第三章 このひと言を信じて運は大きく開ける
この呪文(パワーコール)で神霊界を動かす
クワバラクワバラは昔のパワーコール
呪文といえばすぐ思い浮かぶのが、「クワバラ、クワバラ」と「ナンマイダブツ」である。どちらも、魔除け的存在として、つとに有名だが、これはもう古い。
「クワバラ」は、もともとは地名。
昔、この村に気丈な娘さんがいて、雲から落ちたドジな雷様を、空に帰してあげたという。
雷様は娘に感謝し、この村に雷を落とさないように約束したそうだ。こうして人々は、この村の名前を唱えるようになったという。
「ナンマイダブツ」は、南無阿弥陀仏が訛ったもので、浄土宗の経文だ。詳しい説明は省くが、要するに阿弥陀仏にすべて身をゆだねます、といった意味で、簡単に「ナンマイダ」あるいは「ナムサン」などとも言う。
「クワバラ」にしても「ナンマイダブツ」にしても庶民的で覚えやすい。呪文はなによりも覚えなくてはいけない。
しかし、あまり簡単すぎて、唱える人の気持ちが入らず、呪文の効果を失ってしまってはなんにもならない。
ただ簡単だからよいということにはならないのだ。
ところで、本当の意味での呪文とは一体なんなのか。どうして、呪文を唱えると、悪霊たちが本当に去ってしまうのだろうか。
呪文は神霊界のパワーを、自分たちに降り注がせることができる秘法なのだ。
それはちょうど、雲の間から一条の糸となって射し込太陽の光にも似ている。周囲の人々は暗闇のなかにうずもれているのに、呪文を唱えた人だけが、ピカピカと光が当たったように明るいのだ。
なぜそうなるのかといえば、呪文のひとつひとつの音に深い意味があり、それが言霊(言葉も一種の霊波という考え)の波動となって、神霊幸運パワーをもたらすからだ。
いうなれば、神仏を動かす”約束言語”と思ってもらってよい。
次にすべて神霊界から来ている本物の呪文を紹介したい。これを唱えれば、たちどころに、神霊パワーに満たされる。
いうなれば「神霊界お助け呪文」であるが、本書では、ちょっとしゃれて「神霊界パワーコール」(略してパワーコール)ということにしよう。
ただ、ここで注意すべきことがある。これはとても重要なことなので、絶対に忘れないでほしい。
呪文パワーを確信すると同時に、自分も精一杯努力することでパワーに頼りすぎてはいけない。その理由はのちに説明したい。
ともかく、「クワバラ」や「ナンマイダブツ」と違って、本物のパワーコールだ。少々なじみにくい文句もあるかもしれないが、多い量ではないので、十分丸暗記できる。
慣れてしまえばなんでもなくなるだろう(パワーコールの簡単な覚え方、および効果については☆ 一九二ページの一覧表を参照のこと。
なぜパワーが得られるのか
神霊的次元で宇宙を眺めると、地球を含む太陽系は、霊的世界となっている。そのなでも例外的存在が地球で、なんと地球では肉体をつけた霊が充満しており、しかもほとんどの人が、自分は霊的存在だとは気づいていない。
では太陽系外の外宇宙の星々はどうなっているか。それは霊的存在より、もっと高い次元で生存している神々の世界、神霊世界となる。地球(人)を平社員にたとえるなら、太陽系惑星の霊たちは係長、課長クラス。
外宇宙の神々はさしずめ部長、重役クラス。トップの社長は、大宇宙的存在で、その中心となっているのが主神。
さて、私たちの普通の願い、祈りは、人間(肉体つき)→霊→神々の順に聞き届けられる。
ところが、パワーコールは社長、重役へ直訴、私たちの祈りを直接神様に聞いてもらうことになる。これは強力だ。しかし、よく考えてみると、平社員の悩みを解決するために、部長や重役が直接手を下すだろうか。
常識的に、まずそんなことはない。ルールとしては、平社員の悩みを知った重役は、社員直属の上司の課長か係長を呼んで「君、すまんがA君が悩んで助けを求めているようだから、ちょっと行って悩みを聞いてやってくれ」と指示を出す。
命令を受けた課長はさっそく平社員を直接指導して、速やかに解決方法をみつけ、悩みの淵で苦しんでいる平社員を救い上げる、というわけだ。
その際、課長は重役から平社員へと託されたプレゼント券を、「これは重役からだ」と言って手渡すことになる。
つまり、平社員は課長から、神霊世界のパワーと運勢が込められたプレゼント券つきの相談を受けることができるわけだ。
