、本命星が七割、月命星が三割影響すると見ます。 また、子どもは、七歳までは日命星で見て、八歳から十八歳までは主に月命星で見 ます。そして十八歳を過ぎたら大人と同じように本命星で見るのが基本です。 たとえば本命星が五黄土星で月命星が二黒土星という場合、十八歳まではだいたい 二黒土星の性格が強く出て、十八歳を過ぎたあたりから五黄土星の作用が出てきます。 小さいときは二黒の気で育っているわけですから、子ども心に培われた内面的なもの は二黒土星で、対外的なもの社会的なものは五黄土星と考えていいでしょう。 かといって、十七歳の頃は本命星はまったく関係ないのかというと、そんなことは ありません。 歳を重ねるごとに、少しずつ生まれ年の影響が強まって行くのです。 十九歳ぐらいまでは、まだ二黒土星の影響がかなり残っています。 どこかではっきりと線引きをするのではなく、十八歳を節目とするのがおよその目安と考えた方がいいでしょう。 気になる人が、子どもの頃はどうだったのか知りたい場合は、月命星を見るとだいたい分かります。また、子どもの頃から十八歳ぐらいまでに培われた物の考え方や人生観、趣味趣向などは、家庭生活のなかに色濃くあらわれます。 ですから、これから 結婚を考えている方は、表にあらわれている性格だけでなく、月命星に示される隠れ性格も参考にされるといいかもしれません。 第二章 今日からできる方位鑑定
方位の基本となる後天定位盤
人は皆、生まれた時からある程度定まった運や性格を持っています。本命星や干支 によって、自分の傾向がわかったら、そこからいかに後天的な開運をはかっていくか。 ここからがいよいよ本番です。
前章で自分の本命星を確認していただけたと思います。あなたが生まれた年に八方 位の中心(中宮)に回っている(回座している)星が本命星でした。そこから刻々と 九星は位置を変え、運勢が移り変わっていくわけですが、その運動法則を理解するときに大切なのが方位です。
まず、九星にはそれぞれ定まった方位(定位)があります。つまり八方位には、そ れぞれ対応する九星のエネルギーが基本的に働いているわけです。
この基本となるのが、五黄を中心 (中宮)とした九星の配置図で 「後天定位盤」と 言います。(次ページの図6) これは、冒頭で紹介した「洛書」に基づく配列です。 方位鑑定の基本になるのは、この後天定位盤ですから、この九星の配置はしっかりと 覚えてください。
また、それぞれの方位には、易の八卦 (乾・兄・離・震・巽・坎・・坤)に対応 した「宮」という呼び名もついています。九星は、この配置図からさまざまに変化し ていきますが、宮は不動のものです。あわせて覚えておくと便利です。
<九星の定位>
北(30度)…一白水星定位 坎宮(かんきゅう)
東北(60度)…艮宮(ごんきゅう)=八白土星定位
東(30度)…震宮 (しんきゅう)=三碧木星定位
東南 (60度)…巽宮 (そんきゅう)=四緑木星定位
南(30度) …離宮(りきゅう) =九紫火星定位
西南(60度)…坤宮(こんきゅう)=ニ黒土星定位
西(60度)…兌宮(だきゅう)=七赤金星定位
西北(60度)…乾宮(けんきゅう)=六白金星定位
中心………中宮(ちゅうきゅう)=五黄土星定位
