よく分かる霊界常識(Vol.4)

≪10≫ 霊・霊界・後光について

● 霊魂について人と動物の違いは?

パートナー:霊魂について基礎知識を教えていただきたいと思います。先生、霊魂はどのようにして生まれるのでしょうか。また、それは一度生まれると永遠に不滅のものなのでしょうか?

深見:まず霊体と霊魂は違うということを知ってください。

動物はもちろん、鳥や魚、さらに樹木に至るまで、すべての生き物に霊(霊体)は存在しますが、この霊に魂を宿すというのは、神なるものが宿るという意味になるのです。

したがって霊魂とは、霊と魂が合体したものを言い、姿形は人間であっても、魂のない霊だけの人もいるのです。

また、霊と魂と両方合わせて「魂魄」と呼ぶ場合もあります。魂は、その神なるものの高貴な世界で、魄は生命保持を司る肉体物質の世界です。

したがって魂が魄に打ち勝てば人間らしい高貴な霊魂となり、魄が勝てば動物的な人間になってしまいます。

高貴な霊魂は、死後素晴らしい霊界や天国に行けますが、動物的な人間になると、人間でありながら人間の姿を取ることができず、動物と同じような霊になってしまうのです。

● 高い霊界にある人と低い霊界にある人

パートナー:高い霊界にある人と、低い霊界の人とでは、何がどう違うのでしょうか。また前世の霊魂は、現世に受け継ぐことができるのでしょうか?

深見:魂が魄に勝っている人は、次の三つのポイントが磨かれています。一つは信仰心、二つ目は学問を探求する心、三つ目は芸術の心です。

神への信仰心、芸術的な鑑賞力、そして学問を理解する能力というものはそれぞれ魂に残っており――ここが動物と人間の違うところですが――これら三つを合わせ持つところに意味があるのです。

ただし三つを合わせ持つとは言っても、信仰心も、芸術的な鑑賞力も、学問を探究する心も、それぞれが独立しているのではなく、融合し合って存在しています。

しかもこの三つは、死後、霊界へ持って行くことができます。だから高い霊界に上がった人は、そこで学問をし、芸術をし、神様のことを聞いたり勉強したりしています。

反対に低い霊界へ行かされる人は、この三つの要素を持っていないのです。

人間である限り、この三つの要素は霊界に持って行けますし、霊魂が生まれ変わって現世に出て来るときにはそれらの要素が生まれながらの才能になるわけです。

霊魂は不滅で、何度も何度も生まれ変わって受け継がれるのです。

● 死後さまよう霊は、なぜフラフラしているのですか?

パートナー:人は誰でもいつかはこの世を去らなければならないわけですが、中には死んでから霊としてさまよう人もいます。これは何かわけがあるのでしょうか?

深見:もちろん、ハッキリしたわけがあります。霊としてさまよう人は、自分は死んだという自覚がないのです。

たとえば自動車にハネられて死んだ場合でも、「あれ?何かにぶつかりそうだったけど、どうなっちゃったのかな?」と思うだけで、自分が”死んだ”ということを自覚しない。

そして自覚のないまま霊となって、二年でも三年でもこの世に残っているのです。人の声は聞こえるし、姿も見えますが、し
かし、それにしては何となくヘンだな、という気持ちも一方でありますから、「うーん、おかしいな、死んだのかな?いや、そんなことはないさ」と勝手に納得して、また目をつぶる――こういう人がいるのです。

死後、迷うことなく霊界に上がるには、「人間は死ぬと霊界に行って、この世と同じような人生を送るのだ」と思って死ぬことです。そうすれば、スッと霊界に上がれるのです。

死んだということの自覚の有無――これが、霊としてさまようか否かの分かれ目になるのです。

ちなみに、さまよっている霊に死を納得させるには、きちんと口で説明してあげればよいのです。

● イヤなものを見たり聞いたりしたとき、それを忘れる〝二つの方法”

Q 僕は大学を目指す浪人生ですが、先日電車の飛び込み自殺を見てしまいました。それ以来、現場の様子が頭にこびりついて、勉強がはかどりません。何とか気持ちを鎮める方法はないでしょうか?(大阪府匿名希望の予備校生/男)

