一厘を求める人には
無心で愛をむけよ
一厘足らぬをわからぬ人には
自ら悟らせよ、真心の言葉で
一厘をくずそうとする奴は
問答無用で雷落とせ
天のさばきは地震や噴火によるのであり
人類は天地の恩恵によって
生かされていることを知らねば
大火の刑に処せられるなり
天真爛漫な人は世界の宝である。
その気持ちが
天を楽しみ喜びとしているからである。
むつかしい顔をしていると
むつかしいことがやってきて
簡単なことがわからなくなる。
人と神が一つであらば天真爛漫であり
ひとつひとつが生き生きとしている。
日本の魂はこれをもって徳とし、
人を化する働きをもつなり。
太平の世とは大和の心の花咲く世であり、
神のことを喜び楽しむ世である。
それが足らぬ故
今までの競いやけんかがあったのである。
あらそいのなくなる世とは、
楽天のむねのぼたんをあけ放つ世なり。
人も神も天真爛漫のものがより本物である。
神も人もすばらしいものがむつかしいものや、
あたまをひねる困難なものでないことを
知ったのが悟りである。
あんまは安間なり
しずかな心でを想い、
自分の手はなく神の手が、
病める人のくもきりを空ある日光月光が、
あるいはあつく、あるいはやわく
いやすを心にえがきつつ、
やめるところに愛遣れば
まなてはたまよりいで光る。
光の波は天の川、
あつめてみたまにてりてりて、
どとうの如く汚濁去り
ゆきより清く玉よりまるく、
人のまなこは蘇る。
しらずしらずに消ゆるかな、
その胸にある雲霧は。