しかも、ちゃんと、首尾一貫して課長の働き具合神霊が高御倉(神界で神霊のいるところ)から見守っているので、課長もフルパワーで、平社員の面倒をみるのである。まさに、いたれりつくせりの「霊界サービス」だ。
パワーコールを唱えるだけで、これだけのサービスを受けられるというのは、本当に夢のようなことだ。
金で買えない幸運が、パワーコールによって自分のものになる。運勢も爆発的に跳ねあがって、一〇〇倍ぐらいになるのは間違いないだろう。
まさに、驚異のパワーコール。これで人生は明るくなり、幸せは数十倍になる。
唱えると”善霊”が集まる
驚異のパワーコールの一番バッターとして登場するのが、これ。
「センテンナムフルホビル」
ナナンダこれは?!?と驚かれている方も多いと思うが、無理はない。
なにしろ、聞いたこともない言葉である。だが、このパワーコールは、本人の霊的世界を一大転換させることができるのだ。
地上に神霊界パワーが降り注ぐプロセスは、本人→パワーコール→神霊界霊界→本人となっている。
パワーコールの種類によって、神霊界の反応も違う。この「センテンナムフルホビル」は確信呪文といって、まず確信することからすべてが始まる。
「本当かなあ、どうせウソっぱちに決まっている」と半信半疑でパワーコールしても、正直言って効果はない。しかし、確信すれば、次のような霊的効果を得ることが可能である。
まず第一に、守護霊を中心に善霊や幸運の”気”が大集合し、大きく守護される。第二に、自分自身と守護霊が合体し、霊感が鋭く研ぎ澄まされてくる。
このふたつの霊的効果によって、災いは去り、幸運が舞い込む。それと同時に生き方は前向きとなり、心身ともに元気ハツラツ、クヨクヨしない自分となれる。
それから、このパワーコールは動物、植物の精霊もなびかせることができるのである。
二八ソバの原理とはなにか
パソバというのがある。ソバ粉八の割合に対して、つなぎが二。この配分が、一番うまいとされるおソバのことだ。
なぜ急におソバの話を持ち出してきたかといえば、八と二の分量は、確信とパワーコールの関係によく似ているからだ。つまり、確信することが八割で、残りの二割がパワーコールに託して神様に心をゆだねること。
これで神界からのパワーを全身に浴びることができる。パワーは確信の度合に比例するといえる。
「パワーコールで強くなっている。守護されている。運勢は爆発的によくなる」と確信することが最も大切なことなのだ。
これを「二八ソバの原理」という。「センテンナムフルホビル」に限らず、すべてのパワーコールについても同じことがいえるので「二八ソバの原理」は絶対に忘れないようにしたい。
一生懸命、パワーコールを暗記して唱えても、口先だけでは天まで届かない。真心を込め、「必ずやれる」と確信すれば、それがエネルギーとなって、天に達するのだ。
パワーコールを神霊界あての手紙だとすれば、真心と確信は切手のようなもの。切手の貼られていない手紙は、相手に届かないのと同じ理屈になる。
さて、切手もちゃんと貼り、パワーコールもしっかりしたためた。すると、その瞬間に配達屋さんがやってきて、神霊界へ届けてくれる。
神霊界では、手紙の内容が私利私欲に偏りすぎていないか、誰かを不幸に陥れるためのものではないか、などを慎重に吟味し、世のため人のためになるようであれば、すぐさま返事を霊界経由で本人へ伝える、というわけだ。
中には、神霊界からダイレクトで届く返事もあるが。
大木のような人間に成長しよう
鉢の中の植木は、どんなにあがいたって観賞用でしかない。しかし、大地にしっかり根を張る大木は、人や動物に憩いの場を提供し、伐採されても家や橋を造る材料となれる。
同じ樹木でありながら、このようにふたつの種類があるように、人間も「植物人間」「大木人間」に分けることができる。
大きな志と強い意志は根であり、行動は幹や枝である。結果は「実」としてあらわれる。「実り多い人生を送るためには、当然それにともなう、根や幹を持たなければならない。
どうせ一度の人生なら、多くの人々の役に立つような「大木人間」になりたい。そのためには、日頃の心の持ち方が重要になってくる。
「守護霊さん、いつも自分を守ってくれてありがとうございます。
自分が強く、賢く、たくましくなることで、みんなを幸せにできるようお導きください」
小さいころからこういう発想のクセをつけると、非常に運の強い人間になれる。パワーコールで霊的な基盤をきっちり作り、その基盤の上で大輪の花を咲かせることが可能だ。