深見:二つの方法をお勧めします。一つは呪文を唱える方法です。嫌なものを見たり聞いたり言ったりしたときに、これをスーッと消す呪文があるのです。

それは、「光明真言」という呪文で、「オンアボキャベイロシャノウマカボダラマニハンドマジンバラハラバリタヤ」と三十回、四十回と繰り返して唱えているうちに、嫌な記憶はスッと消えていきます。

手っ取り早い方法ですが、呪文ですから人前では声に出して唱えにくい場合があります。

そんなときは、もう一つの方法があります。それは、眉間(眉毛と眉毛の間)に印堂と言う雑念妄想・妄像消しのツボがあるのですが、そのツボに意識を集中して、「ないないないないないない、そんなものはないないない……」と言い聞かせるのです。一、二秒で、嫌なシーンがスッと消えます。

<用語解説>
①呪文… 唱えることで神秘的効果のある文言。西洋では「アーメン」がもっとも一般的な魔除の呪文だが、呪い、魔よけ、治療、願いごとなど様々なケースに応じて多くの呪文が存在する。

● 後光について(色で見るその人の才能、個性について)

Q 後光が射すという言葉があって、ヨーロッパの宗教画のキリストの頭上に光の輪が描かれたりしていますが、本当にそんな事があるのでしょうか?(大阪市阿倍野区 K・T、二十一歳/女)

深見:光の輪はキリストだけでなく、仏像のまわりにもありますが、後光が射すのは、霊的ランクで言えば「上の下」くらいからです。真ん中以下の人に後光が射すことはありません。

「地獄霊に後光が射す」などということは絶対になく、低い霊界は真っ暗です。

「後光」は霊に対して使う言葉で、一般の人の場合はオーラと言います。オーラの光は、霊体と肉体がぶつかり合って、中にある霊体が輝いているのです。

人生に前向きで、人間として魅力的で、しかも強い念を持っている人は、体中から霊体の光(オーラ)が発しているのです。

しかし、これが後光という霊的なものになると、大きく三つの種類に分かれます。

まず第一番目は、霊の持つ想念の波動による光です。

霊的ランクで言えば「上の下」くらいからの霊が持っているもので、たとえば情熱的な人は真っ赤ですし、学問のある人は黄色、心の悩みや葛藤を越えて信仰を獲得した人は紫というように、本人の想念や、いつも抱いている想いの波動が色のついた後光となって発しているのです。

ちなみに最上ランクの人の後光は、白金色です。真っ白い中に黄金色が上品に輝いて、これぞ光り輝く後光です。

次に第二番目として、背後霊が輝く光となっていることがあります。こういう人は、非常に霊格の高い人が背後霊として守護している場合が多く、背後霊の輝きが後光となって光っているのです。

第三番目は、後光が射すというよりも、どことなく顔の輝きが違うという人のケースです。

こういう人は、生まれたときに神様に徳分をいただいているのです。このタイプの人は、私が会った中では、たとえば横尾忠則さんなんかがそうです。

顔に何とも言えないような光があるのですが、それは背後霊の輝きではなく、生まれながらに徳分を授かった人の持つ輝きなのです。

以上の三種類が、後光と言われるものの正体であり、本質なのです。

<用語解説>
①想念… 想念とは”想い”である。想念は人間だけでなく動植物のすべてに存在する。

●お守りが複数になると、神様同士が争わないのでしょうか?

Q 知人などからいただいたりして、お守りが複数になることがありますが、お守り同士の相性が悪いということはないのでしょうか。(岐阜市 Y.Y/女)

深見:なるほど。たとえば、男女が「一緒になる」というお守りと、「別れる」というお守りの両方を持っていた場合、どうなるか、ですね。

違います。

まず、お守りとは何かと言えば、人を幸せにするために神様が御守護してくださるものです。だから「お守り」と呼ぶわけですから、お守り同士で相性が悪いといったことはありません。

ならば、相反するお守りたとえば「静かになる」というお守りと「積極的になる」というお守り、あるいは「早く別れる」というお守りと「すぐ一緒になる」というお守りを併せ持っていた場合はどうなるか。

力の強いほうのお守りが勝つ?

