昭和五十三年 神戸神業 (十)

資金計画をして神業を企てると失敗する。
神業を企てて資金繰りをすると神徳とみに栄ゆなり。
人知が先か神慮が先か。
想念界の順序を違えると、
出ずる神徳も消えてしまうなり。
金にとらわれなくなると、
人の命は長くなり、
心はのびのびとする。

とらわれの人の悲しきは、金があれば油断するし、
なければ心がすさぶことなり。

何ごとがあっても動じない心が、神の御使いにはいる。
神試しは金試しなり。

極貧の中で神を行じ、思想を練った時は去り、
財を生かし富を運用し、
磨けた心の貴族としてある神の使いこそ、
みろくの世の天使なり。

みろくの世の修業は、悲壮感がない代わりに、
自分を清く高め、豊かに治らすみちごころがなくば、
それ相応の次元に止まるものなり。

それがすべての人の自由意志に委ねられている。
このあり方こそがみろくの世なり。
心のままにあらわるる姿と生活。

水晶の世とは、
決して完全無欠な人の集まりのことではなく、
そのままが、表に現れ、
ごまかしが利かない世のことである。
これが◎の神の理想であり、
人に強制されなくとも、自分で自分の姿が写るので善を行い、
進歩をしようという心になるのである。

なにごともおのれでつくるあがなひの
もとはおもいのくもりなりけり

そびえるふじのやまよりきよらけく
いわおのごとくうごかざるべし

ぐずぐず不足が出たり、愚痴っぽくなるのは、
今なすべきことがらに
懸命に身も心も励んでいないからである。

天真爛漫で屈託なく、けろっとしているのがよい。
人集まり、富集まり、夢広がればなり。

天気予報をあまり気にせず行けるだけ行く 梅雨の頃。