いや、可能というより、必ずそうなる。「自分は大木人間になるんだ」と確信しなが「センテンナムフルホビル」と唱えればいいわけだ。
意外!いじめの原因も霊のいたずら
パワーコールのもっと身近な効果として、小中学生ならいじめっ子から自分をガードできることがあげられる。が、その方法を述べる前に、まず、イジメ現象を霊的に見る必要がある。次のような原因が挙げられよう。
①家を代々うらんでいる霊のたたり
②お父さんや兄弟をねたんでいる水子の霊
③学校などに住みついてイタズラをする子ダヌキ、子ギツネの霊
④バイオレンス劇画やテレビの見すぎで、潜在意識で「一度やってみたい」と思い始めたイジメッ子自身の霊
みんなからいじめられる子は、どことなく表情が暗い。本人はあまり自覚していないかもしれないが、うらみやねたみの霊がベタッとひっついているので、友だちは、「こいつ、いやなやつだな」と感じてしまう。
本人がいくら明るそうに振舞ってみても、霊が暗い雰囲気をつくり出し、相手に「こいつをいじめろ!」と働きかけるわけだ。
いじめっ子のほうも、たいてい無意識のうちに悪霊に支配されている。「なぜか、ムシが好かない」「自分でも気づかないうちに、いじめている」といった具合だ。
どんな悪人にだって良心はある。もちろん、いじめっ子にも良心はある。他人を殴ったり蹴ったり、罵倒するのは良心が痛む。
だから、心の深奥ではいじめたくない”と思っているはずなのに、いじめてしまうのは、悪霊がそうさせているのだ。
いわば、「イジメ霊」が、子どもたちの心をコントロールしているといっていい。だから、いじめっ子、いじめられっ子の本当の敵は、この「イジメ霊」なのだ。
徒党を組む「イジメ霊」
いじめをそそのかす霊は、たいてい力が弱い。一匹(あるいは一霊)だけでは、なにもできないことが多い。にもかかわらず、人の心の中に住みついて影響を与えるのは、霊が集団となってパワーアップしているからだ。
いうならば、「悪霊いじめ軍団」を形成しているのだ。
とくに、学校には「学校子ダヌキ」「学校子ギツネ」軍団がたくさんいて、これがさらに大きな集団を作り、弱い者いじめをする。
いじめられ、泣きべそをかいている子どもを見て、「ヤーイ、ヤーイ」とはやし立てて喜んでいる。それが、学校子ダヌキ軍団の楽しみ”でもあるわけだ。
いじめっ子はグループを作って、二、三人の子どもを集中攻撃するが、これは悪霊たちが徒党を組んでいるからにほかならない。
「類は友を呼ぶ」のたとえどおりなのだ。霊を巨大化させてしまうのは、人間の側がそうさせているためである。
つまり、心の中(想念ともいう)で、「やられるかもしれない」とか「今日はあいつをいじめてやろう」と思い続けているからだ。
「こわいこわい」と不安がっていると、「イジメ霊」がそれを見て、「おいみんな、こいつは俺たちを恐れているぞ。
そんなにこわいのならもっとイジメてやろう」ということになってしまう。「こわい」と思う想念が「イジメ霊」を大きく成長させることになる。
一方、いじめる側はいじめる側でいろいろ悪いことを考えている。「今日はあいつの弁当を食べてしまおう」とか「鉛筆の芯を全部折ってやろう」などと計画をたて、頭の中で自分がいじめている様子を思い浮かべる。
この想念が「イジメ霊」を呼び集める。
こうした両者の想念が強くなればなるほど、悪霊は大きく成長していく。結局のところ、いじめの被害者も加害者も、悪霊にいじめられている点では、まったく同じなのだ。
イジメ霊はこうやって追い払う
「イジメ霊」から身を守るためには、次の三つのことを実行すればよい。
①自信を持つ。勉強やスポーツ、遊び、なんでもよいからこれが一番得意、というものを身につける。
②体力をつける。背が低いとか足が短いというのは先天的なもので仕方がない。が、丈夫な体をつくる。とくに胃腸を丈夫にして、なんでもよく食べるようにすると自分の霊が強くなり、背後霊も強化される。病弱はよくない。
③意志、気力を強くする。ものごとを途中で投げ出したりせず、やると決めたら最後までやり通す。周囲の人全部があきらめても、自分は最後まであきらめないぞ!という意志の強さを持つと、自分のオーラが強くまぶしくなり、悪霊を寄せつけなくなる。