お守り同士がケンカするのではなく、その人にふさわしい作用のものが出てくるのです。別れたほうがよいと神様が判断なされば別れるでしょうし、逆であれば一緒になるというわけです。

よく「神様同士は仲が悪いんですか」とか「ケンカしないんですか」といった質問を受けますが、御神霊というものは〝和を以て尊しとなす〟で、高級霊になってくると、争うとかいがみ合うということはまずありません。

和と謙譲と平和と愛で満ちているのです。

ただし、同じお守りでも例外があるので注意してください。それは、動物霊を神様の御本体としてお祀りしている神社のお守りです。

お守りに動物霊の分魂が宿っているわけですが、非常にプライドが高く自尊心が強いので、お守りの霊同士が葛藤したり、戦ったりいがみ合ったりしてマイナス作用を及ぼすことがあります。じゅうぶん注意してください。

なお、お守りは、何年も放置しておくと邪気が入ってきますので、一、二年たったら新しいものに替えてください。そのほうがすがすがしくて気持ちがいいと思います。

<用語解説>
①邪気… 神気を害する悪い霊気。

≪11≫ 現実的恋愛アドバイス

● 浮気っぽい男性とヨリを戻したが、今後、大丈夫か…

Q 二年前、彼と別れました。他に好きな女性ができたことが原因でした。その後、彼は何人もの女性と噂がありましたが、今年になって私とヨリを戻しました。

しかし、前の女性たちと完全に切れていないようなのです。このまま彼と交際を続け、結婚をしてもよいのでしょうか、それともきっぱり別れてしまったほうがよいのでしょうか。一緒にいるときは本当にやさしい男性です。(兵庫県小野市匿名希望、二十一歳/女)

深見:「やさしい」という言葉は、とても語感がよく、しかも善なるものと思われています。要するに誉め言葉なわけですが、これは大きな誤解です。「やさしい人」とは、情が濃く、知性・教養という意志力で感情が抑制できない人のことを言うのです。

男性も女性も、やさしい人というのは、「あの人、ちょっと素敵だな」と思ったら、そのままフラフラとのめり込んでしまうのです。そして、「やさしい」と言われるタイプは、結婚してもたえず浮気問題を起こします。家にも帰って来ないし、不幸が予想されます。

これに対して、意志も強く、教養と知性もあって、自分の感情をきちんとコントロールできる人は違います。

ちょっとしたキッカケで、フラフラと異性にのめり込むことはもちろんありませんし、実際、交際していても、「結婚相手は本当にこの人なんだろうか?他にいるかも知れない」と自問し、その答を求めて他の女性といろいろ交際したりします。これは浮気ではなく、それだけ結婚に対して真剣であるということなのです。

そして、いろいろ他の女性と交際したけれども、「やはりこの人しかいない」と確信してヨリを戻してきたときは、素直に愛を受け入れて結婚するのがいいでしょう。

結婚しても、妻の座を大切にしてくれますし、何か不測の事態が起こっても、自分の責任で処理をして、家庭生活にヒビが入らないようにちゃんと考えてくれます。

したがって、この相談に対する解答は、彼の教養、知性、そして意志の力があるかないか客観的に判断したうえで、「ある」となれば、結婚に踏み切ってもいいと思います。

● 大好きな男性に恋心を打ち明けたら、それ以来、気まずくなって……。

Q 私には同じクラスに大好きな男の子がいます。彼のやさしさや、ものごとに対する真剣さにひかれ、三カ月前、「つき合ってください」と打ち明けました。

しかし、「そんな気はな「い」と断られてしまいました。それ以来、顔を会わせても言葉すら交わさなくなりました。私の彼に対する気持ちは変わりません。今後、どうしたらよいでしょうか。(兵庫県西宮市 A・T、高校一年/女)

深見:どんな男性でも、女性に好意を打ち明けられて悪い気はしないものです。一見、よそよそしくはしていますが、内心は嬉しいのです。

ただし熱烈な恋〟で迫ったのでは、相手が暑苦しく感じますので、良心的な思いやりと、良心的な愛情をもってアタックすることが大切です。

バレンタインデーや誕生日など節々にプレゼントをしておいて、じっとチャンスを待つのがいいでしょう。

ここで言うチャンスとは、まず第一に相手の男性の失恋、第二、第三が入院と失敗です。失恋や病気、失敗などで彼が気弱になったときを千載一遇のチャンスと見て、普段から継続している良心的な思いやりと愛情を前面に押し出していくと、彼は必ず聞いてくれます。

なぜなら、これは男性の心理だからです。あきらめないで、節々にプレゼントをして、粘り強くチャンスを待ってください。チャンスはきっと訪れるはずです。

● 好きな男性が全然いない。なぜでしょうか?!(うまくいく結婚のポイントとは)

