昭和五十三年 神戸神業 (四)

病は気からと謂うけれど、
気の病程恐きものなし。
何故なれば、黒が白、白が黒に見えてくるからである。

適当にやれば結果は杜撰ずさんなり。
真剣不乱な日々に幸あり。

良くここまでやれたものだと思うほど、
自分を練り上げる人たれ。

感謝のこころがあるならば、一歩自分を進めよ。
いつも厳しくつつしみて、
あかきまことの夢を食め。

叱られているうちが花。

甘えているうちが両親のある証し。
人に甘えず、神に甘える。
神を父と見、母と見るべし。

みろくの世とはもうすでにあり。
ひとつひとつが三千年の仕組のまなかなり。
ゆめゆめあなどらず、足元を見られよ。
よくくたびれるのは、神力が備わっていないからなり。

喜んでばかりいると鏡がくもる。

敵は本能寺にあり。本能を越えよ。
心は常に自分を忘れる工夫。
目は美しく、やさしくする工夫。
夢もち現実から離れてたくましくする工夫。

善悪正邪をそのままにしておく人が、
事なかれ主義の人である。