以上の三つを身につければ、「イジメ霊」は寄りつかなくなる。もちろん、大前提として「センテンナムフルホビル」のパワーコールを唱えることはいうまでもない。
どうして、この三つの要素で「イジメ霊」がシッポを巻いて逃げ出すのか。霊界から見た様子を説明しよう。
まず①について。「イジメ霊」は先ほども説明したとおり、一霊だけでは力が弱い。弱い霊は、力の強い者に対してペコペコ頭を下げる性質がある。
集団になると、少しは威張るようになるが、性質そのものは変わらないので「勉強はダメでも、スポーツなら誰にも負けないゾ」と自分に自信を持っていると、それが強力なオーラとなり、それに守護霊も加勢してさらに巨大化するため、「ヒャー、降参、降参」と言いながら、悪霊は頭を下げる。
次の②について。よく金しばりにあったり、悪夢にうなされる人は胃腸の弱い人が多い。これを「虚弱霊媒体質」というが、悪霊に狙われやすい。
だから、なんでもよく食べて、健康な体をつくるようにする。
食べ物にも霊気がこもっているので「霊気の栄養で元気になるゾ」と想念を込めて食べれば、胃腸を棲み家としていた悪霊が追い出されホルモンの分泌もよくなり、普通に食べたときの一〇倍も胃腸を丈夫にすることができる。
また、体力が強くなれば、勉強やスポーツ、なんでも積極的に取り組めるようになる。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」といわれるが、この場合は「健全な霊は健全な体に宿る」である。実際、健全な体のオーラや霊気は大きくて強いため、悪霊を寄せつけない。
最後の③について。「頑張るゾ、負けないゾ」といつも思っていると念の力が強くなる。いわゆる「念力」である。
悪い念力を持つと悪霊が寄ってくるが、よい念力、つまり「いじめの霊なんかに負けないぞ」「守護霊さんがいつも守ってくれているから絶対大「丈夫」と思っていると、悪霊はどっかへ消え失せていく。
強くてよい念力には善霊が結集するため、悪霊も抗しきれない。
以上説明してきた方法でやれば、「イジメ霊」を撃退することができる。
守護霊団をもっと活用する法
「センテン ナム フルホビル」。このパワーコールの、もっと効果的な活用方法をここで説明しよう。
イラストを見ていただきたい。

人間の顔がいっぱい集まって、それがひとつの大きな顔になっている。このイラストをじっと見ていただくと、心の奥底からパワーが湧き出してくるのを感じていただけると思う。
実は、「センテン ナム フルホビル」のパワーコールを唱えると、守護霊軍団はこのようなスタイルになるのだ。静かな部屋で心を落ちつけて、パワーコールを唱える。
そして、頭の中に浮かんだ守護霊軍団の様子を自分なりに、ノートや画用紙に描いてみよう。
顔はピカピカ光っていて、みんな力強くニコニコ笑っている。なにも難しく考える必要はない。あくまでもイメージを形にする気持ちで描けばいい。
さて、できあがった「強力守護霊軍団・合体パワーの図」を、いつも見える場所に貼る。
そして、パワーコールを唱えるときは、必ずこのイラストを見ながら「自分には、この合体パワーが宿っている。誰にも負けない」と念を込めるようにする。
こうなれば、本当にパワーが全身にみなぎってくる(第五章の「神界ロゴ」を併用するとさらに効果的)。
また、自分に欠点があると思った場合は、その欠点がなくなるよう念を込める。
たとえば、ねばり強さに欠けると思ったら、「自分にはねばり強さがある。誰にも負けないねばり強さがあるんだ」と唱える。
あるいは、友だちから「弱虫、臆病者」と言われていたら、「自分は弱虫なんかじゃない。臆病者でもない。いつだって、この心の中に勇気がある。合体パワーがあるんだ」と声を出して唱え、それを確信するようにする。
事実、パワーコールによって、そういう力が備わっているのだ。
大切なのは、確信する力だ。「二八ソバの原理」のところでも説明したが、強く確信すれば、それに応じた力を自分の潜在能力にプラスして、守護霊軍団が与えてくれるものだ。
「自分には勇気がある。守護霊さんたちが守っている」とノートに書き、口に出し、そして、そういう強い自分自身の姿を想像し続ける。
そうすれば、確信は一層深くなる。守護霊軍団はいつもわれわれのそばにいる!そう確信することである。
これが、神霊界パワーを自分のものにする「守護霊軍団・活用秘法」である。
悪霊も軍団で襲ってくる!