Q 私の悩みを聞いてください。いま二十五歳です。男性が嫌いというわけではないのですが、いい人だと思うことはあっても、とりわけ好きにはならないのです。このまま結婚せずに一生終えてしまうのでしょうか。(大阪府堺市 M・T/女)

深見 :M・Tさんの前世は、男性ですね。だから”同性〟である男性に対して、恋愛感情といったレベルでは夢中になれないのです。こういうタイプは多いので、別に気にすることはありません。

ちなみに前世が男性で、今世に女性として生まれてきた人は、肉体的には女性であっても、中身は男性なのです。

前世では男性として、仕事や使命に生きてきましたから、今世に女性として生まれてきても、男性を見る尺度が女性とは異なるのです。

恋心を抱いて燃えるより先に、男性の立場とか人格、振る舞いなどを理解してしまうのです。これでは、熱烈な恋愛は難しいですね。

もっともMTさんの場合は、たぶん二十五歳くらいになったら、親戚縁者やご両親がお見合いを勧め、ご自分もそれを承諾するはずです。

そして趣味や特技、家庭環境が似た者同士であれば、成功率は統計的にみて九割。いい結婚ができるはずです。

恋愛偏重の時代ですが、お見合い結婚だから悪いわけではありませんし、恋愛結婚だからといっていいわけでもありません。

いや、むしろ恋愛結婚のほうが早く破局を迎えるケースが多いのです。

ただ感情に走るのではなく、きちんと生活設計を立て、尊敬できる人はこうだという目安を立て、それにそって結婚をすれば、幸せな家庭を築くことができると思います。どうか、勇気と自信を持ってください。

● モテるようになる絶対法!

パートナー:悩み相談で一番多いのは、やはり恋愛問題です。女性の場合は、「どうしたら男性と交際できるようになるでしょうか」という質問が多いのですが。

深見:恋愛の悩みは女性だけではありません。男性である私も、中学・高校時代は、どうすれば女性とおつき合いできるのだろうかと真剣に悩んだものです。

さて、こうした悩みを持っている人を観察すると、環境が大きく影響していることがわかります。

たとえば、男性であるお父さんといつも楽しく会話が弾み、仲良くしている女性は、男友達といつも仲良くしています。仲良くしているうちに、自然と恋愛関係に入っていくわけですね。

ところが、お父さんがいなかったり、厳しかったり、もの静かだったり、理科系のお父さんでいつも研究に没頭しているという家庭環境では、父娘の会話は乏しく、もっぱらお母さんと話をすることになります。

こういう女性は、女友達とはうまくいくけれども、男性に対しては敷居が高いのです。

以上のことから、男性と楽しくおつき合いしていくには、会話が重要になってくることがおわかりいただけると思います。

お父さん、お兄さんを実験材料として会話の訓練をするのです。そうすることによって、男性の中にスッとうまく溶け込んでいくことができるようになります。

それからもう一つ、こういう悩みごとを相談する人で、一番深刻なケースは、女子中・女子高女子大と一貫して女子制の学校を出ている人です。

文化祭や体育祭で、他校の男性と一緒に作業をした経験があれば別ですが、女性だけの環境で育った人は、男性に対して過度に期待や夢を抱いてしまうのです。

「こんな素晴らしい女性が、よくもまあこんな男と結婚したものだ」といったカップルの場合は、ほとんどがこのタイプで、結婚した理由を訊ねてみると、

「最初におつき合いした人だったから、いいと思って………」と異口同音に語ります。

男性のいない環境で純粋培養された女性は、男性に対して過度の期待をするか、過度に敬遠するかのどっちかのケースが多いです。

過度に期待して結婚した女性は、現実とのギャップにガッカリして、結婚生活は破綻します。逆に過度に敬遠する女性は、相手の男性が本当はいい人であるにもかかわらず、「あの人はイヤらしい」と敬遠してしまう。

このように、環境が大いに影響するのです。

さて結論として、どういったタイプの女性が男性とうまく交際できているかを、男性の立場で言うと、①明るく、②あたたかく、③ほっそりとしてスマート――ということになります。陸上部の女の子なんか、よくモテているはずです。反対に、暗くて冷たい女の子はあまり男性とおつき合いがない場合が多いのです。

明るく、あたたかく、スマートというのは、性格面もありますけれども、ポイントは会話です。

それほど美人でなくても、ちょっぴり太り気味でも、会話がとても明るく、表情が豊かであたたか味を感じれば、男性も心地よくて、「こんな女性といつも暮らせたらいいなあ」

「こんな女性とおつき合いできたらいいな」と思うのです。

性格は明るくても、相手の気持ちを逆撫でするようなことばかり言う女性は、当然ながら敬遠されます。

表情がいつも生き生きとして、会話がいつも弾んでいて、エネルギッシュで、しかも性格はあたたかい。こんな女性こそ、男性の憧れの的なのです。

パートナー:鏡を見て笑顔の研究もしたほうがいいかもしれませんね。

深見:「明るくて、あたかかくて、イーナ、イーナ」という性格をイメージさせるような顔づくりですね。

もちろん、お化粧技術で明るさを表現してもいいし、洋服も、明るくてあたたか味のある色は男性の心を捕らえます。

さあ、みなさん、「断っても、断っても、また今日もプロポーズされて困っちゃう」という悩みごとを、青春の思い出の一ページとして日記に書いてみたいと思いませんか?明るく、あたたかく、スマートに――。モテモテの秘訣はこの三つなのです。

● 高校時代に二十歳以上年上の、妻子ある男性の先生を好きになってしまい、いまも忘れられない……。

Q 私は高校生のとき、二十歳近くも年が離れている、妻子ある先生を好きになってしまいました。いまでも先生のことが忘れられません。将来、この人以上に好きになれる男性は現れるのでしょうか?結婚はどうなるのでしょうか?(岐阜県匿名希望、二十歳/女)

深見:だいじょうぶ、現れます。それよりも妻子ある先生のことが忘れられないということのほうが心配です。

なぜなら妻子ある男性というのは、女性に関しては、酸いも甘いも経験していますから、孔雀の雄が雌の前で最高に美しく羽を広げて見せるように、外に対しては魅力的にふる舞う術を知っているのです。

しかし、いざ奥さんと離婚し、結婚して生活を共にしてみると、男性はいつまでも孔雀の羽根を広げているわけにもいきません。

素敵に見えた男性も次第に色あせ、やがてごく平凡な男性になってしまい、「こんなはずじゃなかった」と、女性はガッカリすることになります。どんなにその先生が魅力的に見えていても、そういうことを考え、冷静に見ることが大切です。

女性に恋心があり、相手の男性がうんと年上ということは、それだけ女性に対する扱いがうまいということです。

「君はきれいだね」と耳もとで甘くささやくテクニックも知っていれば、一流ホテルのレストランで食事をご馳走する経済力もあります。

そういう面では、若い男性はとても太刀打ちできませんし、女性は同世代の男性にものたりなさを覚えるでしょう。

だから、妻子ある年上の男性を好きになった過程には、人物像だけでなく、そういった場面があったはずです。

が、しかし、この先生だって若いときがあったのです。そのときは、同世代の女性はものたりなさを覚えたはずです。

男女の仲はそういうものだということをきちんと考えた上で、結婚問題は考える必要があるのです。単にその先生が好きか嫌いかだけで自分の人生を考えていくと、後悔することになります。

ハッキリ言えば、質問者の匿名希望さんは、先生が忘れられないなどと甘ったれたことをおっしゃっていますが、そんな関係が続いていかないよう努力すべきなのです。

● いろいろ懸賞に当たる運の強い私は、運を使い果たしてしまうのでは?

Q 実は、僕はとても運が強く、懸賞等に応募すると必ず当たるのです。今までに五十個以上賞品をもらっています。

運が強いのは嬉しいんですが、問題は、運がなくならないかです。いま運をつかい過ぎてしまい、大人になったら不運になるということはないんでしょうか。(愛知県海部郡 H.Y. 十六歳/男)

深見:お金と同様、運もつかい過ぎたらなくなってしまいます。ただし、お金のつかい方に”死に金”と”生き金”があるように、運にも”死に運〟と〝生き運〟とがあり、つかい方次第で無くなりもすれば増えもするのです。

死に運〟とはつかえば無くなってしまうようなものにつかうことです。たとえば相談者 HYクンのように懸賞につかってしまう場合です。

賞品が当たっても、それは消費すれば終わりです。賞品が増えるぶんだけ、実は運はどんどん無くなってしまっていることに気がつかない。運の浪費ですね。

これに対して”生き運〟は、つかった運を活用して、さらに大きな運に育てるというつかい方です。

お金に置き換えて言えば、定期預金にして、増えた金利をさらに預金に足して増やしていくという方法です。

では、運を増やすためには、何につかうのがいいか?