「守護霊軍団・活用秘法」を実践していると、体の芯からパワーがみなぎってくる。だが、注意しなければならないのは、神霊界や守護霊への感謝を忘れたり、この秘法を友だちに自慢げにしゃべりまくることだ。
そうすると、悪霊天狗がつき、ピタッとパワーがストップしてしまうことになる。
パワーがストップすると、急に自信がなくなり、なにをやっても失敗するんじゃないか、などと思い始める。
霊界から見ると、守護霊軍団がバラバラになり、合体パワーも消えてしまっている。
その一方で、今度は悪霊たちが軍団を形成し、勢力をどんどん拡大することになる。
守護霊軍団は遠ざかり、悪霊軍団が急接近、非常事態の様相を呈しはじめる。まさに、ブラックホールに吸い込まれるロケット、蟻地獄に足をとられた蟻そのものだ。
しかし、悪霊軍団のブラックホールから脱出できる方法がある。それは「最後は必ず「守護霊軍団が勝つ」という確信と、反省である。パワーがストップするのには、必ず原因がある。
その原因がなんであるのかを深く考えて、反省すべき点があれば素直にそれを認める。
そうすれば、再び、神霊界からパワーが降ってきて、強力な守護霊軍団が結成されることになるわけだ。ちなみにパワーストップの一番多い原因は、「我と慢心」および「怠惰」である。
今の世の中を神霊界から眺めると、邪霊、悪霊などが横行している。とくに、目上や年上の人を敬うことが忘れ去られ、しかも、学校や社会、家庭で道徳教育も行われていない。
だから、子どもたちは誰をどう取っていいのかわからなくなり、自分の思うがままに行動している。
大人が「自分さえよければ、他人はどうなってもいい」などという自分勝手な想念を持つので、それが霊界にも反映してしまったのだ。
しかし守護霊は昔の人が多いので、昔型の礼節で挨拶したり尊敬の思いを向けると、喜んで味方をしてくれる。
悪霊たちがウヨウヨし、それが軍団を結成して人間を襲うのだから、よほどしっかりしていないと、すぐやられてしまう。
悪霊が嫌うのは、先にあげたとおり、自信と体力正しい念力だ。この力を、正しい方向で強化し、パワーコールを唱えれば守護霊軍団が、悪霊軍団の攻撃から守ってくれるのだ。
昔は、ニンニクや十字架、お数珠で悪霊から身を守ったが、今は、パワーコールと確信で守る時代になったというわけだ。
不動明王が象徴するパワー
たいていの「イジメ霊」は、「センテンナムフルホビル」の守護霊合体パワーで逃げ出すが、なかにはものすごい強烈パワーを持つ「イジメ霊」の軍団もある。
そういう場合は、不動明王にご登場願うのがよい。
驚異のパワーコールの二番バッターは不動明王様を呼ぶ、SOS信号だ。
「ノーマクサーマンダ バーザラダンセンダ マカロシャーダ ソワタヤ ウンタラ タカンマン」
長いパワーコール。全部暗記するのにこしたことはないが、短く言う方法もある。
「ノーマクサマンダ バザラダンカン」
これなら覚えやすい。ところで、不動明王様というものを正しく知っている人は少ないと思うので説明しておこう。簡単にいうと、仏教の中に出てくる「守護神」の一人。
大日如来の化身といわれているが、本当は地球の祖神・国常立之尊の化身なのである。不動というのは「悪を許さぬ不動の信念」をあらわし、悪霊などを押さえつける強い力を持っている。
右手には意志の力を示す剣(悪魔を払う降魔の剣ともいわれる)を、左手には法力を示す繩(自由自在をあらわすともいわれる)を持ち、火炎を背にして、恐ろしい形相をしている。
「悪いやつがいたら、ワシが退治してやる!」と、実に頼もしいことを言っている守護神様なのだ。
顔はコワイが、心は優しいので全幅の信頼を置いてよい。不動明王様が現れると、守護霊合体パワーは三倍強化される。
この不動明王パワーをより確実なものにするためには、イメージイラストを描き、これを見ながらパワーコールするとよい。
中央に不動の信念をあらわす不動明王様。それを囲むようにして守護霊軍団の顔を描く(全体が顔の形になるように)。
ポイントは、守護霊の顔を、自分の両親、祖父母に似せて描く。そうすると、本物の守護霊の顔に近くなる。
この場合も重要なのは、強く確信することだ。なにしろ、強い信念を持たれる不動明王様だから、そのパワーを十分受けるには、「効果があるかもしれないな」などとあやふやな確信でパワーコールを唱えてはいけない。
「絶対大丈夫!」と自分に言い聞かせながら、超弩級の不動明王パワーコールを自分のものとしよう。
以上のいろいろ説明してきた方法で「イジメ霊」軍団を撃退できる。いじめられるほうも、いじめるほうも、悪霊どもに負けないように、守護霊軍団の存在を確信して、勇気を持って強く生きよう。
また、しごかれサラリーマンや霊に敏感な人々も活用されるとよいだろう。
北極星に祈る効果
パワーコールの三番バッターを紹介しよう。
「ウンテン トーボー エータート」
これは、直接北極星の神様まで届くパワーコールで、返事もダイレクトに唱えた人のところへ来る。「災い転じて福となす」というのが、このパワーコールのうたい文句だ。
落ち込んだときに唱えると効果があるが、そればかりではない。身にふりかかる災いを取り除いてくださるのだ。
また、夢見が悪かったときや、ホロスコープ、気学、バイオリズムの悪い日、嫌な予感がするときなどに最適である。
北極星にはタイロス(太乙老人)という神様がおられ、全宇宙の叡知が、この神様の頭の中につまっている。
それと同時に、先天の命運もすべて司っている。だから、交通安全祈願はもとより、学業向上、事業拡張まですべてOKなのだ。
「星はなんでも知っている」という言葉があるが、文字どおりタイロス神はすべてご存じである。過去も未来も、そしてわれわれ人間の心までも。
だから、真剣に祈れば、必ず真心は通じ、願いは聞き届けられるだろう。
北極星のタイロス神は、顕現化神霊界の最高責任者で、守護霊はもとより、他の星々の神々を掌握する立場にある。
したがって、タイロス神に「不可能」なことはなにもない。
まさに、スーパー・ゴッドの名にふさわしい。この方こそ、中国で昔から崇拝されてきた「天帝」様なのである。
昔から北極星は、天空の一点にとどまり輝いていた。だから、人々はこの星の位置をすべての基準にしてきたわけだ。
旅人は、北極星がどの方向に輝いているかを絶えず確認しながら旅を続けたし、古代の巨大な建造物も、やはり北極星の位置が基準となって建てられた。
四季折々に見られる星座も、北極星を中心に回転する。まるで、私たち人間を見守り続ける永遠の星のようでもある。
実際、昼間は太陽の光が強すぎて見えないが、真北には必ずこの北極星があるのだ。余談だが、八神純子の「あこがれのポーラス「ター」という歌は、この神様の性質を実にうまくとらえていた。
夜空に輝く星たち。その中から北極星を見つけるのは簡単だ。キラキラと真北を示している北極星を見つけたら、そこに住んでおられるタイロス神に「ウンテン トーボーエータート」とパワーコールを送ろう。
具体的な願いごとがなかったら、感謝の思いを込めればいい。どんなおまじないよりも、「無病息災、家内安全」の効き目があるだろう。
サンタクロースは”北極神”のこと
クリスマスの夜にやってくるサンタクロース。あれは北極星のタイロス神をモチーフに考え出されたものだ。
疑問に思われる読者も多いことだろうが、霊眼が発達してくると、本当にサンタクロースそっくりのタイロス神が北極星からやってくるのが見える。
もちろん、タイロス神といっても〝分霊”がやってくるのであって、本霊は五〇年に一度しか来られない。
そもそも、サンタクロースの一般的な解釈は、昔、キリスト教の聖者が、貧しい子どもたちにプレゼントをしたのが始まりとされている。
それが、いつの間にか、赤い帽子に赤い服を身にまとい、空とぶトナカイのそりでやってくる白ヒゲ老人伝説になってしまったというわけだ。
いかにも子どもたちが喜びそうなお話だが、実際に空を飛ぶトナカイに乗った、白いヒゲのタイロス神が地球にやってくるのだ。
神話やおとぎ話は、まったくの作り話と考えている人がいるかもしれないが、とんでもない。
たいていは、霊感の鋭い人が、そういう様子を実際に見ていて、それを人に伝えたり書きとめたり、または無意識のうちに創作したりしているのだ。
この世は、俗に「現し世」ともいわれるが、神霊世界のさまざまな出来事が、地上でそのとおりに展開されるので、そう呼ばれているにすぎない。
その意味で、サンタクロース伝説は、タイロス神をそのまま地上に映し出したもの、といえるだろう。
空飛ぶトナカイのそりに乗り、背中の袋には、子どもたちあてのプレゼントがいっぱい入っている。白いヒゲに、白い髪いや違う。髪が違う。
赤い帽子をかぶっているのでごまかされているが、ホントは、ハゲているのだ。そう、サンタクロース=タイロス神は頭に毛がないおじいちゃんなのだ。
夢でサンタクロースが現れたら、一度尋ねてみるといい。「帽子を取ってみてください」と。
おそらく、恥ずかしそうな表情をしながら、ピカピカ光る頭を見せてくれるだろう。すごく親切な神様だから、「コイツめ」などと怒ったりはしない。安心して質問するがいい。
サンタクロースは、靴下にプレゼントを詰めてくれる。タイロス神もちゃーんと、プレゼントを入れてくれる。ただし、残念ながら、それはオモチャや甘いお菓子ではない。