それは徳分を積むことにつかうことです。

人のためによかれと思うことにつかうと、それが徳分となり、徳分を積み立てることによって人生の後半や来世において、利子による優雅で幸せな生活を送ることができるのです。

運も、お金のつかい方と同じなのです。

一般的に、運は人によってめぐってくる年代が違います。質問者のY君のように、若いころに運がめぐってくるものを初年運(早年運)と言います。

だいたい二十五歳ぐらいまでです。そして二十五歳から還暦のちょっと前までにめぐってくる運を中年運、晩年になるにしたがって運がよくなるのを晩年運と言います。

そして人は誰でも運の強弱はありますが初年運、中年運、晩年運のどれかに当てはまります。若い人で、自分は運が悪いと思っている人は中年運、中年で運がよくない人は晩年運、晩年になってなお運に恵まれない人は、来世に運が向いてくると思ってください。

そうすれば、日々の生活が絶えず前向きになるはずです。前向きになれば、少なくとも、いまよりは幸せになるはずです。

パートナー歴史に登場する英雄は、生まれつき強運の星を背負っているようですが。

深見:人間は、生まれたときに前世から引き継ぐ徳分の絶対量が決まっているのです。

初年運から晩年運まですべてがよかったという人は、生まれたときの徳分の絶対量が多いのです。

反対に、青年時代は華々しく活躍して将来を嘱望されながら、結局、大したことのない人とか、大器晩成型と言われながら未完で終わった人というのは、徳分の絶対量が少ないのです。

徳分の絶対量は、自分が前世でどれだけ人のために良いことをしたか、自分の御魂をいかに磨いたかによるので、いかんともしがたいものですが、それを引き継いだ今世において無駄につかってはいけません。

使い捨てなどもってのほかで、徳分は今世においても預金し、積み重ねていくことが大事です。

たとえば、若いころに武術や芸術に打ち込んで心身の鍛錬をすると勉強していい学校に入るとか、素敵な友人を持つとか、とにかく徳分を積み重ねるほうへ運をつかっていくと、たとえ本来は運のよくない時期においても、平均以上の幸せで楽しい人生が続くのです。

● 友人とトラブルばかり、なぜ?(誤解を解く法)

Q 最近、友達関係でトラブルばかり起きています。仲のよかった友達に嫌われたり、私のせいで悪い方へ悪い方へとことが進んでしまったり、私の言ったことがヘンに伝わったりと散々です。人の誤解を取り除くにはどうしたらよいでしょうか。(静岡県静岡市 K.Y. 十七歳/女)

深見:いろいろ原因があるでしょうが、やはり、ものの言い方に気をつけるべきでしょう。人の欠点を言ってはならないことはもちろん、断定的な表現は避けて、「……かもしれませんね」

「・・・・・・だと思います」と婉曲的な表現でやわらげておけば、たとえ誤解されてもたいして問題はないと思います。

ただし、ご質問にあるように、最近、突如としてそうなった場合は要注意です。お墓などで、変な霊がひょいと憑霊したときに起きる場合があるからです。

良い霊が憑くと、やることなすこと誤解の逆で、周囲はいいように、いいように受け取ってくれますが、悪い霊が憑くと、すべてが悪いように、悪いように受け取られてしまうのです。

したがって、ご質問のケースは、悪い霊が憑いた可能性が高いと言えます。

では、こういう場合はどう対処すればいいか。良い霊を吸収し、その力で悪い霊に勝てばいいわけです。

具体的には、近くの産土神社へお参りするといいです。一番のお勧めは、森があって、神主様がいて、すがすがしい感じがする神社です。

こういう神社にはご神霊がいて、非常に強力な神力を持っておりますので、場所を調べてお参りしてください。

「遠くの親戚よりも、近くの他人」と言いますが、遠くの良い神社よりも近くの産土様の方が、親身になって守護してくださるのです。

お参りの方法は、神前に手を合わせ、「私は最近、こういう事情があります。どうか誤解されないように、そして、みんなから喜んでもらえるようになりますように」と、神様の前ではっきりと口に出してお祈りしてください。

お参りの日数は、神社のお参りは昔から七日、十四日、二十一日と、七の倍数になっています。時間がない人は七日から初めてください。

そして十四日、二十一日というように日にちを切っていくと、神様もハッキリとした形でお力を出してくださいます。

もし変な霊が憑いていたなら、七日目か十四日目か二十一日目にスーッと心が晴れて、「なんだか知らないけれども、友達が好意的に自分の方へ向かってくれる」という状態になります。

これは、良い霊が自分の周辺にしっかりとついて、悪い霊を追っ払ってくれたからです。質問者のK・Yさんには、この方法をお勧めします。

● カッとなりやすい性格を直したい(一霊四魂とは)

Q 僕はすぐカッとなる性格で、ついついケンカをしてしまいます。一度頭に血が上ると見境がつかなくなり、気がつくと、友達を殴り飛ばしていたということが何度もあります。

後から人一倍後悔するのですが、そのときは文字通り後の祭りです。カッとなった気を鎮めるいい方法はないでしょうか。(岐阜県岐阜市 Y・Oさん、十八歳/男)

深見:いろいろ原因はあるのですが、それはひとまず置いて、まず解決策をお話ししましょう。手っ取り早いのは、カッときたときに、深呼吸をする習慣をつけることです。

「カッときたら深呼吸、カッときたら深呼吸・・・」と普段から自分に言い聞かせておくと、カッときた、そうだ深呼吸と条件反射になります

ただし注意すべきは、深呼吸は息を吐くことから始めてください。ご承知のようにラジオ体操の最後は深呼吸で終わりますが、このときのように息を大きく吸ってしまうと、また殴りたくなってしまうのです。

ためしに動作をやってみればわかりますが、人を殴るときは思い切り息を吸い込み、呼吸は止めているはずです。

だから最初にハァーと息を吐くのです。息を吐いたときは血圧も下がり、感情も鎮静化するので、そんなに腹は立たないものです。

最初に息を吐き、吐き切って気持ちが落ちついてから、深く息を吸い、何回か深呼吸をくり返すのがいいでしょう。気持ちが鎮まり、感情よりも知性の落ちつきが出てきます。

しかし感情は鎮まっても、腹を立てた内容と原因に対して沸々と怒りがこみ上げてきて許せないという場合もあります。

そのときは、怒りを鎮める手っ取り早い呪文があります。それは、「奇魂荒魂、鎮まりなさい」という呪文です。

人間の魂(霊)は、和魂・奇魂・幸魂・荒魂の四つの働きを持ちます。これを「一霊四魂」と神道では言うのですが、カーッと頭に血が昇るのは、奇魂と荒魂が関係します。

奇魂は発想と閃きですが、これが出すぎると神経が過敏になり、ヒステリックになってしまいます。

また、荒魂は勇気となって出てくるもので、勇敢な人物というのは荒魂が発達していますが、これも度が過ぎと蛮勇になり、暴力を振るいたくなってくるのです。

奇魂が度を越して出始めると、忍耐力が大事になってきます。奇魂によって忍耐力がうまく働けば荒魂はおさまりますが、神経が過敏になっていると忍耐力は働かず、荒魂が外へ出てきて蛮勇になってしまう。

すなわち、荒魂と奇魂の統制が取れていないことが、カーッとしてケンカにいたる原因になっているのです。

だから、「奇魂荒魂、鎮まりなさい」という呪文を唱え、息をゆっくり吐いてから深呼吸すれば、気持ちがスーッと鎮まってきて、「こんなことで腹を立てることもないや。相手には相手の言い分があるんだし」という余裕が出てくるのです。

<用語解説>
①一霊四魂… 四魂とは荒魂・和魂幸魂奇魂の四つのことで、神様から授けられた霊魂の働きを言う。荒魂とは「勇」であり、「勇猛」であって、これを裏返せば「隠忍自重」となる。

そして、人体では筋肉や肉体を総称するもの。和魂は「親」であり「和」であって、人体では内臓器官を意味し、幸魂は「愛情」であり「感情」であって、人体では精神、心となる。奇魂は「智」であり、四魂全体の統率をなし、「霊智、霊感、ひらめき」をつかさどっている。