「人生の方向性と足もとをしっかり固めて、自信を持って歩きなさい」というタイロス神の“願い”が、プレゼントとして入っている。
「なんだ、ものじゃないのか」と嘆くなかれ。相手が自分になにを願っているか、ということを知るのはとても大切なのだ。
というのは、こちらから一方的に、「ウンテントーボーエータート」とパワーコールするばかりでは、神霊界もウンザリしてしまうに違いないからだ。
「神霊界が自分に願っていることがよくわかりました。願いをかなえられるような人間になりますから、力を与えてください。ウンテントーホーエータート!」
こう唱えれば、タイロス神は大喜びするだろう。
「そうか。じゃあ、前世の悪因縁を最小限にして、運勢を一〇〇倍パワーアップしてやろう」ということになる。
神霊界と交流を深めるコツも、実はここにある。ギブ・アンド・テイクではないが、お互いの願いを知り、共に幸せを目指して頑張ることが重要なのだ。
ここまで書き進めてきたら、タイロス神から、「ついでだから、もうひとつ、みんなにプレゼントしたい」と交信があった。はいはい、わかりました。
「よく勉強し、社会と人々のために役立つ、立派な人間になるように」
これが、スペシャルプレゼント。神霊界すべての願いが、これだという。
なお、北極星に向けて祈るのは、毎月十五日ごろ(正式には旧暦の月初め)がいい。この日に折れば、より一層願いが届く。
パワーコールで神霊界と仲よくなろう
高次元神霊界が存在する外宇宙は、気が遠くなるほどの距離にある。何千光年、何万光年というのもザラ、島宇宙の外にある銀河、アンドロメダ星雲などはなんと数百万光年以上のかなたに存在している。
三次元的な発想では、距離はそのまま時間の長さになるので、肉体を持ったまま人間が旅することは不可能に近い広さになる。
ところが、四次元、五次元、さらに進んで六、七次元になると時空の大きさには関係なく、好きなとき、好きな場所へ行くことができる。
タイロス神や他の神々は高次元で生活しているので、住所が北極星であろうが、アンドロメダ星雲であろうが、地球へ来たいときにはいつでも来られるようになっている。
しかし、用もないのに夢遊病者のようにフラフラ来ることはない。なにか、しっかりとした目的があれば、すぐに来てくれる。
ということは、こちらでなんかの用事を作ってしまえば、必然的に用事のある場所へ現れることになる。
パワーコールで「来てください」と、唱えるのも方法だが、これはあくまでも「お願いします」とこちらが頭を下げる立場でしかない。
「彼のところへ行ってみたいな。なにやってるんだろう」と神霊に思い込ませるには、先ほども言ったように、神霊界の願いを先取りして、それを実践することなのだ。これが一番効果がある。
とにかく、自分の生きる姿勢、目標をピシッと立て、神霊が思わず身を乗り出してしまうような生き方をすることだ。
そして世のため人のために尽くそうと志を持てば、神霊界霊界がこぞって、その人間を応援するようになる。これが神霊世界の法則なのだ。
少々、堅苦しい話になったが、神霊界がどのように動くのか、そのプロセス、法則を知るとパワーコールも一層確信できるようになるものだ。
本当はタイロス神をはじめ、神々たちは地球の人たちと仲よくしたいと思っているのだが、地球人が私利私欲に走り、心を閉ざしているので、神々の声が聞こえなくなってしまっている。
要は、心の持ち方次第で、神々と友だちになれるのだ。そうすれば、運勢は大向上する。
金しばりにも効く北極星パワー
北極星から来た、もうひとつのパワーコールを紹介しよう。
パワーコール、四番手は、金しばりに絶大な効果を示す。
「ホンボラ ソモビル フルフルフル」
これは覚えやすい。しかも、誰もが一度や二度は経験した、あの金しばりに効果がある。
今夜からでもさっそく、パワーコールして、金しばり霊を追い出してしまおう。やり方はすごく簡単。「ホンボラソモビルフルフルフル」を連続して唱える。
三六回ほど唱えればいいのだが、あまり数にこだわる必要はない。天空にキラキラと輝く北極星とタイロス神をイメージして、パワーコールすればよい。
神霊的にこの様子を眺めると、口から出た言葉(言霊という)が、悪霊を祓う神秘なウズとなって広がり、守護霊が合体して、体にまとわりついている小悪魔どもを蹴散らしているのがわかる。
「オイ!そこの小悪魔。こんなところでウロウロするんじゃない。安眠妨害をすると「承知しないぞ」と守護霊軍団。
「ヒューッ。すみません。今回はどうぞご勘弁を」と小悪魔たち。
そうしてしばりで人を苦しめていた小悪魔軍団は、恐れをなして逃げていく。パワーコールして、早い人だとものの数秒で、金しばりがはずれる。
ただし、このパワーコールも他と同様、確信して唱えないと効果がない。
小悪魔たちはこう言うだろう。
「守護霊さんたちよ、そんなこと言ったって、本人が本当に効くのかなあ”とあんたたちのことを疑っていますよ。
金しばりで具体的に体を動けなくさせている俺たちのほうを、この人間はどうも信じているみたいだ。
守護霊さんの気持ちもわかるが、軍配は どうやら俺たちに上がってるようだ。悪いが、この人間、俺たちに預からせてもらうぜ」
本人はその間中、「ウーン、ウーン」と冷や汗をたらしながら、苦しむことになる。
したがって、この「ホンボラソモビルフルフルフル」のパワーコールを唱える場合は、念力を強くして「必ず悪霊たちは出ていく」と自分自身の心に言い聞かせる必要がある。
中途半端な気持ちでやると、ひどい目に遭う危険が生じるからだ。
『北斗の拳』のケンシロウは北極星パワー
悪をくじき、愛と正義に生きるマンガ「北斗の拳」の主人公・ケンシロウ。肉体的パワーもすごいが、それより精神的な力も絶大、悪漢どもを次々と倒していく。
マンガの原作者も、そのマンガを見る人も気がついてはいないだろうが、ケンシロウのパワーは、北極星パワーを象徴したものなのだ。
人間が無惨に殺されていくのは、さすがにマンガの世界ならではだが、強い信念が恐るべきパワーを発揮する様は、まさに北極星パワーそのものだ。
おもしろいのは、悪いほうの親玉も、非常に強い信念を持っていて、結局最後には肉体的強さよりも精神的な力、念力の差によって勝負がついてしまう点だろう。
勝負の運も、危機を脱する天祐も、実は北極星が司っているのである。
両者とも「俺が最も強い」と強く確信しているが、ケンシロウは愛と正義のために、その強さを利用しようとするのに対して、悪玉は私利私欲のために力を使おうとしている。
確信する力と肉体的力が同じでも、勝利はケンシロウのものとなる。その理由は、北極星パワーが、ケンシロウに味方するからだ。
「ホンボラ ソモビル フルフルフル」と心の中で(もちろん口に出すのがベスト)パワーコールし、「必ず勝つんだ。悪魔の誘惑になんか負けないゾ!」と確信して、自分でもう心構えを持てば、本当にケンシロウのようになれるのだ。
『スター・ウォーズ』も北極星パワーを暗示
大ヒットした映画『スター・ウォーズ」シリーズでも、北極星パワーは大活躍した。主人公のルークが悪の化身・ダースベーダーと闘うために身につけた「フォース」は、なんと念力だった。
「確信すること」が、念力を磨く方法とされ、ダースベーダーも、強力なフォースを保有する元宇宙戦士の一人、というのが映画のストーリーだ。
最後はフォースとフォース、つまり念力同士の闘いが展開された。このあたりは、映画に詳しい読者のほうが、よくご存じだろう。
不思議に思うのは、超近代兵器が山ほどあり、惑星もこっぱみじんに吹き飛ばしてしまうパワー製造の技術がありながら、最後の闘いは、念力で行われるという点だ。
「ルークよ、フォースを確信せよ」
主人公に闘う術を伝授したケノービ老人は言うが、近代兵器に慣れているルークは、それがなかなか信じられない。「まさか、そんなこと」というわけである。
このルークは、ちょうど今の時代に生きる私たちと同じような立場だ。「まさか、神霊界からパワーが来るなんて」
人間がロケットで月に行き、飛行機に乗れば二四時間以内で、地球上どこへでも行ける。そういう科学の時代に、念力や神霊パワーなんてナンセンス、というわけだ。
確かにそういわれてみれば、そんな面もある。しかし、人間にはまだまだ開発されていない能力がたくさん秘められている。その可能性を信じればこそ、人間の能力は向上するのだ。
昔から、この世は神霊世界の「現世」だといわれているが、「北斗の拳」や「スター・ウォーズ」は、実にうまく北極星神界のパワーを表現している。ほとほと感心するばかりだ。
北極星のタイロス神も、地球のみんなに向かってスター・ウォーズのケノービ老人のように叫んでいる。「北極星パワーを確信せよ。神界と霊界のパワーを信ぜよ」と。
パワーコールを唱え、確信して、念力を強くする。そして、精一杯努力しながら毎日生活すれば、ケンシロウやルークになれる。それと同時に、運勢も爆発的に向上するだろう。
「センテン ナム フルホビル」は、北極星のタイロス神の使者を呼ぶパワーコール。
「ウンテン トーボー エータート」は、北極星神界の除災招福パワーを呼び込むパワコール。「ホンボラ ソモビル フルフルフル」は、ケンシロウのように魔を祓う大パワー。この三つでしっかり幸運を呼び込もう。
